そこで今回は、ニールズヤード レメディーズのプレスで、ホリスティックライフスタイリストでもある鷹見恵美さんに、月のリズムを取り入れたスキンケアの方法を教えてもらいました。
「普段の生活のなかで天体リズムを感じることは難しいですが、リズムの乱れた生活でも、若いうちはなんとかなります。しかし、30代、40代になると、自分の力だけでからだを整えることが難しくなります。そんなとき月の力を借りることで、効率よくケアができます」と鷹見さん。自然の流れに乗って美しさの底上げを目指しましょう。
【4月7日 新月】新しいコスメや美容法をはじめるのに最適
新月は例えるとすると種蒔きの日。新しく何かをはじめるのに最適です。新しく購入したスキンケアアイテムを使いはじたり、新しい美容法を取り入れるならこの日がベスト。また、新月の日は直感力が高まるとも言われています。鷹見さんによると「オーガニックコスメや精油を選ぶコツは、効果や作用を考えすぎないこと。香りだけで直感的に必要なものを選びとることも大切なんですよ」とのこと。
そして新月~満月は、新月に蒔いた種が成長する時期。肌の吸収力が高まっているので、栄養やうるおいを与えるケアが効果的です。肌に栄養を届けるパックやトリートメント、保湿を重点的に行いましょう。内面からのサポートはハーブティーで。ハイビスカスやローズヒップは美肌に欠かせないビタミンCを豊富に含んでいます。からだに水分を溜め込んでむくみやすい時期でもあるので、むくみ対策にフェンネルやアニスなどのスパイス系ハーブもおすすめです。
新月~満月におすすめのアイテム
a.フランキンセンス インテンスクリーム。アンチエイジング作用で人気のフランキンセンスシリーズ。もともと瞑想に使われる香りでもあるフランキンセンスは、自然と呼吸を深めてくれます。なかなか自分を労わる時間が取れない人も、スキンケアとあわせて瞑想タイムにしましょう。
b.ワイルドローズバーム。肌なじみのいいみつろうをベースに"ビタミンCの爆弾"ローズヒップオイル、ローズマリー、フランキンセンスなどをブレンドした、ベストセラーアイテム。フェイスマッサージ後、付属のオーガニックコットンをぬるま湯で濡らして肌にすべらすと、角質が取れディープクレンジングになります。ひとつで肌の栄養補給&デトックスの二役をこなす優れもの。
【4月22日 満月】時間と手をかけてしっかりケア
新月にはじめた新しい取り組み・習慣が実を結ぶ時期。吸収力が最大限に高まっているので、リッチなケアをするならこの日! クリームや美容液など、重めのアイテムをたっぷり使い、時間と手をかけてあげて。エステの予約を入れるのもいいそう。
また、満月~新月は余分なものを排出するデトックスの時期。新月へのリセットに向かっていきます。この時期のスキンケアは、肌からの排泄を妨げないことがポイント。角質ケア、リンパマッサージ、発汗、白湯飲みなどで体内に溜まってしまった余分なものの排出を高めましょう。アロマバスソルトを入れての半身浴で代謝アップ!
新月~満月におすすめのアイテム
c.フランキンセンス&マンダリン ボディポリッシュ。角質が溜まりやすいひじやひざ、かかとのケアに。砕いたクランベリーと米粉の自然素材からつくられた、肌にも環境にも優しいスクラブ剤です。
d.ボディシェイプ マッサージブラシ。モデルでも取り入れている人の多いブラシを使った美容法。柔らかいブラシで入浴前の乾いた肌をブラッシングするだけで、リンパや血液の流れが良くなります。古い角質を無理なく落とし、入浴後のケアアイテムを浸透しやすくします。
e.ボディトリートメントオイル。ブラックペッパー、フランキンセンス、ジュニパー、レモンをブレンドした引き締め作用の高いオイル。「ボディシェイプ マッサージブラシ」(d)の木製面を使えば、手の届きにくい箇所でもしっかりと刺激できます。老廃物を流してスッキリボディを目指して。
お肌のみならず、心にも変化をもたらす月のリズム。天体リズムと植物の力を取り入れたホリスティック(全体的)ケアは、物事をおおらかにとらえ、自分を大切に扱う気持ちも育んでくれそうです。
お話を伺った人:鷹見恵美(たかみ・えみ)さん
ニールズヤード レメディーズ プレス・広報マネージャー。正しいホリスティックの知識を広め、健康的で美しいライフスタイルを提唱する資格「ニールズヤード認定 ホリスティックライフスタイリスト」を持つ。仕事と子育てを両立しながら、アロマセラピー、ハーブ、フラワーエッセンスを使いこなし、日々忙しく働く女性でも取り入れやすいセルフケアを提案している。
top, aloma via Shutterstock、photo by Thinkstock/Getty Images
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