今回のテーマはWebブラウジングの高速化です。Webブラウジングは高速であればあるほど良いです。遅いことにメリットはありません。モバイルの時代になって特に顕著になっており、元々のスマートフォンにおけるレンダリング性能の問題もあり、アプリが主流になってしまいました。

幾つかの工夫によってWebブラウジングは高速化できます。今回はそのための施策と関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。

ページ先読み

ユーザがクリックする前にリンク先のコンテンツを先読みし、キャッシュしておくという方法です。キャッシュを使うという従来の方法で高速化できるというメリットがある反面、ネットワークトラフィックが増えるというのがデメリットです。

使いどころとしては1つの記事を複数に分割しているようなメディアのサイトですが、そもそも分割することにユーザメリットが感じられないのが難点です。ページネーションにおいては使う価値があるでしょう。