最近
自宅で所有しているアニメやら映画などを見直し始めてしまった
どうも
テクニカルラボ室長です
受付システムでムービーの表示を調べている時に
SmoothVideo Project(以下SVPと略)というアプリがあることを知った。
https://www.svp-team.com/wiki/Main_Page
Windows版とMac版、その他Linux版まである
どう言うソフトなのかと言うと。
各種動画ファイルを、フレーム補完して 60fps で再生するプロジェクトの様だ
動画再生時にフレームが自動で補完される(中間フレームが生成される)
ようにすることで、動画を滑らかかつスムーズに再生できるようにするのだ。
ただし、途中のフレームを演算により生成するが為に相当なマシンパワーを使うので、
使用しているPCのスペックによっては逆効果になってしまう
アニメや映画などは実は秒間24コマで映像化されている
24コマだと正直画像のガタつきは十分肉眼で確認することができる
ガタつき?
そんなのわかんねーよと言う方はこの比較画像を見ていただきたいと思う
https://www.youtube.com/watch?v=x_t3FZ70kns
(YouTubeの小さい画面だとわかりづらいのでぜひ最大表示させ全画面で見てもらいたい)
これはアニメだが通常のFPS24からSVPを使ってFPS60で再生したムービー画像との比較だ
明らかにSVPで60FPS化した方が滑らかな映像になっている
よく見るとモーフィーングしている様に見える気がしないでもない
おそらく生成した中間フレームによる影響だと思う。
どの程度マシンパワーを使うかといえば
室長の使用しているMacBookPro 13インチ late2016のスペックで、
Core i5 3.1GHz
メモリー16G
Intel Iris Graphics 550 1536 MB
上記スペックで1Kのムービーを再生すると
CPUは常に40%、瞬間最大風速で100%行く時もある様だ
メモリーはたかが再生だけで500Mバイトも使用する。
おそらくメモリーは中間フレームを生成する為、フレームバッファに使用しているのだと思われるが
CPUに関しては中間フレームの演算生成でえらい負荷がかかっているのだと思う。
他のソフトを起動する余裕もない
SVPに関しては以下からフリー版がダウンロードできるので、
自宅のPCに自身のある方はぜひお試しいただきたい。
https://www.svp-team.com/wiki/Download
ちなみにSVPを使って再生すると画質も向上される
これは中間フレームの生成だけではなく画質最適化も行ってくれる様だ
ふと思ったのだがこれもある意味ビジネスになるかもしれない
1Kから今後4K、8Kの時代が来た時に自宅にあるデジタルビデオカメラの映像を
最新の動画再生機器にコンバートし直したいという人が出て来るのではないかと考えている
よく、VIDEOテープの画像をDVDに変換しますというサービスをしている写真屋などがあるが、
それのさらなる高画質化だ、SVPの様な変換ソフトを使って
「ご自宅の昔のデジタルビデオ映像を最新機器に最適化してコンバートします」
なんてサービスもできるかもしれない。
ただしそれなりにマシンスペックが必要だが、
商売としては十分成り立つ気がするけどどうだろうか?
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