ブロマガだってしてえよなあ!

【クトゥルフ神話TRPG】 雪の降る夜に 第5話(テキストリプレイ)

2019/12/16 23:50 投稿

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本ブロマガ記事を読む前に以下の点にご注意ください。

スタジオひまつぶし様発行のシナリオ集収録シナリオ「蠢く島」「雪の降る夜に」のネタバレが含まれます。
本ブロマガ記事はリプレイ動画「雪の降る夜に」シリーズの続きです。1~4話は動画を御覧ください。
実際にあったセッションの録音から再構成したリプレイです。
この物語はフィクションです。人物・団体・名称などは実在のものとは関係ありません。
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前話【https://www.nicovideo.jp/watch/sm34104069】


◯12月21日
◯鎌柄家
KP:それでは、皆さんは鎌柄家の門を通されます。門の中には手入れされた草花と短い道がある庭になっています。花はたくさん咲いていますが、夜の暗闇の中では昼間どのように見えるのかはわかりません。
KP:玄関を通り家の中に入ると、暖色の室内照明、磨かれたツヤツヤのフローリング、美しい花が飾られた花瓶など、どれも手入れが行き届いている。清潔感と生活感が漂っているそんな家です。
KP:十郎は君たちをリビングルームに通し、お茶を出してくれます。
天野:「ありがとうございます」
十郎:「さっきはあんな態度取って悪かったね」
護千:「いえ……」
十郎:「君の体の症状を改めて聞かせてくれないか?」
KP:ここで、自分以外の探索者に明確に自分に起こっていることを言ってもいいかもしれませんね。
護千:そうですね、ちょうどこのタイミングで言おうと思っていました。
照実:心して聞こう、照実ちゃん。
護千:まずは、「犬歯の変化」。犬歯が異様に伸びてきたこと。
護千:次に「謎の空腹感」。食べても食べても飢えている状態ですね。
護千:そんで「軽い不眠症」です。夜中目が冴えて眠れないし日中はだるい。
天野:そうなんか! なら本を読むのはうってつけだったのね。
護千:日中はそんな感じですわ。で、太陽のもとに出れば肌が焼けるような痛みに襲われるっていうの、くらいかなぁ……あとは裏側でステータスが色々と下がっていた(笑)。
護千:現在STRが2下がって、CONが2下がって、DEXが3下がってるな。まぁそんなもんかな。
天野:じゃぁ知らなかった情報もあるので「だ、大丈夫なのか!?」
みさと:「なんで言わなかったの!?」
護千:ん~、これは謝るしかないわぁ(笑)。
護千:「ごめん……」(全員爆笑)
天野:「でもまぁ言いにくかったんだよな」
十郎:「やっぱりそうなんだな……君も彼女と同じなのかい」
護千:「ハナさんも、ですか……?」
KP:十郎は天野の方に目を向けて続けます。
十郎:「俺達はやはり……取り返しの付かないことを……してしまったのかもしれないな……いや……して、しまったんだな」
天野:「人を……生き返らせたことですか……?」
護千:天野はなんか蘇生したことに対する認識が軽いからなぁ(笑)。
天野:そうなんよね!(笑)
KP:十郎は肯定するようにうなずきますよ(笑)。
天野:いやぁ天野は今重大なことをしたと思ってなくて、いまやっとやばいんだって気づいた感じなんだわ(笑)
十郎:「……俺は、君の体が今何を必要としているのか知っている」
護千:「この空腹感に関係のあることですか……?」
十郎:「これから話すことは絶対に他言しないでくれ」
天野:「は、はい……」
KP:そう言って彼は妻であるハナの体にあの事件から4ヶ月間で徐々に起きていった異変について話してくれます。
十郎:「事件後しばらくするとハナは口内炎に悩んでいると言って、まもなく偏食症を患った。そしてある時から妻は生肉を食べたがるようになった……いや、舐めたがると言った方がいいかな?」
KP:島で起こったことによる精神的ストレスの影響なんだろうと思い、十郎は不安がるハナを必死になだめましたが、ハナの体調は良くなるどころか日に日に悪化していきました。
KP:大丈夫という言葉は誤魔化しにしか聞こえず、外出することもなくなったハナは日に日にやせ衰えていきます。
KP:見かねた十郎はハナを病院へ連れていき診察を行いましたが、その病院では判断できないと言われ、専門医がいるという別の病院への紹介状を渡されただけでした。
KP:これが先月のことであったと十郎は言います。ここで一度彼は話を止めます。
みさと:その、専門医というのは?
KP:M病院の紹介状だそうです。
護千:「その病院へはもう行かれたんですか?」
十郎:「……行かなかった」
護千:「ど、どうして……?」
十郎:「いや、行けなかったと言ったほうが正しいかもしれない……」
KP:紹介先の病院を受診する数日前の深夜、十郎はハナの隠し事を知ってしまったのだという。
護千:……んあぁああああっ!?
天野:ね、猫……?
照実:ですよね~……(笑)
十郎:「……死んだものは蘇らない。そんなことが起きるとすればそれは……映画や小説の中の話だ……わかっていたのにな……」
KP:みなさんここで《アイデア》をどうぞ。

