タスク管理の話題は定期的に出てきます。それだけに簡単に解決する問題ではないということでしょう。MOONGIFTではプロジェクト管理をはじめ、幾つかの組織でタスク管理の改善などを行ってきましたが、そういった作業の中で分かってきた改善案と関連するオープンソース・ソフトウェアを紹介します。

ステータスで管理する

タスク管理で問題なのが進捗率の存在だと思っています。仕事というのは未了か完了のどちらかしかなく、たとえ9割方終わっていたとしてもそれは未了です。むしろ9割方終わっているように見えたところから完了までもっていくのに相当な時間(これまでと同じくらいの時間)を費やすことも少なくありません。

なのでカンバンのように作業前、作業中、完了くらいにしておくのがシンプルです。もし60%といった状態を管理したいのであれば、次の項目を参考にしてください。

タスクを分割する

1つのタスクを10個に分解して管理するならば60%という進捗率も見えるようになります。ただしこの場合は各タスクの重さが同一であると言う前提です。タスクの軽重を含めた場合、1〜3段階くらいまでとして、合計数に対する達成数の割合で進捗率をはかってもいいでしょう。

大きなタスクというのは達成度合いが見えづらくなります。なるべく細かく分割し、小さな達成を積み重ねていけるように努めるべきです。