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『ゲーセンミカドブロマガ本』編集後記(その1)

2019/06/05 13:00 投稿

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 ミカドブロマガをご覧のみなさま、こんにちは。先日増刷した『ゲーセンミカド ブロマガ特別増刊号 ロケテスト版(以下、ミカドブロマガ本)』や「ミカドちゃんスマホカバー」を販売しているネオフィリアラボのクドーです。

 このたびは『ミカドブロマガ本』を多数ご購入いただき、誠にありがとうございます! 6月15日(土)には高田馬場ミカドにてイケダ店長のトークライブも行われますので、ぜひこちらにもご参加いただければと思います。

 さて、今回はこの場をお借りして『ミカドブロマガ本』を製作・出版するまでに至った経緯を編集後記としてつらつら書き記していきます。

 ニコニコチャンネルにて「ゲーセンミカドチャンネル」の開設と「ミカドブロマガ」の連載が始まったのは去年の10月のこと。ミカドブロマガ一発目の連載となったのは、池袋ミカドのオープンに併せた「イケダ店長の業務日誌 新店舗オープンの経緯」でした。二店舗目をオープンするまでの経緯を明かしていく内容はとてもタイムリーで、ミカド勢だけではなくゲーセンファンや業界関係者からの関心も非常に高かったと思います。

 それから「イケダ店長の業務日誌」は日に日に連載を重ね、池袋ミカドのオープンまでの準備期間で発生したさまざまな諸問題を振り返った「居抜き店舗のほうが大変だ!」や、高田馬場ミカドのオープン時にかかった電気・内装工事費をどのように支払ったかを回想した「1000万円支払い作戦」など、ゲーセンミカドの裏側にある苦労を店長という立場と目線から語るノンフィクションドキュメンタリーは、ミカドブロマガにおけるメインコンテンツとなっていきます。

 一方そのころ、ネオフィリアラボでは「ミカドちゃんスマホカバー」に次ぐミカドグッズを何か企画できないかと悩む日々。手にとった喜びや実用性も考えつつ、限られた予算内で「あれはどう? これはどう?」というアイディアが浮かんでは消えていくのでした。

 そんなとき、ネオフィリアラボの方向性や展開について、イケダ店長と打ち合わせしたある日の一言を思い出します。

 「ブロマガも連載を重ねていけばそのうち形になるんじゃない?」

 このころはミカドブロマガの開始から半年が経っていました。物は試しと思い、いくつかピックアップした記事をword上でまとめてみたところ、かなりのボリュームになっているのは事実でした。イケダ店長の文体センスを殺さぬように活かしたまま、編集作業をぽちぽちと続けたところ、ひとつの読み物として純粋に面白かったものが出来上がったのです。

 それからは掲載する記事の選定と編集作業を平行しながら原稿は形づいていくものの、「どういうレイアウトデザインにするか?」という次なる問題が押し寄せます。

 さてどうしたものか……。その解決策となるヒントを与えてくれたのは、自分にとっての師匠の存在でした。

(続く)

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