護千80→35成功みさと70→29成功天野40→3クリティカル照実70→73失敗

KP:では成功した人、そしてクリティカルした人はさらに明確に理解します。例の噂、近隣で野良猫がいなくなっているという話。
KP:十郎は改めてハナと向かい合い、時間をかけて2人で話し合ったという。十郎は冠島でハナの身に起きたことと、自分がハナに対し何をしてしまったのかを包み隠さず全て話しました。ハナは自分の体の真実を答えた。
KP:陽の光に痛みを感じるようになったこと。夜は心地よく、快適に感じるようになったこと。何を食べても収まらない空腹感と喉の渇き。その渇きを癒やすためには何が必要なのか。
十郎:「妻もね、自分がどうすればいいのか最初から話し合っていれば、あんなことをする必要は最初からなかった……妻が安全に生きていくためにはどうすればいいのか、簡単なことだ」
KP:俯いていた十郎は姿勢を正して顔をあげます。ここでみなさん《目星》をどうぞ。
護千:んあ~あれが見えそう~~。

護千25→75失敗みさと75→48成功天野40→21成功照実70→21成功

KP:成功した人は、十郎のシャツの襟元から白い包帯が覗いていることに気づきます。
十郎:「もっとはやく気がついてやればよかった! いや、気がついてやるべきだったよ。俺一人いれば十分……だったんだ」
十郎:「その様子だと君はまだみたいだけど、勘付いてはいるんだろ?」
十郎:「……妻はいま、俺の血を飲んで生きている……」
護千:「血を……飲んで……」
みさと:いま島のあのシーンがプレイバックしてたよ(笑)
*あのシーン:リプレイ動画「蠢く島」第13話にて護千の蘇生が行われたシーンのこと。こういう偶然に出会うのもまたTRPGの醍醐味ですね。
護千:うん、してた(笑)。
みさと:あの狂気の内容、やばいね(笑)。
照実:あああ!!!
KP:あの時君は目覚めた瞬間に猛烈な渇きを感じていた。そして自分の目の前にいたみさとに目を向けた時、何を感じたんだろうね。涙で充血した赤い瞳、上気した赤い頬を見て何を感じたのか……。
護千:……いやぁ、これは全然SANチェックあってもいいっすわぁ……(笑)
KP:十郎は憂いを帯びた笑顔を君たちに向け、必死に取り繕って話します。その感情は隠しきれるものではありません。
十郎:「これは、俺が望んでやったことが招いたことだ。なのに妻はこの現実を受け入れてくれた。庭を見たかい?綺麗な花だろう?今はもう手入れは真夜中にやっているんだ。おかしな話だろう?自分が植えて育てているのに、ハナが一番キレイな朝の様子も満足に見ることができないんだ」
十郎:「……でも! 妻は生きているんだ。生きているんだよ。それでも幸せだと、笑ってくれるんだ……妻は、化物なんかじゃない……息をしている人間だ……最後の時まで絶対に一人になんかさせない……俺達はこうして最後の時までひっそりと生きていく。2人で、決めたんだよ」
KP:十郎からハナの話を聞きました。君たちの親友である護千くんはハナと同様の症状を患っており、現実ではありえない異質な存在になってしまった。
KP:そして護千と天野はこの事件の当事者です。みなさん、SANチェックをしてください。

