彼女「前回の色は気に入っているんだけど、暑いからカラーはもうちょっと明るめにしたいなぁ」
美容師「同じにもできるけど、変えたいなら、きっとピンク系も似合うと思いますよ」
彼「色のサンプルってありますか? 実際に染まっているものを見たい」
美容師「毛束のサンプルはないから、ヘアカタログでイメージをみてもらうしか......」
これ、彼女のカラーリングについて彼がサンプルまで見てチェックしたいというから、驚いた。
カラーが気になれば、もちろんスタイルにもこだわりがあるわけで。彼女が「もっとこうしたい」というと、彼が「こうなってほしい」から「こうしてほしい」との注文が延々と続いていました。
彼女の髪型について話し合いは20分ほど続き、「うーん、まず切ってみましょうか」と美容師さんの一声でなんとなく決着。いよいよ切るのかと思ったら、今度は彼の髪型について彼女が注文開始。「パーマのこのうねりをもっとこうしたい、ボリューム感が......」とまだまだ続くわけです。
こんなカップルがいるのかという驚きとともに、パートナーの髪型を自分好みに? もっとかわいく、かっこよくしたい! という熱意はすごいと感心。きっとあの調子なら納得いくまでやるはずなので、結局どうなったんだろう? 2人の仕上がりをみられなかったのがとても残念です。
あんなに真剣にパートナーの髪型について考えたことなんてないなと我が身を振り返り、もうちょっとお互いに踏み込んで考えてみたら? 今とは違う何か新しい関係が築けるのかもしれないなという発見がありました。
でも、「ほら、変わったんだよ」と無言のプレッシャーをかけて、髪型の変化に気づいてもらって、何か言わせる(褒めてほしい!)、そんなやり取りも楽しいと思うんだけどなぁ。機会があればパートナーを自分好みに? 作り上げてみるのも面白そうです。
image via shutterstock
(sumiko)
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