徒然w

佐野研ブレム問題は日本人が弱い『世間の評判』VS『世界的権威』の戦いだった

2015/09/05 08:52 投稿

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今回の佐野研二郎氏デザインの五輪エンブレムの騒動の原因は、佐野氏がパクリエイターなのかどうなのかが問題ではないよねという話。

ベルギーのデザイナーから盗作だと訴えられる以前、7月24日に件のエンブレムが発表された時に第一印象として
「え、こんなのなの?」
「招致の時のや'64年の時のの方が良い」

と言われて、あまつさえ
「喪章の国旗みたいで気が滅入る」

とまで言われてしまうような、世間の評判が残念なデザインだったのがこの問題の原因でしょうと。

そもそも、大会の顔になるエンブレムとして世間一般の人たちが「コレだ!」と納得できなかったのが問題で、こう言っちゃ佐野氏に失礼だけど……もっとマシなデザインで世間の評判が良好なものだったらこんな白紙撤回するような事態には陥らなかっただろうということ。

日本人って『世間の評判』に弱いよね、だからこれだけ世間の評判が悪かったら撤回に至るのは逃れられなかったと思う。それ故にデザイナーズサイドはこんな風に最強の矛『世間の評判』による攻撃に負けないように日本人が弱いもう一つのファクター最強の『世界的権威』の後ろ盾で守りを固めていたんだと思う。

具体的な『世界的権威』の後ろ盾って言うのは今回の選考基準に見えるもの。
佐野研二郎 オリンピックエンブレムをデザイン!経歴と選考基準!
世界的に権威ある広告やデザインのコンテストに複数受賞歴のあるデザイナーでないと応募資格がないものとすることで、各個人の視覚美的センスという曖昧で素人には口出しにくいエンブレムデザインというものに『世界的権威』って箔を付けることで
「素人さん方にはわからんでしょうが、これだけの賞を受賞している方がデザインしたものなのでこれは良いものなのです」
と伸し着けられた感がある。こう出されてしまうと『世間の評判』も素人さん方のものなわけだから
「なんかいまいち納得出来ないけどそれなら仕方がない」
と渋々でも承服するしかない。さながら
「この紋所が目に入らぬか! 頭が高い控えおろう!!」
「ひえぇっ! お代官様お戯れおぉ!!」
「へへぇ! お上の言うとおりでごぜーますぅぅ!!」
てなもの。

こんな流れで、あんまり好かないエンブレムだけどもうこれで選考委員会が決めてしまったらならしょうがないとあきらめムードだったところに、最強の矛『世間の評判』でも突き崩すことが出来ない『世界的権威』堅牢な防御壁に穿たれた蟻の一穴がベルギーのデザイナーからの盗作の訴えだった。
これによって最強の矛でも刃が立たなかった盾に綻びが生じて、攻める側の世間が一気に勢いづいて防御壁を壊しにかかると、壁の向こう側にあったお宝は正真正銘の本物ではなく贋作疑惑のものばかりで、盾に護られていたお殿様の出自まで「この人本当に権威ある人なの?」と疑われてしまったと。

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