護千成功、照実成功、みさと成功、天野成功

天野:全員成功している(笑)
KP:覚悟はしていたのかもね。
護千:そうね~、心の準備はできていたから。
KP:そんな気丈な君達をまっすぐに見つめ、真摯に情報を提供してくれるといいます。
天野:いやこれ……プレイヤー的にこれどういうのが一番いいハッピーエンドに行くのかわからん(笑)。
護千:事件は起こっているけど、物語の完結って意味ではまだ全然見えないよね。
十郎:「このことに関して君たちが行動を起こすのは、止めない。でもね、俺達は一切関与しないことを許してくれ」
天野:ひっそりと生きるって決めたんやもんね……。
KP:さて、十郎が幾つかの情報を教えてくれます。
KP:まず一つ、古びた羊皮紙には組成させる方法しか書かれていなかったが、解読した時に気づいたこととして、続きがあるような文章だったとのことです。
KP:そして十郎があの島で働いていたときに知ったこととして、古びた羊皮紙を五木田輪紋に譲ったのは、輪紋が裏で提携していた例のカルト団体である。
KP:カルト団体、団体名は「スターフィルハーモニー」
護千・みさと:ブホッww
※スター……星……怪しさ満点
KP:東京都足立区内に事務所を構える楽団です。
護千:ほ、ほーう(笑)。
KP:一番初めに輪紋に提携を申し入れてきたときも楽団のスポンサーにならないか、との申し出だった。
KP:とりあえずはこれだけです。
天野:うわ~! なんかすげぇ!! なんかうぉ~!ってなった!!
十郎:「護千くん」
護千:「はい」
十郎:「ハナに会ってやってくれないか?」
護千:「……ハナさんは、どこに?」
十郎:「今は二階の自室にいるよ。案内しよう」
KP:そう言って十郎は立ち上がります。
護千:それについていきます。
KP:十郎はそれを二階のハナの部屋へと連れて上がります。十郎は部屋の前で足を止めます。
十郎:「妻が、君と話したがっていたよ」
護千:「はい」
十郎:「何かあったら言ってくれ」
KP:では場面を一旦リビングに戻しましょう。会話をすべき相手を失った三人の中には現在沈黙が支配していることでしょう。君たちは今この間に何をしますか?
天野:え、行こうとしてる?
照実:いや、来てほしくないオーラ出されたらまぁ行かないけど。
みさと:じゃあ行かんかなぁ。
天野:ここは、俺が行っても苦しみは分かってあげられないし、ただの野次馬になるだろうから護千に任せようって。十郎さんに来てくれないかって言われた瞬間から思っているので。
護千:僕もそう思ったかな。
天野:俺は全く動こうとしません。
みさと:護千が来るなって言うなら行かない。
護千:来るなとは言わずに目線で制しておきます。
みさと:じゃあ不本意ながら従います。
KP:じゃあ部屋に残るってことで《目星》を振りましょう。

みさと75→84失敗、天野50→67失敗、照実65→90失敗

KP:で、では《アイデア》で(笑)

みさと75→23成功天野40→34成功照実70→83失敗

KP:整然とした部屋の中、とても丁寧に物が置かれていますが、かすかな違和感を覚えます。君たちはその違和感の正体が、棚の上でなぜか伏せられている写真立てであると気づく。
みさと:見ちゃう。っていうか何の気なしにふって行ってふっと見る。
KP:そこに伏せられていたのは、4ヶ月前、冠島の花が咲き誇る庭園で撮った写真。一枚は幸せそうな夫婦が、もう一枚は十郎が撮ったものでしょう。楽しそうに笑っている君たちとともに、一人の女性そして 可愛らしい少女が一人写っている。
護千:撮ったよぉ~(泣)
※可愛らしい少女:お分かりいただけただろうか。彼女に会ったのは……(リプレイ動画「蠢く島」の3話参照)
みさと:少女……www
天野:い、いたからホントはいたから! でもあのときはもうっ!……ニャルン……
照実:知ってるんやったっけこの三人も?(笑)
みさと:あのこと伝えてない?
護千:いや、伝えへんかなぁ(笑)
天野:なんかニャァ。
護千:知らなければそれに越したことはないかニャァ……(笑)
みさと:ニャァ。写真はもとに戻しておきます。
天野:この写真伏せてんのやなぁ……

