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心とからだの声をきく。美しくなるために心得たいこと

2016/05/27 23:00 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

太陽の日差しも日に日に強くなり、紫外線や夏の暑さの対策にも準備が必要になる季節ですね。繊細な肉体を持つ女性だからこそ、自分のからだに丁寧に配慮しながら心地よくいられるようにケアしたいものです。

しかし、自分を美しくするはずのメイクや肉体のケア・ダイエットも、心の状態によっては逆にストレスやマイナスの効果になってしまうこともあります。

今回は、美しく自分をケアするときの効果的な方法についてお伝えしていきます。

●美が遠ざかる?

まずは基本となる「快の法則」です。

化粧品を選ぼうとするとき、美白やうるおい、そして成分などのさまざまな情報が手に入ります。

なんとなく頭で聞いて「よさそう!」と思って思考で選ぶよりも、肉体や心は「心地よい、気持ちいい、いい香り」など、快楽を感じる方を好みます。評判や品質がよい商品はたくさんありますが、どんなによくても、自分の肉体が心地よくないものならば、それは「自分には合わない」ということ。

頭で考えるのではなく、自分の肌や肉体がどのように感じるかを軸にして決めてみてください。

●「しなければならない」はストレスに

たとえば、美容液をつけなければならない、ビタミン剤を飲まなければならない、この食事は食べてはならない。このように「義務」としてさまざまなことをしているとき、私たちの心はストレスを感じています。

本来美しくなるためのものであるはずの自分のケアが課せられたものになってしまうと、それだけでお肌のトラブルが現れてしまうなど、逆効果になることがあるんですね。

美への欲求も、完璧主義を捨てて、面倒なときは手を抜いてもいい。あるいは疲れているときは簡単にさっとケアをして睡眠やマッサージをするなど、より心が自由に選べるような工夫をしてみましょう。

充分にケアできなかったとしても、「私はだらしなくて」と自罰思考をやめて、「あ、わたし疲れてたんだね」と自分を肯定してあげること。こうして「今の心に寄り添いながら自分を大切にすること」ができると、精神的にもいきいきし、肉体もより美しく保てるようになります。

●生きるための大切なからだに敬意を払う

最後に挙げるのが、自分の肉体に対する感謝です。

この感謝とは、肉体があるからこそこの世界を生きられるし、人と愛しあったり交流もできるということ。つまり「生きていることそのもの」に対する感謝です。

ちょっと太ってしまった、もっと綺麗だったらよかったのに......といった悩みをはじめ、現代女性は常にたくさんの情報と比較によって、ストレスに晒されています。しかし、自分を他人とを比べながら罰していても本当の美しさにはたどりつけません。

本当に大切なことは、外見的な美醜ではなく、肉体はたったひとつの自分の命そのものだという敬意や繊細さから表れる美しさです。

がんばって働いてくれていることも、多少無理をしてもちゃんと朝目覚めることも、それ自体がとてもかけがえのないことなんですね。夜寝るとき、「今日もありがとう」こんなふうに命を抱きしめ愛してあげることで、根源的な「自分として生きることへの美しさ」につながります。

そして、実際にお化粧をするときも、肉体をケアするときも、「たったひとつの大切な命」を丁寧に扱うという気持ちを込めて触れてみましょう。心と体は切り離せるものではなく、どちらも健康に美しく保つことによって、よりメイクやボディケアが際立ちます。

内側からあふれる美を上手に肉体とつなぎあわせ、美しいあなたを大切にしてあげてくださいね。

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photo by Thinkstock/Getty Images

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