過去分はこちら。
今月はWeb系のソフトウェアが半分、サーバサイドで使うものが半分といった感じになっています。Web系のソフトウェアは完成度が高ければそのまま使うかも知れませんが、殆どの場合はカスタマイズが必須です。それに対してサーバサイドのソフトウェアはそのまま導入できるので手軽です。
lf - ターミナル用のファイル管理
ファイルを管理しようと思ったらファイルマネージャを使うのが一般的です。WindowsであればExplorerであったり、macOSであればFinderを使います。次期iOSでもファイル管理用のアプリが追加されます。ファイル管理はコンピュータの基本機能と言えます。それなのにLinuxのターミナル上ではlsやmkdirなどのコマンドでファイルを管理してきました。今回はターミナル上で動作するファイル管理ツール、lfを紹介します。lfを使えば矢印キーだけでディレクトリを辿りつつ、内容をすぐに確認できます。まだドキュメントが殆どないので細かい使い方は不明ですが、2画面ファイラー風の表示もできるようです。個人的に2画面ファイラーはツボなので使ってみたいと思わされるソフトウェアです。
csviewer - フィルタリングもできるCSV閲覧コマンド
未だにシステム開発時にCSVファイルを扱うことは多いです。テキストエディタで見ても分かりづらいので、大抵はExcelなどの表計算ソフトウェアで閲覧します。しかし数字や日付を自動変換されてしまってイライラした経験がある人は多いはずです。そこで使ってみたいのがcsviewerです。CSVを閲覧するためのコマンドです。基本は -p でCSVファイルを指定します。そうすると罫線付きで分かりやすく表示されます。
Apache Allura - Apache製のGit管理サーバ
GitHubやGitlabなどGitリポジトリを管理するサービスは多数あります。そんな中、企業内部でGitリポジトリを管理するサーバを立てたいという声もあります。Gitlabは良い選択肢になりますし、GitHub Enterpriseを使う手もあります。そんな中、別な選択肢としてApache Alluraを紹介します。Apache財団が提供するGit管理サービスです。メイン画面はWikiになっています。なんとなくSourceForgeっぽく見えてしまうのは気のせいでしょうか。
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