インスタグラムで「#buddhabowl」と検索すると、ヒット数は何と2万件近くにも上り、写真をメインに人気が急増、真似する人たちが世界中で見られます。
ブッダ・ボウルって?
Alter Ecoさん(@alterecosf)が投稿した写真 - 2016 5月 16 2:48午後 PDT
乱暴にカテゴライズするならば、低カロリーの「ヘルシー・丼ぶりご飯」のようなブッダ・ボウル。
NATALIE ZEEさん(@healthynatty)が投稿した写真 - 2016 5月 16 1:39午前 PDT
写真を見てわかるように、数多くの野菜・お肉・ごはんや麺をひとつのボールにきれいにデコレーションし、ソースやトッピングを添えていちどにいただくことを目的としています。
yommme® with christineさん(@conscious_cooking)が投稿した写真 - 2016 5月 16 5:13午前 PDT
野菜の切り方にこだわったり、レインボーのような色どりを表現したりと、おしゃれな見た目と繊細な創作力には驚かされます。
ただお腹いっぱいになるための食事ではなく、自分の口に入れるものにも愛情をこめていただけるように工夫をするという考え方。そして美しい盛り付けにより、おいしさが一層アップするという事実が、しいては現在の世界中のBENTOブームにまで火をつけたのかもしれません。
根底には「クリーン・イーティング」
ブッダ・ボウルの人気の秘密は見た目だけにとどまりません。
ヨガ人気から派生した「クリーン・イーティング」の考え方を根底にもち、新鮮な原材料をつかってコントラスト(熱い・冷たい、生・火を通す、等)を楽しむという考え方があるのではないでしょうか。
コリアンダーやしょうがなどの香りの強いものや食材を薬膳のように取り入れ、極力調味料を少なくする。柔らかいものと噛み応えのあるものを組み合わせることで、食感を楽しむ。
そんなコントラストがひとつのボウルのなかで不思議な世界観を表現しているかのようです。興味深いことに、色にこだわると栄養素もおのずとアップ。炭水化物とプロテインが豊富となり、栄養価も高くなります。
朝食に「ブッダ・ボウル」をいただく人もいて、温かいキヌアに合わせて色鮮やかなフルーツヨーグルトとアーモンドなどのナッツ類の画像が見られます。
また最近ではさらに進化が進み、「スムージー・ボウル」にソテーしたリンゴ、チアなどを組み合わせたりしても、とてもおいしいようです。
私もさっそく「ブッダ・ボウル」を試してみたいと思います。
image via Shutterstock
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