KP:では、ハナの部屋に視点を移しましょう。部屋は電気がついておらず。月明かりだけが暗い室内を照らしています。ここで君は自分の視界の違和感に気づきます。室内は暗いはずなのに、何故か鮮明に見渡すことが出来ます。
天野:暗視や……。
護千:目星に補正とかかな?
KP:以降、君は暗所での目星に+20の補正が与えられます。
照実:でかい(笑)。
護千:65になるぞ~!
KP:そして、月明かりの中、ハナの姿がはっきりと見えます。部屋の中で佇み微笑むハナは、四ヶ月前冠島見た時より一層、どこか妖艶な印象だと感じます。
ハナ:「お久しぶり。私も護千くんのこと心配していたの。無事で何よりだわ」
護千:無事、かぁ……。
みさと:ふふふ(笑)。
KP:彼女も無事と言う言葉を言う時は複雑そうな表情をしています。ハナは君と同じくあの島で「死」を体験しました。周りを取り巻く環境は違えど、今君と全く同じ症状に苦しんでいる唯一の人、それがハナです。
護千:ん~……。
ハナ:「……あの人を責めないであげてね」
護千:「……そんなこと、しませんよ」
ハナ:「私はもう、この自分の体を受け入れることにしたの。でも私、このままではあの人の人生を駄目にしてしまうと思うの」
照実:あぁあ……。
ハナ:「でもね……それでも構わないというのよ。ほんっとうに、馬鹿な人……でも、それは私も一緒ね。私、今でも本当に幸せなの。当たり前のようにこれからも2人で生きていく。何も変わりはないの。」
護千:「このまま……ふたりで……そうか……。うん……でも、僕は……抗うよ」
照実:抗うのか。
護千:抗うね……いや、でもこれは暗にハナさんたちの在り方を否定するような……ん~でも……
*異なる在り方を選ぶからと言ってそれは否定にはならないのです。皆さんであれば吸血鬼としての生を受け入れられるでしょうか。
天野:いや、でもまぁそれはそれでうん。
みさと:うん。
護千:うん、そだね。苦々しい顔で抗うって言います。
KP:ではハナはその手を優しく握って言います。
ハナ:「……息をしてる。生きているのよね、私達」
護千:「……うん」
ハナ:「街の昼下がりを散歩できなくなって、おかしなものを食べないといけなくなって……それでも、わたしたちはここにいるんだわ」
護千:「うん……」
ハナ:「護千くんが抗うと決めたのなら、あなたも自分自身が正しいと思う生き方を見つけなきゃ。あなたも今、確かに生きているんだから。そうよね?」
護千:「そうだね……僕は、お日様のもと、自転車で色んな所行きたいしね。それでカメラでいろんなもの撮らなきゃだし」
ハナ:「護千くん、自転車もカメラも大好きだものね(笑)」
護千:「みんなとも、色んな所に行って色々なことをしたいからね。やっぱり僕は抗うよ」
KP:ハナは本当に嬉しそうに頷いています。
護千:あぁああ……ハナさん……ハナさんはそっちを選んだのか……。
KP:部屋を出ますか?
護千:笑顔で別れて、部屋を出ます。
KP:ハナとの会話を終えて、君は部屋を出ました。部屋を出ると、廊下の壁によりかかり、片手で顔を覆っている十郎がいます。
護千:聞いていたのか……。
KP:君が出てくるとさりげない動作で目を拭い、ぱっと表情を変えて話しかけてきます。
十郎:「話は終わったのかい?」
護千:「はい」
十郎:「じゃぁ、下に降りようか」
KP:そうして君は十郎とともにリビングルームの方に戻ってきました。
天野:あのとりあえず十郎さんに聞きたいことがあるんだけど……ただできれば他の3人には聞かせたくなくて……。
KP:聞かせたくない?
天野:あの……ちょっと、術をかけた人同士ってのもあるんで……。
KP:2人だけで話したい?
