今回はカンバン方式についてです。トヨタの生産方式の一つとしてよく取り上げられるカンバンですが、本来はかんばんらしいです。今はアジャイル開発の中で度々取り上げられることが多くなっています。

今回はそんなカンバン方式について、アジャイル開発とは切り離して取り上げてみたいと思います。カンバンを実現するためにアジャイル開発にしなければならないという訳ではありません、その良いところだけを取り入れられればプロジェクト管理に限らず便利に使える場面があるはずです。

  1. やっていることが明確になる

チームで仕事をしている時に大事なのは、誰が何をやっているのか分かるようにすることです。それが分かれば安心感が全く違います。怖いのはチームが考えていることと個人の考えとがずれ、全く違う仕事をしていた時です。

アジャイル開発の場合、作業開始のタスクは作業中のボックスに移動されます。それによって作業が行われる、行うと言った意思確認ができるようになります。あまり長時間ボックスに入っているようであれば、状況を確認すれば良いだけです。