アメリカの歌手アリシア・キーズがはじめた「#Nomakeup(ノーメークで出かけよう)」ムーブメントが注目されています。

自分自身と対峙することの大事さ

きっかけはインターネット雑誌『LENNY(レニー)』に彼女が寄せた記事。その中で、他人が決めた「美」の基準に合わせたメイクをしたりおしゃれをしたり、髪型を変えたりするプレッシャーの大きさについて語っています。

彼女のメッセージは、女性たちが自分自身の内面をフォーカスすることが大事であり、「うわべの美しさ」は本当に必要かと問いかけたこと。そしてメイクなどしなくても女性はそのままが一番美しい、あるがままの姿を誇るべきだ、と語りました。

Zoltan Tomborさん(@zoltantombor)が投稿した写真 - 2016 6月 2 3:43午前 PDT

まるで少女のようなアリシア。内面の美しさがダイレクトに伝わる一枚

paolakudackiさん(@paolakudacki)が投稿した写真 - 2016 5月 4 8:17午前 PDT

メイクなしでも個性的な彼女

Alicia Keysさん(@aliciakeys)が投稿した写真 - 2016 5月 28 11:13午前 PDT

メークしなくても、あなたは彼にとって一番美しいひと

Alicia Keysさん(@aliciakeys)が投稿した写真 - 2016 6月 15 6:02午後 PDT

メークだけでは出せない、しあわせオーラがあるんだな

「(アリシアのインタビュー記事から)もうメイクでカバーしたくないの。顔だけでなく、私のこころも、魂も、考えていることも、かなえたい夢も、悩んでいることも、そしてあふれる感情も。何ひとつお化粧でごまかしたくない」

(『レニー』より翻訳引用)

たまにはメイクなしでもいいよね

外出する時だけでなく、また家の中にいる時でさえバッチリとメイクをすることがあたり前と考えるアメリカ女性たちにとっては、「これからの人生ずっとスッピン」というアリシアの発想はあまりにも斬新だったよう。好意的にとらえる人もいれば、そうでない人も多くいます。事実、彼女のように美しい人はメイクなしでもとってもゴージャスで魅力的。「おなじキャンペーンをするならば、アリシア・キーズでない人がはじめればよかった」という声も。

全くのノーメークというのにも、個人的には抵抗があります。私はメイクとは「表面的な美しさ」をつくることよりもむしろ、本来心理的な役割の方が大きいと考えています。そう、女性にとってお化粧は大きな意味合いを持つ儀式のようなもの。

しかしアリシアの言うように、時として自分の「仮面」をとり、自分自身の素顔とその素顔をつくってきた「人生経験」のようなものについてふり返ってみるのも悪くないと思いました。

LENNY

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