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「月刊ノーフューチャーライブ外伝 KM vs KOF'96」スコアタの補足について

2019/08/08 12:00 投稿

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 全国800万人のアーケードゲームファンの皆様、こんにちは。 燃えプロバンド「ノーフューチャー」のリーダー・KMです。 

 今回の記事は、先日ノーフューチャーライブ外伝として行われたKOF'96の一人用CPU戦スコアアタックの補足的な内容をお話をしたいと思います。



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 『KOF』シリーズに限った話ではないのですが、自分は今まで対戦格闘ゲームに関しては対戦ばかりに注力してきたプレイヤーでした。対戦の面白さがそのタイトルの魅力であると考えていたし、CPU戦は連続技の練習やエンディングまでの演出を楽しむものと勝手に決めつけている所がありました。『KOF'96』の対戦も、ぶっ壊れたキャラバランスと、肝心な時に技が出ないシビアなコマンド入力も含めて、たまに無性にやりたくなる面白さがあります。

 そして、そんな自分の格ゲー概念が揺さぶられる出来事が起こります。2018年の秋頃、ふらっと入った秋葉原のゲーセンで凄まじいスコアを目撃してしまうのです。スコアの高さもさることながら、なぜか二台ある『KOF'96』のスコアネームとチームがすべて同じものだったのです。

 彼の名は「TK」

 90年代にヒット曲を連発した天才プロデューサーを彷彿とさせるその衝撃に、僕のアタマではあの名曲達がリフレインして鳴り止みませんでした。

 それからの僕は、何かに取り憑かれた様に「TK」と同じチームでスコアアタックを繰り返す事になります。

 このゲームの高得点技とは、ライジングタックルに代表される多段ヒットする対空技を持つキャラ、すなわちボガード兄弟。

「TK」のチーム構成は稼ぎ要員のテリー、アンディ、そして安定のクリア要員クラークと万全の布陣。特にテリーの強ライジングタックルは、根元からの7ヒットで4900点も一度に加算されるので、ひたすらにこれを擦ります。

 好きとか嫌いとか最初に言い出したのはライジングタックル、目標をセンターに入れてライジングタックル、燃えてるかい? ライジングタックル……といった具合に、とにかくライジングタックルを確実に当てていくのが面白く、とてもアガります。

 基本はテリーで3タテのストレートボーナスを抑えつつ、パーフェクトボーナスも狙っていく流れが理想です。もし途中でテリーが負けてしまっても、アンディのMAX超裂破弾が20ヒットで16000
点も一度に稼いでくれるのでなんとかなったりします。

 『KOF』シリーズのCPU戦は、この『KOF'96』までが全チーム総当たり戦でチームバトルっぽさを体感できる仕様とともに、苦手なキャラも得意なキャラもすべて攻略しなければならないところがやりがいを感じる部分です。

 シリーズ随一のロックテイスト溢れるBGMでライジングタックルをキメまくれ!

 「俺の中にいる狼を起こしちまったようだな。悪く思うなよ!」

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