こんにちは。
エロゲメーカー【チュアブルソフト代表のイシダです。
今回はエロゲ屋経営者って普段こんなことをしてるんだっていう一例として読んでね!



◆「経営者の仕事は何か」的な本とかを読むよ

いきなり経営を引き継ぐことになったので、勉強は欠かせませんからね。
どっちかというと「経営の失敗例」が載っている本を多く読みます。
最近は吉川英治先生の三国志を何度も読み返してるなー。

あと、こちらのブログ記事も何度も読んでます。

◆会社としての目標を定めて、達成に必要なことをチェックするよ

チュアブルソフトは◯年後にはこういう会社になっていたい!という
目標を定めてあります(内容はナイショ)。その為に今年は何が必要か、
来年は、とかそういうことを整理して、実現するにはどうすればいいかを
考えます。

4月26日発売の新作『ラブらブライド』も、目標達成の為の大事な作品として
組み込まれてますよ。OPムービーから意気込みが伝わるかな?



◆スタッフの戦力配置・予算・スケジュールを考えるよ

誰にどんな作業を担当してもらうか、毎月のランニングコストやゲームの
制作予算はどうするか、どのタイミングでゲームを発売するのが良いかを
考えます。

日々の作業の中で一番時間がかかっちゃうのはこれかなー。
現在の戦力配置は被災後の緊急状態のままなので、早く正常化させるのが
大事な仕事です。

◆「ユーザーさんがお金を払ってくださる意味」について考えるよ

ユーザーさんがお金を払ってくださるから、スタッフにおちんぎんを
払えるのです。

ユーザーさんは何でお金を払って下さるのか?それはお金に見合った満足を
期待しているから。その満足にはどんな種類がある?どうすれば満足度が
アップする?満足度向上の為にどこまで予算を突っ込める?

作品ごとに「こんな満足はどうでしょう」というご提案は変わります。
チュアブルソフトのエロゲってそんな感じなのです。

ちなみに、これについて考え始めると自分が何かを買う時に「何で自分は
これを買おうと思ったんだろう」が気になり始めて楽しいですよ。
コンビニでぽてち買う時にも。

◆出張や会合が多いよ

広報や営業関係の出張に加えて、「会社同士の交流」「お仕事の受発注に
繋がりうるご挨拶」が多いですね。

名刺交換をしたくらいでは人脈でもなんでもないので、チュアブルソフトが
どういうエロゲ屋で、得意なことは何で、どんな実績があって、どんな利益を
ご提案できるかをお話するのです。地元茨城県の一般業種の皆様とも容赦なく!

その甲斐あってか、先日は茨城県が運営するネットテレビ『いばキラTV』に
チュアブルソフト代表という肩書きのままで生出演することに…。
アーカイブで私のキョドりぶりが楽しめます(17:00くらいから)。

なお、最初のご挨拶から実際に仕事に繋がるまでには大体2年前後はかかる
かなあという印象です。直近の利益には繋がりにくいけど、種まきはして
おかないとそれ相応の収穫は見込めないって感じですね。





大雑把に挙げるとこんな感じでしょうか。これ以外にもメール対応や
各種会議がありますがそれは経営者特有のもんでもないし。

あ、前回の記事にコメントでご質問を頂いてました。
プロとアマの違いってなんなんでしょうね?
先程書いたことと被りますが
【自分の満足より顧客の満足が優先されているかどうか】
だと思いましたとさ。

じゃあ、今回は以上です。
皆様の質問やネタをお待ちしておりますのでコメント欄をご利用下さいな。
つづく!

d09b18c43c894c2a2160c786a9fa229decae6598