こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

6月といえば、ジューンブライドですね。

私が主宰しているスクール受講生の中にも、毎年この時期に結婚式を挙げる方がいらっしゃるので、素敵なウェディングドレスのお写真を拝見することも多く、自分のことのように嬉しくなります。

けれど、結婚式をして大切なのはその後の生活です。

自分と違う感性や考え方・脳や体の構造を持っている男性と一緒に暮らしていくことは、とても大変なこと。ときにすれ違いも起きます。

こうしたカップルのすれ違いを防いでずっと幸せな花嫁でいるためには、どんなことを意識したらいいのか、今回はポイントを2つお伝えしていきたいと思います。

●相手の言葉ではなく、「行動」で見る

まず大切なポイントは、相手の言葉ではなく、行動を見て判断するということです。

たとえば、「愛してるよ、だから助けたいと思っているんだ」などの言葉に女性は弱いですよね。

そして、喧嘩の後であっても、そんな言葉を言われると、「ああ、やっぱり私のことを思ってくれていたんだ」とそこで納得してしまいがちです。

しかし、大切なことは言葉ではなく、「相手が実際に、どんな行動をとっているか」ということなんですね。

助けたいと言っているのに、自分が体調が悪いときにも無理をさせようとしたり、あるいは、仕事をやめたいほどストレスを抱えているにもかかわらず、金銭的に厳しいからと現状維持を求めてきたり......。

こんなときは、言葉ではなく、「彼がどんな行動をしているのか?」を見極めてみましょう。

実際に助けてくれる行動をとってくれているか、労って無理をさせないように一緒に問題意識を持って取り組んでくれているかどうか、などです。

こうして言葉と行動を切り分けると、後々、問題解決しやすくなります。

●相手の目的を見極める

次に大切なことが、相手の目的を見極めるということです。

たとえば、喧嘩をしている時に、こちらは問題を解決したいと思っているのに、相手は「面倒だからこの会話を終わらせたい」と思っていることがあります。

こんな時は、問題を解決したい自分と、ただそこから逃げたい相手の間でちぐはぐな状況が生まれ、結果、分かり合えなくなってしまいますよね。

そんな時は、「自分の問題を解決したい」という気持ちだけを通すのではなく、相手が感じている「この話は面倒だ」と思っている気持ちを一度、尊重してみましょう。そして改めて、準備をして話し合いをしていきます。

●2つの要素がそろったら、お互いに解決に動いていく

「行動」と「目的」を見極めたら、その後はシンプルです。

1. 相手の行動で改善してもらいたいところを明確にし、お願いする

2. 相手の目的と、自分の目的をすりあわせていく

この2つを意識して行動します。

たとえば、仕事をやめたいのにやめられない、そんなときは、「二人で一緒に生きていくために、お金が必要」という目的にすりあわせます。

目的を合わせた上で、「仕事を辞める前に、先に就職先の目処を立てておく」「金銭的に困らないように、環境や生活パターンを変える」など、互いにフォローしあえることを共有していきます。

そして、相手にどんなことを助けてもらいたいのか、たとえば「話を聞いてもらえたら楽になる」「家事を少しでもやってくれたら楽になる」など、相手の行動を改善してもらいたいところを具体的に、無理のない範囲でお願いしてみます。

大事なことは、自分の欲求をお互いに通そうと戦うことではなく、一つの目的に向かって、お互いに行動や生活を譲歩し、支えあっていくこと

感情論になると解決できないように見えることも、こうして順序立てて丁寧に考えることで、より豊かに生活できるようになるんですね。

大切なパートナーシップを、より大切にするために。

お互いがお互いを大切にしながら、素晴らしい愛を育んでいってくださいね。

あわせて読みたい

2016年は、人生史上最高に幸せな私になる

「もう放したくない」と思わせる人の共通点

ふたりの関係を「新婚の頃」に巻き戻す方法

愛しい男性と、あと一歩心の距離を縮めるには

愛を受けとる余裕があれば、もっと愛される

photo by PIXTA

この記事を気に入ったら、いいね!しよう。

Facebookで最新情報をお届けします。

RSS情報:http://www.mylohas.net/2016/05/054645love_30.html