The Typewriter Dandy —By Dōjin circle MOZA MOZA

ジャンクのタイプライターを修理してみた。

2014/04/10 21:29 投稿

コメント:2

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以前手に入れたRemington 5 直せないものかと色々弄っていたら、海外のサイトに素人修理のやり方が載っていたので、頑張って自力で修理してみました。



手に入れた時点ジャンクで、オマケに素人修理の跡が見えていたので、もしかしたらだめかもとかも思ったんですが、いじくってみては元に戻しを何度か繰り返してみてというのを色々やってました。


こんな感じでキャリッジとゼンマイバネをつなぐ糸(ドロー・バンド:牽引紐(けんいんひも)というらしい)が切れてました。それ以外は改行レバーのバネの調子が悪いくらいで、自力でどうにかなりそうだったので、英語があまりできないながらも何とか大意を掴みつつ行動に移してみる方向へ。



初めて知ったんですが、タイプライターのキャリッジってのはゼンマイバネに糸を通すことで、ゼンマイバネ(メインスプリング)の張力を使って動かしているらしいです。ゼンマイバネってのも文系の俺は初耳で、そんなもんがあるんだと無知を露呈。良く使われているのは巻取り型のメジャーですね。

海外サイトなんか見ていると釣り糸や、スタンダード型だと平らな靴ひもで代用可的な事が書いてあったので、うちの親父が昔釣りやっていたので、普通の釣糸で代用しようと切れたドロー・バンドを見せつつ、「使えそうないらない釣糸無いか?」と尋ねたら、編み込んである程よい太さの糸をくれたので、下の写真のを使わせてもらいました。



最初、ただ糸を通しただけだったのですが糸がたるんで、キーを打ってもキャリッジが途中までしか戻らなかったので、どうしたものかと悩んでいたんですが、ここで、ネットで海外のタイプライター愛好家のサイトに、レミントンのドロー・バント破損の直し方というのが書いてあったので、それを参考にしつつ、わからない所を実際に試して修理。

ゼンマイバネの張力が必要だったらしく、スプリングドラムをグルグルと何回か回す必要があったみたいでした。



上の写真のようにスプリング・ドラム(いい訳語が浮かばなかったのであえなくカタカナ。直訳でバネ太鼓なんて訳したら意味不明だし)の中にゼンマイバネが入っているので、上の図の方向に何回かドラムをクルグル回して張力を上げます。張力がついたら、糸を通します。



結び目を作って糸を緊締具で押さえつけ。元の位置に戻して動かしてみるとちゃんとキャリッジが動きました。とりあえず何とか実用出来る感じにはなりました。自分の出来る範囲で修理できてよかった。まだ、本体の清掃はしていないので、これからクリーニング予定。

あとはプラテンの方も直したい、ラップの芯的な紙筒がプラテンコアに巻かれているだけなのですが。プラテンのはずし方がわからないので、そっちは一旦保留。

コメント

voigtlander
No.1 (2020/06/19 17:30)
スプリングドラムの訳語は「香箱」になります。
古い日本語ですが、唯一現在でも
猫がお座りするさまを、立った前足に対し
しゃがむ後足をスプリングゼンマイに見立て
「香箱座り」
と呼び、辛うじて残っています。
しーざー (著者)
No.2 (2020/06/22 22:41)
>>1
voigtlanderさんコメントありがとうございます。
香箱ですか風流な言い方ですね。源氏物語の香合のシーンを思わせますね。
収納するところから来てるんでしょうが、今となってはイメージがわかない分、詩的な訳語ですね。
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