天野:うん、2人だけで。ちょっと女の子たちには……女の子は守るものなんで、天野的には(笑)。護千もちょっと外してもらって。だから十郎さんだけ、いいですかね。
KP:では十郎は君を連れて廊下の方へ行きます。
天野:「……そのまず聞きたいのは、その……ハナさんが、十郎さんの血を、飲んでいると思うんすけど……あの、十郎さん以外の血、だとだめなんすかね? 誰のでも、いいんでしょうか?」
護千:なるほど。
天野:「その、呪文をかけた人じゃないといけないとか、そういうことは、ないんすかね?」
KP:それを聞くと、十郎しばし思案した後に
十郎:「いや、ハナがほかの人の血を飲んだわけではないが……おそらくは大丈夫だろう」
天野:「それじゃあ……あの、お願いがあるんですけど。みさとと照実には、誰の血でもいいっていうことは言わないでもらいたいんです」
他三人:ほぉ~(笑)。
天野:「たぶん……たぶん護千が苦しくなったときにあいつらたぶん、『私の血を!』とかって言っちまうと思うから」
照実:思ってたことに先手打たれた!!(笑)
天野:「俺じゃないと、俺じゃないといけないって言うことにしておけば、たぶん二人共黙って、俺に任せてもらえると思うんです」
護千:これは天野の勝ちですわ(笑)。
照実:これはやられたね(笑)。
十郎:「そうか……」
天野:「お願い、出来ませんか? あいつら、にはできれば……あまり関わってほしくないんです。でも俺はもう呪文を使ってしまったから」
KP:自分と同じ境遇である君のことはよくは分かるでしょうし、十郎は首肯します。
天野:「……ありがとうございます。俺からは以上です」
みさと:……ごめんやけど、二人が出てる間に、動かしてもらうよ。
護千:わぁ! 何するのこの子!(笑)
みさと:私も考えてたから(笑)。護千が入ってきて、二人が出ていったあと、護千の方に行きます。
KP:それは照実いる前でも良いですか?
みさと:いる前でもいい。
KP:では三人がいる場所でってことですね。
照実:……対決だ(全員爆笑)。
天野:がんばって~!(笑)
護千:いいぜ、かかって来いよ(笑)。
みさと:おう。
天野:がんばって。
みさと:じゃあ護千でのいつもの口元の笑みを消して歩いていって、
護千:「どうした、みさと」
みさと:黙って、肩にポンって手をかけて、膝立ちにさせます。
照実:お、おう!?
天野:て、てるちゃん止めてな! なんかやりそうになったら! 俺は外なんだ~!
照実:「どうしたんや、みさと」
護千:じゃあ「へっ?」って顔しておこう(笑)。
みさと:で、そのまま護千を抱擁する。
護千:おぅけい、いいよ(笑)。されるがままされよう(笑)
みさと:で、そのまま抱擁して、抱擁して、どうしようか!(笑)
護千:「……どうした、みさと。苦しいよ(笑)」
みさと:「苦しかったのはあんたでしょ?」
護千:おぐふっ!? 一撃でやられた!!!(笑)
天野:おおおお!(笑)
照実:いいなぁ(笑)。
みさと:「……あげようか?」
天野:ちょ、ちょっと!!! もおおおおお!!
護千:「みさと……それは……だめ、だめだ、だめだ! 許さないぞ!」
みさと:「……そう決めたの?」
護千:「……そうだ。もしそこを超えたら、俺は"何"になる?」
みさと:「んん…………」
護千:「……怖いんだよ、恐いんだ」
みさと:こわい、か……。
護千:現実世界にはそういう人もいるのかもだけど、護千にとっては……。
天野:人間じゃなくなってしまう決定的なこと、だよね。
みさと:う~ん、じゃぁ……弱音を吐く感じ?
護千:うん、そうだね。
天野:やっと弱音を吐いた。
護千:そろそろいいタイミングやった(笑)。
みさと:じゃぁ、それを聞いてフフって笑って……。
護千:「……何がおかしいんだよ」
