ゲーセンミカドのブロマガ

※無料記事【「Fantom iris」ベーシスト】kyo-jiの四弦日記「2019ガンフロンティア戦記」(その5/最終回)

2019/06/24 12:00 投稿

  • タグ:
  • アーケードゲーム
  • ゲームセンター
  • ゲーセンミカド
  • Fantom_iris
  • ガンフロンティア
  • 春のSTG祭り2019

 どーも! 「Fantom iris」ベースのキョウジです。一ヶ月に渡って読み返した『ガンフロンティア』のフライトダイアリーも今回で終幕。

 地獄の5面を突破した先にはもはやワイルドリザードの残存戦力も尽きて、首領とそれを守る見せかけの鉄塊のみであった。

8f5d244eab8de62960eeaa970f62f95307225748 8ef8a113f9d223ee7158e54aa2e8886125d0baac

 しかし、俺は今回の配信を行う上での最大のポイントはこの最終面での一騎討ち・決闘にあると考えていたので。その研究の成果を最後に記して、幕を閉じたいと思う。


最終面(6面)は5ボスの誘爆から逃れたラスボス「キングリボルバー」との決闘のみで、襲来してくる部下の中型機・ボス機はもはや戦闘能力さえない見せ掛けのハリボテである。

84e4c5eb26eb4de3497a3a89d0d5b177cd6bc544

 ただね、それがここのBGMともあいまって本当に震えるほど格好いいのだ。正義も悪も無い、お互いの全てをかけて勝負する、それだけ。

5944c48d1cbcd09b0b67f883b9a1d7611f12abd3

 さて……何故に配信を行う上でこの決闘が最大のポイントか。システム面から説明しよう。

 ラスボス戦では自機はそれまでの6連機銃をパージし、ここまで温存してきた主砲に弾を装填する。
弾数制限は6発、残機は全没収。ラスボスの攻撃には2発までなら耐えられる。

13a4d16a38b0fe30c83cab7338b556ddc930b320

 ラスボスはそれまでこの星の人々から奪いつくした高密度の「金塊」を円形バリア状に展開し、一瞬止まった瞬間に隙間から自機に射撃をしてくる。

749199c39ca8ef86226368fe971da7a45febc839

 問題は金塊の正面が空くか、サイドが空くか全く分からない&見てからどっちかの隙間に移動して撃つ猶予はないということ。チャンスは6回、それまでに撃破できなけれ自機は金塊に押しつぶされてバッドエンドになる。

8583a03e850a746d9c62fdbf81926092c9b78691

 また、集中していないとヤマが当たった時も撃つのが一瞬遅れただけで、バリアが閉じて弾かれる。つまり……「運が悪いと"技術介入の余地もなく"負ける」ということ。

2ca1d6764cf73af537be2d75cba44a9a069c44ea

 はっきり言って、その熾烈な難易度ゆえ5面でゲームオーバーになることはあると思っていた。『ガンフロ』はそんなに生易しいゲームじゃあないし、それは覚悟していた。

 ただ、もし配信で5面を超えたら、この決闘だけは是が非でも勝たないと格好つかない、と配信が決まった時から思っていたんだよね。

 そこから俺の苦闘が始まるわけだが、仮にタイミングと位置が完璧であれば、正面かサイドの二分の一のチャンスが計6回ある。確率上では滅多に負けるはずない……が!! 『ガンフロ』やってる人なら分かると思うが、負ける時はホント負ける!

 最後の方は金塊の円周も広がってくるし、物凄い圧迫感で心がへし折られそうになる。

7dad2c0e7858e570ede90b7d0aba59cde7f23b84

 まず俺が調べたのは、ランダムっぽいとはいえ、何かを基準にした乱数であると踏んだ。なので、主砲を展開した後のレバー動作を全て画一化、最初のバリアが開くまで全て同じ動作をすることにし、事前の点数の桁数を調べた。

95f939c13d52c6456bf0e2a38bde6d93f433338b

 調べまくった。

5ea52c5f641f2e017bc9204ee5f0bcff0c948da3

 が!

 駄目!!(笑)。

 悲しい……。

 配信時に開発者の方よりコメントあったが、完全にランダムとのこと。うぅ……。

 が、何回も試行錯誤していく内に、この6回の金塊停止時に回数による何かの違和感に気付く。まずは何となく、後半金塊が多いような気がして調べた。

 結果、金塊の半円の数は1回目と2回目は5個。3~6回目は9個になる。そして自機を押しつぶす為に少しずつ円周を拡げて行く。

 停止時間は計ったけど、どの回も一緒。1秒もないぐらい。全部の写真を撮って計ったところ、ある結論が出た。

1回目、2回目
c4bc8c4904cf73864d9e8e402e5fa8e06226607e 3fd502e941dd8b068e91ff60f6845160a29b70cd

3回目、4回目
1b7cf9fa94daae1dac09907eae6ad0d30fb37200 6e85143337fe2bb4cf4dc4e06c04440aa46174b6

5回目、6回目
7afd827f21edfff6d6f9ca7e120502ebe720a980 616f2d5fb1125cf9b824d7c455065cc71ac8d511

 金塊同士の隙間の距離は【2回目>6>5>1>4>3】というふうに微妙に違うのだ。

 で、最大距離の2回目と次点の6回目ならバリアの円周ギリギリかつサイドと正面の中間に陣取れば、見た瞬間に移動→射撃が数フレームの差で間に合うのだ(隙間が大きい=サイドと正面射撃の中間位置から、隙間に飛び込む距離が少なくて良い)。

 逆に最小の3・4回目は下手に判断せずヤマを張ったほうがトータルの確率は上がる。

 これはね……『バーチャ』でいうところの「起き蹴りの中段下段の見切り」や『~3tb』の「起き上がり前転見た瞬間にサマーで潰す」ぐらいのフレーム猶予だと思っている(笑)。なので、慣れもあるけど、その日の動態視力が良ければバリア停止2回目にテクニックとフィジカルで確実に撃破できることがわかった!

 それからは配信の通り、2回目に陣取っている場所がすべてである。



 最後になるけど、『ガンフロンティア』は俺にとっては最高のシューティングゲームの一つ。小学生の頃、地元のゲーセンで見た上手い兄ちゃんの『ガンフロ』最終面のプレイ――これを見て
「STGってゲームもプレイヤーも格好いいんだなぁ」という原体験。本当に良い出会いだったと思う。

 そんなでさ、配信とかブロマガで、もし気になった方がいれば1コインいれてプレイしてみて欲しい。そういうきっかけになるのが、俺にとってはシューターとして一番嬉しいことでもあるんだよね。

 ほいではまた。次は何に挑戦しようかなー。

Fantom irisのライブは7月13日(土)THE SHOOTING!!#3に出演決定!

 で、今回ブロマガにも上げた事だし、STG祭り2019のタイトルからも何曲かセットリストも加わる...かな?(笑)。良かったら遊びに来てねー

出演者や詳細はこちら!↓
https://t.co/Xd8ZhiwKFE

 ではまたー!

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。

ゲーセンミカドのブロマガ

ミカドブロマガ編集班

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ゲーセンミカド

ゲーセンミカド

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細