3日間の奈良の旅から帰ってきました。行きは着替えだけの旅行カバンが、帰りはふっくら。あちらこちらで求めた、奈良の食材やおやつでいっぱいです。
大事に大事に、クッション材の代わりにハンカチにくるんで持ち帰ってきたのが、「リスとどんぐりのサブレ」。リスが紅茶味で、どんぐりがコーヒー味。厚みの分だけ食べごたえがあって、ほろっとほどけるような口あたり。きび砂糖、無塩バター、全粒粉など材料も素朴で、ホームメイドの優しい味。この1年、季節ごと奈良を旅する機会に恵まれているので、訪れるたびに2~3セットまとめ買いをし、帰宅後に奈良の余韻と楽しんでいます。
「ボリクコーヒー」の素朴なサブレ
サブレをつくっているのは「ボリクコーヒー」。「ならまち」と呼ばれる一角でひときわ人が集まる古民家カフェ「カナカナ」の姉妹店で、オープンしてから約1年が経ちました。自家焙煎コーヒーや、和洋(洋はロシアが主)の汁定食、ケーキや焼き菓子とともにくつろげるカフェ。オーナーが、ロシアや東欧など海外で買い付けてきた雑貨や、日本の作家の作品も並んでいます。
奈良帰りに荷物を整理し、買ったおやつを広げると、リスにひび割れが。「まあまあ、遠い道のり、おつかれさまでした」と心の中でつぶやきながら、奈良産の和紅茶とともにいただきました。
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