私は最近陶芸をやっているので指が痛くなったら困るしどうかなぁと思ったのですが、娘にやらせたらきっと楽しいに違いないということで、付き添っていくことにしました。
じつは今までボルダリングがどんな感じなのかもよく知らずに出かけたのですが、これが思いがけずとてもワクワクするような雰囲気で面白かったのです。
施設はちょうどマンハッタン・ブリッジの真下にあって、下から登っている人を眺めていると何だか橋にぶら下がっているような感じ......ブルーに塗られた壁では同時に250人のクライマーが登ることが可能です。アウトドアのボルダリングは珍しいらしく、広さが7800SqFtあるこの場所は、クライミング用の屋外施設としては北米で最大なのだそう。
私はそれまで安全用のロープを付けて登るロッククライミングのイメージがあったのですが、ここはボルダリング用なので壁の高さはそれほど高くはなく、ロープ等は使わずに専用の靴を履いて登れるようになっていて、床には柔らかいゴムのような素材の破片がぎっしりと敷き詰められているので、途中で落ちてしまっても怪我はしないようにできています。
壁はレベルに合わせて設計されていて、初心者向けのものから、上級者向けの難易度の高いクリフもあるようです。そういえば子どもの頃に木登りをしたり、高い塀をよじ登っている時のワクワクした気持ちってちょっとこんな感じだったかな。これはハマる人の気持ちが分かるような気がしました。
このダンボという地区はこの施設の他にも、ギャラリーやいい感じのカフェ、本屋、マンハッタンを眺めながら乗れるメリーゴーランドもあったりしてとても面白い場所なので、また近々、今度はまた誰か友達も誘って行ってみようと思っています。
>>過去の「カヒミ カリィの Wherever I go」を読む
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