シングル人口の増えつつあるドイツ各地だけでなく、とくにロンドンやニューヨークで、よく知られた人気のメイド・イン・ジャパンのひとつとなっています。
まるで家族の一員のような家具
素材・品質ともに素晴らしい「HIRASHIMA」。
ダブルベッドの横に長机が用意されていたり、ミニ書斎がついていたり。ゆったりソファーの後ろに、座って食事できるスペースがあるものなど、様々な機能的なデザインがとっても素敵。
機能的、といっても「わざわざスペースをこしらえました」のような押しつけがましさはありません。
ベッドルーム・キッチン・書斎などのしきりを取り払い、個人が自由に好きなところで好きなことをできる空間ミックスが実現。
それでいて木の持つ癒しをすべての空間で感じられる家具なんです。
究極のミニマリズムはマキシマリズム
代表の平島美奈子さんは、技術やデザインばかりが派手に表現される家具よりも、使い手が過ごす快適な時間や空間にフォーカス。
シンプルななかにも本当の素材感や機能性が感じられる、「夢」や「憧れ」あふれた家具を、愛着持って使ってほしいとの願いを込めて作品を世に送り出しています。
メンテナンスの案内やアフターサービスも充実しているのはもちろん、「HIRAHSIMA」がこだわっているのは「節」への考え方。
節は木目とは違い、木の成長過程において枝が包み込まれてできるものを指していいます。加工の際に扱いにくいことを理由に、通常は木目だけの材が好まれているそう。
しかし「HIRASHIMA」では木の存在すべてを受け止め、もちろん節もあっての木材なのですから、その上での新たな価値創造を表現。
丁寧に時間と手間をかけることで、節があるからこその材の美しさ・新たな表情を引き出すことを得意としています。
また、工場とショールームのある福岡県柳川市は、婚礼家具の発祥地、大川市と隣接している場所。その影響からか、若いクリエーターたちが活躍する地としても有名のよう。
そして家具への愛着や思い入れが人一倍強い「HIRASHIMA」のスタッフたち。
自らの手で作り上げる家具は「自分の子ども」と考えるモノづくりに対する姿勢と、やりがいに満ち溢れたそんなハッピー・オーラこそが、世界で飛躍していく人気の秘密なのかもしれません。
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