みさと:……なんて言おうか?(笑)
天野:なんか、やっと聞けたって感じだよね。「なっさけな」とかかなぁ(笑)
みさと:ぼきぼきにしにいくな(笑)
天野:いやいやでも、いつもどおりの方がぽいかなって(笑)。「なっさけな」っとか言ってちょっと泣いちゃったりしたらいい感じかも(全員爆笑)。
護千:願望垂れ流しやんけ(笑)。
天野:ただの俺の好み(笑)。
護千:まぁたしかにいい感じではある(笑)。
みさと:「まぁ、理由はちょっと情けないけど、でもそう決めたんでしょ」
護千:「いいだろ? 怖がったって……人間なんだから」
天野:おおお!!!(ぱちぱち
みさと:人間なんだから、か……ん~ちょっと待ってね……。
護千:なんかもうこの家に来てからずっと泣きそう(笑)
天野:俺ハナさんの部屋やばかった(笑)
護千:うん、もうあそこ全然言葉でぇへんかったもん(笑)
照実:じゃぁこれは照実のターンだな(笑)
天野:頑張れ絵本作家!(笑)
護千:みさとが飲ませようとしてくるけど僕も鉄壁のガードで頑張るから!(笑)
天野:あ、でも俺は二人の血を飲ませたくないだけで……。
護千:うん、わかってるわかってる。
天野:まぁここ2人の図とか全然見たくないだろうけど(全員爆笑)。
KP:視聴者的には、そこまで見たくない(全員爆笑)
護千:ただ! さっきの天野めっちゃかっこよかったから!
天野:まじか!
KP:さっきの行動は良かったぁ。
みさと:あれはねぇ、よかったよねぇ(笑)
照実:うんうん!
護千:お~!ってなってやられた~って。天野魅せまくってるねぇ、RPでもダイスでも。
天野:しかしみんなには残念な扱いをされる(笑)
護千:しかしその天野に対してこのみさとである(笑)
天野:てるちゃん行こ! おいしく行こ!!(笑)
護千:みさとが考えているうちに言うたら勝ちやで(笑)
天野:おいしいとこもらっていくのアリよ!
照実:とはいえ先にこう言われてしまうと引いてしまうなぁ。
みさと:そうか、じゃあ……人間なんだからって言ったら
みさと:「何当たり前のこと言ってるの?」
天野:おっ! いいぞ!
護千:うん、そやね。当たり前のことを言ったんよね。ほぁ、くそ、どうしよっかな……
天野:一本取られたみたいな感じで笑っておくのもいいと思う(笑)。たしかに、そうだな!みたいな(笑)
護千:これ、ん~、どっかで衝動判定とかあったら終わりやなぁ(笑)あか~ん!
*衝動判定:DX3rdのルール。体内のレネゲイドウイルスが暴走するか否かの判定。ここでは吸血衝動を強要されることを恐れて言っている。
天野:そん時は視聴者のことは気にせずにこっちに!
みさと:そんときは腕とかにしよう。
天野:首筋とか誰も見たくないわ!!(全員爆笑)
KP:え~っと、さて……
みさと:ちょっと待って、ちょっと待って(笑)
護千:まだやりたいんやな(笑)
天野:おいしいことをやりたいんやね(笑)
照実:「そうやで、当たり前やん」
護千:「みさと、もういいかい?」立ち上がってほどこうとするよ。
みさと:じゃぁちょっと引っ張られてつま先立ちになってから
天野:……はぁ? 可愛すぎかよ。はぁ? キレそう。護千なに、彼女みたいなのできちゃってんの?(笑)うらやましい~~~(笑)んあ~彼女欲しい~~~。俺誰も見てないところでかっこいいことしちゃったからなぁ(笑)
みさと:起き上がったのなら、ほどく。
みさと:「決めたんなら、ちゃんとやりなさいよ。」
護千:「あぁ、抗うよ。僕は……あの夫婦みたいには考えられないから」
護千:ハナさんと十郎さんにしたら互いに寄る辺があったからこそそういう選択ができたんだよなぁ。
天野:こうなる前からこうだったからねぇ……抗うって選択肢よりはこっちになるよね。
