海外でイラストレーターやフォトグラファーとして活躍する女性が注目を集めています。大きなスタジオを構えず、ココロから美しくヘルシーになる作品やアイテムをつくり続ける、そんなア―ティストを2名ご紹介します。

ベジタリアン×アートを融合

ロンドン出身のイラストレーターClaudia Pearson(クローディア・ピアソン)。ブルックリンにスタジオを構えて20年以上が経ちます。

そんなクローディアの原点はベジタリアン。彼女の作品は、「ナチュラルでからだにいいもの」をコンセプトにつくられています。企業のロゴをはじめ、ELLEの表紙のイラストを担当したり、パリのデパートでフィーチャーされたり......。けれども、有名になった現在でもブルックリンのフリーマーケット「ブルックリン・フリー」でほぼ毎週オリジナルグッズを販売しているような気さくさも彼女の魅力です。

料理愛好家には絶対に見逃せないクロニクルブック。

ニューヨークの人気スポット、「ハイライン」 とのコラボアイテムは現地でゲットできるかも。

古典的な手法をリバイバル

フリーアナウンサーとしても活躍する、アーティストEna Ishii(石井江奈)。彼女の作品は「Precious one(大切なもの)」という想いがつまったものとなっています。昨年の11月に、ニューヨークのアートの原点であるSoho Photo Galleryのグループ展「11th Annual National Alternative Processes Competition」で日本人として初めて入賞しました。

受賞作品を前にしたEna Ishii(左)とギャラリーオーナー(右)

彼女が手掛ける写真は、8×10の大判カメラを使ったプラチナ・プリント作品。一枚ずつ印画紙を手作りし、現像に手間もコストもかかるため、いまでは貴重なプリント手法を取り入れています。

見るほどに、その繊細な美しさと独特の味わいが胸に響いてきます。

日本でも8月2日(火)~17日(水)に、みなとみらいのMARINE & WALKにて初作品展が開催されます。今後はEna Ishiiが手掛けたファッションアイテムも日本で発売されるそう。横浜の赤レンガ倉庫にあるギャラリー併設のショップLOURMARIN MARKET&GALLERYで「世界にひとつしかないアート」をチェックすることができます。彼女が日本に帰国して初めてのアパレルブランドとのコラボレーション個展となります。

女性たちのこだわりによって、つくられているアートな作品たち。アパレルや雑貨など、身近なところから日常に取り入れてみませんか。

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