気の利いたワインが並ぶと、おつまみ程度のパーティメニューであっても、ゴージャスに感じられるから不思議です。
ただ、ワインはお値段もピンキリ、そして高ければおいしいとは限りません。
パーティをオーガナイズする側になったとき、リーズナブルでおいしく、華やかなワインを手際よく揃えられたら素敵です。
気軽に楽しむ「オーストラリアワイン」
ワインというと、フランスやカリフォルニアをイメージしがちですが、オーストラリアも世界有数のワイン生産国。
今年、一般社団法人日本野球機構(以下NPB)が、オーストラリアのワインブランドと「NPBオフィシャルワインサプライヤー」契約を締結しました。それによって、2016年に開催される野球の試合や関連イベントなどで、オーストラリアワインを楽しむことができるようになるのだそうです。
これからぐっと身近になるオーストラリアワイン、どんなシーンにどういうワインが合うのでしょう?
そこで、球場にも置かれるワインブランド「ウルフ・ブラス」のワインを参考に、シーンごとにおすすめのワインを紹介します。
お花見には「イーグル・ホーク ロゼ」
東京ではソメイヨシノのピークは過ぎてしまいましたが、関東以北はまだ見頃。また、桜のあとは八重桜やツツジなど、よりあでやかな花が開花しています。そんな席にあわせたいのは、
鮮やかな色合いと、チェリーやラズベリーのような香りが特徴。軽快な口あたりと、爽やかな味わいが広がります。
合う料理:中華、豚しゃぶ
(三菱食品HPより引用)
そこで、お花見でいただくのは、グラスに咲いた花のようなロゼがおすすめです。
女性同士の集まりには「レッド・ラベル トラミナー リースリング」
やわらかくふくよかなアロマが特徴のやや甘口タイプ。
合う料理:エスニック、中華
(三菱食品HPより引用)
女性の集まりには、パーティシーンの最初から最後までをカバーできる、誰からも好かれるほんのり甘口のワインがピッタリです。
ホームパーティに揃えたい赤&白
「イエロー・ラベル シャルドネ(白)」
爽やかな果実味とフレンチオーク樽での熟成に由来する複雑味のバランスの良さが特徴。
合う料理:シュリンプカクテル、豚しゃぶ
(三菱食品HPより引用)
「イエロー・ラベル シラーズ(赤)」
熟したプラムやブルーベリーの香りアメリカンオーク樽由来のスパイスやバニラの風味が特徴の赤ワイン。
合う料理:ハンバーグ、豚肉の生姜焼き
(三菱食品HPより引用)
赤、白用意したいホームパーティでは、辛口のシャルドネをキリっと冷やして、濃厚なシラーズをメインディッシュとともにサービス。じっくりと時間をかけてふたつのコントラストを楽しめそうです。
「ウルフ・ブラス」をはじめ、オーストラリアワインのうれしいところは、スクリューキャップで開けやすい点。オーストラリアは、ワイン生産の主要国のなかで最初にスクリューキャップを導入した国なのだそうです。
これから秋に向かうオーストラリアは、新酒も揃ってますますワインが充実するとき。イベントの多い春、さまざまなシーンでオーストラリアワインを取り入れてみたいです。
[ウルフ・ブラス]
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