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ハリウッドいちのモテ男が実践する人づきあいの極意

2016/06/14 08:00 投稿

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1995年から続くアメリカの人気トーク・ショー「レイト・ショー」。4代目の司会者の現在、番組内で大人気のコーナー「カープール・カラオケ」というものがあります。

大スターのふところに「スルリ」

ジョージ・クルーニーやアデル、ジェニファー・ロペスやエルトン・ジョンなどの大スターをミニバンで迎えに行き、次の仕事場まで車で送っていく途中にインタビューをするという企画です。

インタビューとは言っても「カラオケ」という企画名がついているぐらいですから、大スターたちと一緒に歌を歌い、楽しく世間話で大盛りあがりするもの。和やかな雰囲気のなか、くだらない話から本音トークまで飛び出します。

スターたちの構えない「素」が見られることが人気の秘密です。歌手たちの生歌が聞けることはもちろん、超のつく有名人であっても、じつは普通に「良い人」であったり、ただの「気さく」な人間であることが垣間見え、とても興味深いもの。

ホスト役であり「運転手」のジェームズは、スターたちとの微妙な距離感を取ることに非常に長けているのか、あるいは天性の「人に好かれる」何かを持っているとでもいうのか、その不思議な人間性で視聴者を魅了しています。

たとえば馴れ馴れしくなく、でもとってもフレンドリーであること。人好きを醸し出すベビーフェイスで、またそのメタボ体形はまるで「クマのプーさん」みたい。

決してお世辞を言わないのに、大スターたちがまるで友達のように接してくる雰囲気。これらはすべて「生まれもった」ものなのでしょうか?

人づきあいの極意は「謙虚さ」と「おおらかさ」

イギリスからやってきた、当初無名のコメディアンであったジェームズ・コーデン。

プロデューサー・俳優でもある彼は2012年にはトニー賞演劇主演男優賞を受賞。さらに2015年には第19回ハリウッド映画賞の司会を務め、大英帝国勲章のオフィサーの称号を受章するなど、37歳の現在にして輝かしい功績を残しているすごい人物です。

イギリス人特有の「謙虚さ」を持ち合わせていることはもちろんのこと、彼が着実に上を目指して切磋琢磨する非常に堅実な生き方が魅力として表れているのかもしれません。

パーソナルトレーナーをつけ40キロの減量を成功させるなど、おっとりしているように見えて、じつは適度に野心もある。でもそんな野心を決してひけらかすことはない。

そんな「じぶんのペースを崩さない強い生き方」に、もしかしたらスターたちは引き込まれているのかもしれません。

そんなジェームズの持つ最大の魅力は、自分も、そして周りの人間もおおらかに受け止める大きな器。数々の苦労と努力を重ねてきたからこそ、そんな「心の余裕」ができたのかもしれません。

地に足の着いた生活をすること、また「普通であること」がどれだけハリウッドで難しいことか。

つねに自分のこころにフォーカスを当て、本当に大事なものは何かの「本質」が見えたとき、人はブレずに、おおらかでいられ、また人生を楽しく過ごしてゆけるのかもしれません。

Photo by Getty Images

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