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ここ最近観た映画の感想☆

2018/05/23 00:21 投稿

コメント:6

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今年入ってから観た映画の感想を適当にしていきます♪

パーソナル・ショッパー


日本版予告を貼りましたが、完全な予告詐欺ですね。
予告だけ見るとよくあるサイコスリラー系の映画に見えますが、
中身はホラー色の強い難解オカルトサスペンス映画であり、
決して万人受けする作品じゃありません。
海外では絶賛を浴びる一方、日本のレビューサイトでは賛否両論が激しいようです。

内容としては、
パーソナル・ショッパー(セレブの買い物代行)で生計を立てている主人公モウリーン
霊感を持っており、売却予定の屋敷で亡き兄との交信を試みる。
そんな彼女にある時から不審なメールが届くようになる。

というものなのですが、映画サイトでの説明じゃその部分が完全に省かれてて
違う印象の映画に思えてしまうんですよね。
この映画は「幽霊の存在」「性と死」がテーマになってます。
しかも暗示的な要素が強いので娯楽サスペンスを求める人にはおすすめできません。

とにかく意味深なシーンが多い・・・。人によっては最後までもやもやすると思います。
明確な答えが提示されないので自分なりの解釈が必要です。
そういう作品がすきであれば、ぜひ挑戦してみてください。



スリー・ビルボード


アカデミー主演女優賞、助演男優賞を受賞。
脚本賞の本命でもあったのですが後述の「ゲット・アウト」に阻まれてしまいました。
予想外の展開が繰り返される映画として注目を浴びた作品です。

いわゆるどんでん返しのようなものではなく、登場人物たちが予想もしない行動を
次々にとっていくので、物語の先が全く読めないのです。
監督が最初に思いついた構想は最初の3つの看板の部分だけだったようで、
脚本を書き進めていくうちに監督自身も思っても見ない内容になったそうです。

サスペンス映画ですが人間ドラマの要素が強く、
完全な悪と完全な善のいない変則的なストーリーになっています。
そんな突飛な物語でありながら、あのゆったりとしたラストシーンは妙に心に残ります。

主演女優賞を受賞したフランシス・マグドーマンドイーストウッドばりのアウトロー演技
非常に良かったです。ファーゴの女署長とは対照的ですね。

それとなんといっても助演男優賞のサム・ロックウェル
彼の役は典型的な差別主義者の南部のクズ警官なんですけど、
この映画のもう一人の主人公といっても過言じゃないです。

斬新な脚本と素晴らしいキャストに恵まれた傑作です。



ゲット・アウト


コメディアンであるジョーダン・ピールが初監督したホラー映画。
初監督とは思えない演出綿密に計算されたそのストーリーから
アカデミー脚本賞を取った近年稀に見る怪作です。

元々ホラー好きのジョーダン・ピールが自らネタにしてる黒人偏見ネタ
見事にホラー映画へと昇華させたのは見事としか言いようがありません。

あらゆる場面に伏線が散りばめられており、物語終盤に明かされる真実に
誰もが驚かされるはずです。伏線が確認できる2回目の観賞の方がより一層
映画を楽しむことができます。

本作は黒人に対する偏見が少ない日本じゃ理解しにい場面が多々あります。
例えば、冒頭の場面において夜中一人で歩いてる黒人の青年がこそこそしてるのは
白人が多く住む住宅地で黒人が出歩いていたら不審者扱いされるからなんです。
日本じゃ考えられないですね。

他にも登場人物の台詞がダブルミーニングであったりとか、細かい小道具にまで
徹底して隠喩が隠されています。

本作は元々オバマ政権時に脚本が書かれていたのですが、
差別発言をしていた現大統領のトランプ氏が当選したことによって
エンディングを変更した経緯があります。

変更前のエンディングにある主人公と友人の会話シーン
監督のお気に入りだったそうです。
別エンディングの方がカタルシスがあって、ホラー映画のオチとしても
こちらが正解だと思います。

しかし今のアメリカの世相を考えると現エンディングの方が適切ですね・・・・。



シェイプ・オブ・ウォーター


怪奇映画、怪獣vsロボ映画を作ってきたオタク監督ギレルモ・デル・トロの恋愛映画
ヴェネツィアで金獅子賞、米アカデミー賞では4部門受賞

元ネタがあの「大アマゾンの半魚人」とは思えない美しい作品になっています。
こだわりぬいた美術、演出、映像美に心奪われること間違いなしです。

作品賞を取る作品は映画好き以外の人にはとっつきにくいがイメージがありますが
本作のストーリーはものすごくシンプルで受け入れやすい作品になっています。
ただ性描写暴力描写があるので抵抗がある人は注意。

個人的に本作でマイケル・シャノン演じる悪役ストリックランドがすごく好きです。
彼は確かに悪いヤツなんですけど、その高いプライドから生まれる執念が凄まじい
んですよね。どんな壁も乗り越えてやるという感じに突き進む姿は恐ろしい反面、
なんか応援したくなっちゃいました。

おすすめしたい一本です。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


今回はここまでにします。実はこの間レディ・プレイヤー1も観てきました。
スピルバーグの映画愛が垣間見れてとてもよかったです。
特に旧友キューブリックの「シャイニング」の再現など実に興奮しました。
ゲームやアニメ以外にも細かい映画ネタがあって面白かったです。
(でも一番驚いたのは、ガンダムが大活躍してたことなんだよなぁ)



コメント

biimファン1919号
No.4 (2018/05/24 10:00)
見たくなりますねぇ!
ゲスト
No.5 (2018/06/12 01:26)
ミネソタ氏のアメコミと邦画のレビュー見て見たい気もする
どんちき
No.6 (2018/06/12 22:20)
作ってる動画は頭おかしい(褒めてる)のに文章はスっと入ってくる、実は東大とかにいそう
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