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自分のことを天使だと思っていた頃の話

2015/01/09 00:12 投稿

コメント:13

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  • 野崎弁当
新年あけましておめでとうございます。野崎弁当です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


新たな年になり一週間以上経ちましたが、お正月気分というのはなかなか抜けないものです。心のどこかが未だに高揚しているのか、なんとなく浮ついた気持ちになっているような気がします。

しかし、いつまでもお花畑状態ではいられません。新たな年に入ったからこそビシッと気を引き締めて、より良い一年のスタートにしたいものです。



とはいえ、ではどうやって気を鎮めたら良いのか? という疑問にぶち当たります。冷静になろう、気を引き締めようなどと思ったとしても、それを簡単に実行できるほど、世の中は甘くありません。自分を律するということは、とても難しいものなのです。

そんな時に有効なのが、「未熟だった頃の自分を思い出す」ことですね。もちろん今の自分も未熟者真っ盛りでございますが、若い頃はもっともっと未熟者だったように思います。その頃の、あわよくば忘れてしまいたいという記憶をあえて思い出すことで、たるんだ自分をシャキッとさせる。それは、ひとつの方策として、良いものなのではと思います。





中学生時代のこと。





その頃、僕は可愛気のない中学生でした。


僕は、どうやら人より発育が良かったようで、小学5年生くらいから身長はぐんぐん伸び、人より早く声変わりをし、周りの同級生に比べて、少しだけ大人びた姿をしていました。

友達は皆小柄で声も甲高く、その対比もあってか、自分の成長が手に取るようにわかる時期でした。

成長が早いという事実は、僕にとって嬉しいものでした。しかし、それは時として、大いなる勘違いを与えてしまうものです。


体育は死ぬほど嫌いでしたが、読書が好きで、勉強好きな子どもでした。活発に体を動かすことが美徳とされたその頃、僕は少々異質だったのかもしれません。

そして、本ばかり読んでいたからか、僕はその頃、小難しいことについて思いを巡らせることが多くなりました。

例えば、「自分とは一体何なのか?」


自分は何のためにこの世に生まれたのか。

自分という存在は、この時間、この空間にどのような影響を与えているのか。

自分の生きている意味は何なのか。

自分は何かを成し遂げる使命を背負って生まれてきたのではないか。

そんなことをずっと考えていました。


僕は思いました。

周りの友達は、無邪気に外で遊んでいる。

しかし僕は、自分という存在について、毎日毎日思いを巡らせている。

この歳で、こんなことを考えているのは僕だけではないのか?

僕は、周りの友達とは違う、何か特別な存在なのではないか?



漠然と、そんなことを思っていました。



しかし、それと同時に僕は疑問に思ったのです。

では、特別な存在とは一体なんだろうか?


僕は、僕自身が特別な存在であることは理解しました。

しかし、その「特別な存在」というもののイメージが、まだあやふやなままでした。

特別な存在とは一体なんだろう。

僕は一体何者なんだろう。

特別な存在。

僕にとって特別な存在とは、

僕にとっての特別な存在とは一体……






……!!








天使だ……!







そう、僕は天使だったのです。

納得がいきました。

今まで喉の奥につっかえていたものが、すっと落ちていく感覚でした。



「自分とは一体何なのか?」

そんな疑問を持ち、自分の存在に対して日々哲学的な問を繰り返している、そんな中学生が他にいるだろうか?


いや、いない。

僕は特別な存在であり、天使であるから、このような問答を行うことが出来るのです。




だがしかし、それと同時に僕は思いました。

ここで納得したままでは、二流だと。




そう、僕はもしかしたら、大天使に監視されている存在なのかもしれない。



僕は自分のことを天使だと考えた。

だが、あえて否定しよう。僕は天使ではないと。


そう、僕は天使ではなく、人間なのだ。

大天使はそれを知っている。

雲より上の遥か天界から僕を見下ろし、「あの人間は自分のことを天使だと思っている」と笑うのだ。


そんなことはお見通しだ。

なぜなら俺は特別な存在だからだ。


自分は天使に限りなく近い存在かもしれない。

天使としての素質があるのかもしれない。

だが僕は知っている。自分は天使ではなく、人間なのだと。



これには大天使も誤算だろう!!

俺は勘違いなどしない。

大天使よ見ているか。俺は、自分が天使なのではと考えた。しかし、そこで俺は一度冷静になった。大天使よ驚いただろう。俺は自分を律することができた。そして、自分が天使ではなく、人間であると認めたのだ。自分が天使だと思い込んだままなら、そいつは二流だ。だが俺は違う! 人間であることにしっかり気づいたのだ! 見たか大天使! 俺は自分を見失わないぞ! 俺は人間だ! 天使じゃない! 天使なんかじゃない!!(矢沢あい)




勝ったなと思いました。

やはり自分は特別な人間であると感じました。



「自分とは一体何なのか?」

そんな疑問を持ち、自分の存在に対して日々哲学的な問を繰り返している、そんな中学生が他にいるだろうか?


いや、いない。

周りの同級生の誰とも違う、そう、僕は周りにいる誰よりも大人で、誰とも異なる特別な人間なのだ! だから、中学生というこの歳にして、このような問答を行うことが出来るのだ!





ふはは



ふははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!


そんなことを思いながら、保健室の横を通った時です。

保健室の扉の横に掲示してあったポスターが目に留まりました。







『思春期のギモン! 


思春期に入ると「自分って何?」などと思うようになり、悩んでしまいがちです。でもそれは、誰もが思うことなのです。安心しましょう』
















うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(この瞬間すごく大人になりました)

コメント

オレヨン@相村政
No.18 (2015/01/09 19:55)
あけちゃっておめぴーです(((o(*゚▽゚*)o)))
更新お疲れ様です
なんか…哲学ですねww
私は今高1なんですがついこの前の中3まで自分は宇宙から派遣されたスパイなのではと思ってましたよ。というか今でも少し思ってます……
オチ流石ですねww
こういったものを見た時ふとああやっぱり好きだなあと思うんですよね……
これからも楽しみにしてます
amuamu
No.19 (2015/01/09 22:43)
明けましておめでとうございます。私のお花畑は、仕事始めの日のうず高く積まれた新しい書類を見た途端に、儚くも散り去っていきました。
思春期の頃って、皆同じ様な事を考えているんですね。なんか懐かしかったです。野崎さんの動画を見ていると、妖精さんだったり天使さんだったりのコメントが飛び交っているので、中学生の時に思っていた事も、強ち間違っていないのかもしれませんね。今年も、楽しいブロマガ楽しみにしています。よろしくお願いいたします。
幸(saki)
No.20 (2015/01/11 13:29)
爆笑したゎww
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