Japan auf der Erde~日本よ悠久たれ~

公共交通に思う

2013/05/24 05:40 投稿

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日本の電車の運行技術、特に都市部の過密な運行制御技術が凄まじいのは、
書く人も増えたし、海外経験者も増えて、もはや日本人には結構耳にする事になっていると思う。

その辺を焦がしてしまったピザの焦げた部分を避けて食べながら、書いてみる。

1、都市交通の相互補完の凄さ
日本だと或る交通ラインが事故や故障で不通になった場合、
電車の場合は似た様な地域を走る他社、そしてバス会社等が
その区間を即時的に補完してくれる。
これがドイツの都市交通では今の所ない。
補完されないので、自分で新しいルートを割り出して何とかするか、
徒歩やタクシーに頼むのみだ。
工事など事前にわかっているものであれば代替交通が用意されている事はある。

2、遅延での対応
翻ってみれば、せわしくなっている日本社会とも言えるけれど、
ICE(ドイツの新幹線)などの高速鉄道でも一度遅延すると、
その後運行を調整しながら遅延を取り戻す事はないので、
一度遅れると遅れた分は遅れたままとなる。
そして、日本の様に速やかに遅延証明なども発行してくれたりはしない。
公共交通の遅延が、何かの際の遅刻で自己責任になってしまう事も。

3、自販機がまだ低性能
飲料自販機もそうだけど、日本の自販機の性能は極めて高い。
小銭を一気に投入してもちゃんと数えてくれるし、
基本小銭から汎用紙幣まで一通りカバーしてくれている。
ドイツの自販機は小銭の連続投入には対応していないものがほとんど。
また支払いも小銭だけ、とか一定の紙幣だけ、
はたまたカードだけなんてのも多い。
なので、人員窓口が閉まっている時間帯に自販機で
切符を買おうとして買えないなんて事もあったりする。

今の所ドイツは、自動改札システムは導入していないので、
切符がなくても乗車は出来る。乗車後車掌とかに見つかると罰金等で余計にかかる。
(パリの地下鉄は自動改札を導入してる。)
言葉が通じるなら買えなかった旨を説明して車内購入も出来るが
昔は車内購入に寛容だったのだが最近は割高&怪しまれる率は高い。
そして、改札がないので電車には変な人も簡単に入って来る。
バスの場合は運転手が追い出したりしてくれるのだが
電車ではそうもいかず、なかなか酷い状況になったりもする。

最後に、普段は、最近の広告では、
「環境の為に自動車より公共交通を使いましょう!」
なんて言い分が書かれていたりするのだけれど、
こちらでは公共交通機関であっても容赦なくストを敢行する。
飛行機のルフトハンザを筆頭に、ドイツ鉄道やドイツの各都市交通機関もだ。
ひたすら歩くしかなくなった経験が自分にもある(苦笑。

もちろん、こういう対応の違いには、それぞれ一長一短あるわけで、
どちらが良いとか一面的に断言するつもりは毛頭ない。
ただユーザー視点で見れば、こんなに優れている日本の交通システム、
寝坊した車掌に総叩きとかちょっとした事で大炎上とかあるけれど、
もっと皆で優しく感謝しながら利用してはどうだろうか?
良い運行に尽力されてる方々にもその方が励みになるだろうし、
使う側も大らかな笑顔で使いたいものだと思う。

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