護千:うん。ハナさんはそれでも生きているってね。ハナさんの話を聞いて逆に決まったかもしれんな。「俺はあぁは考えられねぇわ」って。っていうことは抗うしかねぇんだって感じよな。
みさと:うん、じゃぁじっと目を見て、覚悟決まった目で。
みさと:「おし! じゃぁ……じゃぁ覚悟決めろ!」って言ってケツパーン叩きます!
護千:「いつぁっ!?」
天野:え~めっちゃいいや~ん……
護千:「いったいなぁ……?」
護千:この子、抱擁してケツパーンですよ(笑)
天野:めっちゃいいやんなんなん? はぁ? キレそう。
照実:見守ってるわ(笑)。全部やってくれたわ(笑)
護千:照実負けたな(笑)
照実:う~ん、これは先手必勝やったねぇ(笑)
護千:「……みさと、照実。俺、こんなんだからさ……手伝って、くれるか?」
みさと:「……覚悟決めろって言ったでしょ、こっちを巻き込む覚悟を決めなさい」
天野:イケメンかよ!!
護千:イケメンかよ……こんなん惚れるわ……。
みさと:照美の方を確認の意味で見るよ。
照実:もちろん満面の笑みですよ。
天野:てるちゃんはマジ天使や。我らの天使はてるちゃんやからな。
照実:照実笑っただけやで(全員爆笑)。
護千:みさとあんだけやったのに対して照実笑っただけで私達の天使かよ(笑)
天野:だっててるちゃんの強い笑みってさ、いつもほわんとしてる子がキリってしてうんもちろん!って言う時やばくない??
護千:うん、なるほど。めっちゃ分かるよ!!!
照実:じゃあこれは私からって言って杖でグリってやりますね(笑)
護千:「……強い! 強いな! 二人とも」
照実:「……遅い!」
護千:あああ泣きそう。
照実:「四ヶ月も一人で……もっと早く言ってくれてもいいやんか」
護千:「……ごめん」
護千:そっか~その覚悟が足らんかったやなぁ。みんなを巻き込むなぁ。
天野:一人で何とかする!だよね。
護千:知られたくない、知ったら心配するからっつって。覚悟足らんかったわごめんなみさと。
みさと:おう(笑)。
護千:それを言われたらなんかふっきれるな。
みさと:「じゃぁ明日からすべきことがあるわ」っていって手帳をや開き始めたところに……。
KP:天野が戻ってきましょうか。
天野:は~い!
十郎:「やぁ、おまたせしたね」
天野:表情の違いに気づいても大丈夫です?
護千:決意した顔してます!
みさと:やる気に満ちています。
天野:「な、なんだよ。なんかあったのか? 三人でいた時に。」
護千:「なにもないよ」
天野:「なんか、なんかすげぇ羨ましい思いをしたような気がする。気のせいかな……?」
護千:「いつも通りだよ」
天野:「いつも羨ましい思いをしているのかお前は! 護千~!!!」
護千:「まぁそういうこと(笑)」
KP:十郎さんも微笑みながらそれを見ているよ。
十郎:「さて、そろそろ時間も遅くなってしまった」
天野:「あ、そうっすね。すいません、遅くまでいてしまって」
十郎:「構わないさ。君たちが来てくれて本当に良かった」
護千:「十郎さん、ありがとうございます」
天野:「ありがとうございます」
KP:そして十郎は君たちを玄関へと案内します。その道中ハナも合流し、十郎の傍らに立って優しく君たちの事を見ています。
十郎:「俺達は今もこれからも、後悔だけはしないよ。君たちも……どうか無事であってくれ。じゃあまた」
護千:「はい」
照実:「また、お元気で」
天野:「お身体には気をつけてくださいね」
護千:再会を匂わす言葉がいいな、「また」とかね。
KP:といったところで、君たちは鎌柄家をあとにしました。今晩どうします?
天野:明日仕事?
みさと:仕事。
護千:明日病院。
天野:13時やろ?
護千:明日みんな病院だよ。
天野:「とりあえず、護千はおれんちだな!」
