前回紹介したブロックWeb(筆者の造語)を掘り下げて紹介します。今回はブロックWebを使って、自社や個人のサービスを素早く構築していくために必要な技術要素を紹介します。

部品はそこら中にある

現在、Web APIやマイクロサービス、BaaSと呼ばれるサービスなど、あらゆるコンポーネントが用意されてきています。自社で一から開発する必要性があるのかと考えてしまうくらいです。現状ではもはや車輪の再発明ではなく、すでに優れた車が存在する中で木製の輪を作り始めるようなもので、すでにあるものの方が圧倒的に品質も価格も優れているような状況です。

日本ではSIerと呼ばれる企業が多数存在します。彼らはすでにある素材を組み合わせて(インテグレートして)システムを構築しますが、それでもまだ開発する工数は大きいように感じます。現代ではもっとデベロップレスな手法が求められるようになっています。