『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争』のプロゲーマー集団「NO FUTURE」のリーダー・KMが、さまざまなミカド勢と対談する連載企画「KMvsミカド勢」。
稼働当初は1クレ200円だった『バーチャファイター3』のプレイ金額を無駄にしないための戦い方を身につけるkyo-ji。ゲーセン内でのローカルルールや、それに反した際の台蹴り・台パンなど、当時ならではのバイオレンスな体験を語る。
※本記事は2020年10月7日にニコニコ生放送で配信した「KMの魂を抱いてくれ #5」をテキスト化し、追記・修正と追加取材を行ったものです。
テキスト構成/クドータクヤ
■What's a Knucklehead!
■What's a Knucklehead!
KM:明けて1996年、『KOF’96』『ストZERO2』『バーチャ3』『ストライカーズ1945II』がリリースされるわけですが、このへんのタイトルってどんな感じでした?
kyo-ji:当時は格ゲー全盛で、台の周りには人だかりができてるなか、ちょっと離れたところに置いてあるシューティングゲームを好んで遊んでる人たちって「孤高の人」みたいなイメージがあってカッコいいなと思ってましたね。「なんでそんなん避けられるんだ?」っていう弾をスイスイ避けていくんで、やっぱり上手いんですよ。なので、ゲーセンの喧騒のなかにいながら、ちょっと遠い場所への憧れみたいなものはありました。
KM:ゲーセンのなかでもプレイヤーのタイプがぜんぜん違う人種に見える感じですよね。
kyo-ji:そうそう、ストイックなカッコよさみたいなのがあって。あと『バーチャ3』が出たときってリアルファイトが一番多かったと思うんですよ。
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