ども! イケダミノロックです。
最近、俺の実況をいろんな方に褒めていただけることが多く、感謝の気持ちでいっぱいだ。ただ、非常に心苦しいのは、俺の格闘ゲーム大会やシューティングゲームの実況は本当に適当であるということだ(笑)。
気にかけていることは「なるべく面白くしよう!」ってなことぐらいで常に行き当たりばったりだ。
格闘ゲームの正確な攻略や駆け引きの解説を聞きたいのなら、俺以外の実況動画を見たほうが良い。当然そういう実況もあっていいと思うが、正直、俺自身はそういう解説だらけの実況をおもしろいと思わないし、それが正解ならば『ゲームセンターCX』はここまで長寿人気にならなかったと思う。
第一、これだけ膨大な数のゲームタイトルが存在している以上、すべてを完璧に熟知するのは不可能だ。とはいえ「そのゲームタイトルのことを知らない」「実況・解説は苦手でできないから」という理由で大会をやらなかったり、そのタイトルを稼働しないという後ろ向きな選択は、店舗にとっても、お客さんにとってもマイナスにしかならない。
知識? 知ったことか!
なんでもノリと勢いで実況やってやるわ!
これが俺のスタンスだ。
おわかりいただけただろうか? 俺は今後も「ミカド」で我が道を信じゲーム大会の実況をし続けたいと思う。以上、終了!!
……と言いたいところですが、実況をやってみたいと思っていながら萎縮しているゲーセンスタッフに向けて、俺なりのアドバイスを書いておきます。
1.実況はリズムである
喋るときにゲームの展開にあわせた心地よいリズムを掴むこと。俺はまったく聴かない音楽ジャンルだが、ラップとかヒップホップにも近いかもね。
ゲームごとに対戦のスピードにマッチしたリズムで喋れば、ゲームの知識なんてほぼ関係ないです(もちろん、あるに越したことはないけどね)。
リズムと聞いて意味がわからない人は、俺が実況してる『バーチャ3tb』や『キン肉マンMGP2』の大会動画をみるといいよ。特にメイプルリーフクラッチ記念大会はわかりやすい。
画面の展開に合わせて「〇〇マン、〇〇マン見てるかー!」から「メイプルリーフクラッチ!」と言うまでの流れが画面と合ってるでしょ? これこそがリズムなんですよ。
2.自分なりのキメワードを作る
俺の場合は「全国800万人の〜」とか「以上、終了! ありがとうございました!」ってやつね。これだけでも個性が出せる。
3.とにかく場数を踏む
まずはこれを見てほしい。
これは千葉県・成田市で開催された「ゲームサマーフェスティバル2012」のエクストラステージにて、俺が実況を担当した「『ドルアーガの塔』 タイムアタックバトル第三夜」の動画だ。当時の俺の実況は、今より下手だし、リズムも悪いし、聞き苦しくてつまんない(笑)。だから場数は重要なんだなと思う。
しかし、続けていくためには絶対に目標が必要だ。ちなみに俺が場数を踏めた理由、そして目標としていたことは「アーケードゲームとお店に集まるお客さんが好きだからとにかく楽しんでもらいたい!」。これに尽きる。
目標が明確ならば、実況なんて誰でもできる! そこは声を大にして言っておくぞ!
(終わり)
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