シメサバうまいにゃー

ども
テクニカルラボ室長です

iPadPro 10.5に買い換えてすこぶる調子がいい
さすがA10XFusion、コア数6個、RAM4Gの端末だ
ちなみに容量は512Gにしたのは秘密だぞ

実は室長はiPadを利用して
Mac OSX Server構築やメンテナンスを行なっているのだ

iPadはパソコンではないから流石にそんな事はできないだろうと思っているアナタ
実はTelnetによるコマンド実行とVNCによるリモートデスクトップへのアクセスができれば
移動しながらでもサーバ構築が出来るのだ

Mac OSXと言えどもれっきとしたUNICコンピューターだ
ftpやsftp server、Telnet Serverも構築出来るし
VNCによるリモートデスクトップも標準で搭載している。

サーバとしてMac OSXをコントロールするための
GUIアプリケーションもMac OSX Serverとして
2700円でApp Storeから購入可能だ。

一通り必要なサーバを構築したら
後はiPadにてクライアントアプリをダウンロード
設定を行えばMac OSX Serverに対し必要なプロトコルにてアクセスが可能となる

Telnetについては
iOSアプリでTelnet Liteと言うフリーアプリがある

https://itunes.apple.com/jp/app/telnet-lite/id286893976?mt=8
ちょっと癖があってコマンドを入力した後で
別途Enterキーボタンを押したりする必要があるのだが
コマンド実行やvi等のエディターを使用したい場合これで十分に対応出来る。
その気になればShellスクリプトやDBサーバへのCUIクライアントでSQLも実行も可能だ。

VNCはMac OSX上でシステム環境設定から「共有」→「画面共有」をチェックするだけで良い
URLやIPアドレスを設定すればiPadで操作可能だ

https://itunes.apple.com/jp/app/vnc-viewer-remote-desktop/id352019548?mt=8
Mac OSX Serverを起動し
サーバサービスのON、OFFや共有、ネットワーク設定が可能となる。
VNCも、マウス操作ができないので若干癖があるのだが慣れれば特にどうと言うこともない

Mac OSXとのファイル共有だが、
iOSにGoodReaderというアプリを利用する事でファイルの送受信が出来る

https://itunes.apple.com/jp/app/goodreader-pdf-reader-annotator-and-file-manager/id777310222?mt=8
ftpやsftpだけでなく、SMB(SAMBA)やAFP(Apple Filing Protocol)が利用できる
これでHDD容量さえ許せば広大なネットワーク共有ドライブとして利用できる。

zipによる圧縮ファイルを解凍することもGood Reader上で可能なので
自宅に忘れてきたドキュメントなどの圧縮ファイルも共有かしておけば
受信、解凍、参照が可能だ。

ちなみにiOSのexPlayerなどのストリーミングファイル対応のアプリを使い

https://itunes.apple.com/jp/app/explayer-pro/id562522113?mt=8
回線速度がそれなりにあればオンデマンドによる映像や、音楽も再生可能だ
録画で溜め込んだアニメや映画、ドラマの移動中に視聴可能となる。

頑張れば上記全てはiPadだけではなくiPhoneでも全て可能なのだが
正直画面が小さすぎてTelnetとVNCは流石に厳しい
VNCに至ってはアイコンやウインドウの操作が小さすぎてとてもじゃないが
操作できない。

MacBookなどを利用すれば全然問題ないが流石に重いし場所もとる
お近くの喫茶店に入ればなんとかなるのだろうが
iPadだと電車などの移動中などにサッと取り出して直ぐにサーバ操作できるし
小さすぎるiPhoneに比べて画面の大きさもiPadの方が最適だ。

そんなわけで動作が重くなったiPad mini4からiPad Proに買い換えたのが理由だ
ハッキリいって非常に便利だ、おすすめである。

ちなみにWindowsでも同じような事が可能だ、
興味があれば自宅でサーバを構築しiPadで操作してみていただきたい
手元の小型端末でサーバを操作できる醍醐味が味わえるはずだ。