護千:「はぁ……」
天野:「何だよ飽きたのかよ、護千んちでもいいぞ。……ん? 護千んちのほうが広いんじゃねぇの?」
護千:「じゃあうち来るか?」
天野:「おおおおお広い部屋だあああ! とりあえず、WiiUとか持っていくな! あと、パジャマと……」
護千:めっちゃスプラトゥーンするやん(笑)
天野:「2人はどうする?帰るか?」
照実:帰るかなぁ。
みさと:普通に帰ります。
護千:途中で血を吸うことになったらどうしよう、考えとこ(笑)
みさと:ってかさっき十郎と話してた内容については何も言わない? 自分限定であるっていうこと。
天野:うち帰ってから護千には言うわぁ。みさと照実には言わずに。
天野:「いや、護千が決意したっての分かっててこんな話すんのおあれだけどよ。いやごめんな、十郎さんに聞いたんだが、飲む血は術者じゃないといけないらしいんだ……いや! 飲むなら可愛い女の子の血が良かったのは分かる! 俺もな、そう思う。だが、こらえろよ。飲まんといけんらしいわ、すまんな。まぁ飲まないと決めたなら関係ないけどな(笑)。変なこと言ってすまねぇな、いやぁ、一応な。あいつら私の血を!とか言い出しそうだろ?(笑)」
みさと:ふへへへ(笑)
護千:にこやかですね(笑)
天野:「護千、なんだよ」
護千:「……そうだな(笑顔」
天野:「だろぉ!? あいつらほんと危なっかしいからなぁ」
護千:「じゃぁ、頼りにしてるよ、天野」
天野:「おぉお、何だよ照れるじゃねぇかよ! そうやって改まんの俺嫌い! なんか眠れないんよね? 眠れなかっても横になっておけば疲れ取れるって言うしちゃんと横になれよ~?」
護千:「うん、わかったわかった」
KP:23時過ぎ、天野は就寝と。
護千:僕は気晴らしに本を読みます。
KP:今どこまでいってたっけ?
護千:12です。残り8。
天野:さぁ読め!
KP:さて11時やから、何時まで読みます?
護千:ゆったり行く? 最後の一手は(笑)
天野:うん(笑)
護千:じゃあ11時から6時間で(笑)英語85!英語の心得!!
護千85→77成功
護千:しいいいいいっしゃ。
KP:やっと活躍してきたね(笑)
みさと:残り2か。
天野:結構増えたね!
KP:さて、夜が更けていき、君たちは夢を、見ます。
KP:もちろんそれは開示してもしなくても良いです。
天野:PLにはもう見せます~。
照実:おおお~。

君は夢を見た。楽しい楽しい夢。いつまでもみんなと笑っていられる。変わらない日常。こんな日々が続くことをささやかな出会いとして。

護千:ん~? フラグかな?(笑)
天野:やめて!(笑)
照実:ほぉ~~……
護千:ん! てるみん違うの?
照実:あぁけど、これはさっきの……みさととの問答を見ていて、案外変わっちゃったかもしれないんですよね。
護千:じゃぁまぁそれが整理できるまでのお預けで。
天野:まぁ今見せたのはあくまでPLなんで。
KP:決断をした夫婦と再開し、決意を新たにした護千たち。彼らの選択の果てに待つものとは!? 次回へ続く!!

次話【https://ch.nicovideo.jp/moriyuki_trpg/blomaga/ar1854975

コメント

あさひまる外伝
No.1 (2019/12/17 13:41)
待っていました。もうボロ泣きです。
テキストでも続きを楽しみにしています!
無理せず投稿して頂けたら嬉しいです!!
もりゆき (著者)
No.2 (2019/12/17 19:14)
>>1
コメントありがとうございます! ゆっくり気が向いたらとなりますが楽しんでいただけると嬉しいです!
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