東京近辺ではほぼ毎日のようにどこかで勉強会が開催されています。正直食傷気味な方も多いのではないでしょうか。ドタキャン、事前キャンセルも多いのでなるべく本当にいきたいと思うものに限って参加するのがいいかと思います。
今回はそんな勉強会で役立ちそうなソフトウェアをまとめて紹介します。開催、登壇、聴衆のいずれにおいても役立つかと思います。
Presentzは動画とスライドを同期させて見せるオンラインプレゼンテーションソフトウェアです。勉強会などでスライドを使って説明をし、その様子を動画に撮影したとします。後日、その様子をオンラインで見せたいと思った時に使えるのがPresentzです。Presentzは左に動画サービス、右にスライドサービスを表示して両者を同期させられます。動画だけでは伝えきれない情報もスライドを使えばより具体的になります。その逆にスライドだけでは見出しですが、その補足説明に動画が使えるでしょう。
ターミナルの画面を使ったライブコーディング「ScreenX」
ScreenXはターミナルの画面を多数のクライアントに配信するライブコーディングサポートソフトウェアです。勉強会やセミナーなどで実際の画面をデモする時があります。大きなモニターに映すのも良いですが、各個人のPCに表示するのも便利です。リモートデスクトップのような仕組みはGUI向けにはあるものの、CUI向けにはなかったように思います。それを可能にするのがScreenXです。ScreenXはscreenを使ってWebブラウザからターミナルの出力内容を確認できるようにします。そしてその場でチャットをしながら意見を交わせます。ライブコーディングなどで使える、とてもユニークなソフトウェアです。なお起動順番があるようで、失敗するとOS自体がエラーを起こしたのでご注意ください(Mac OSXの場合ですが)。
異なるWebブラウザ間でスライドのページを同期する「Slidesync」
SlidesyncはRuby/Sinatra製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)になります。勉強会やセミナーなど、今その場で行われているコンテンツに対してTwitterはとても威力を発揮します。時間のずれを気にさせないオンラインのツールであるにも関わらず、フォーカスしているのは今になります。この点はニコニコ生放送に近いのかもしれません。そのためTwitterが乗り越えられるのは場所という壁になります。どこにいても同じコンテンツを共有できるのがTwitterの魅力です。コンテンツをオンラインで同期できれば、後はTwitterを通じてコミュニケーションできます。この観点で見るとTwitterはまだまだ活かせる場面がありそうです。
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