ども! イケダミノロックです!
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 先日の「“GIGS" CASE OF NO FUTURE 前夜祭」では時間の都合上、僕自身の音楽ルーツを発表できなかったので、ブロマガのほうに書き記したいと思います! まずはゲームミュージック編です!


 俺が最初にゲームミュージックっていいなぁと思ったのは『ギャラガ』のネームエントリー曲。特に2位以下の曲が好きでね。雰囲気もギャラガの宇宙的イメージだし、なによりも最後の50円玉でプレイして、ゲームオーバーになってあの曲が流れると、当時小学2年生ながら「ああ、もう家に帰らなくちゃ」「名残惜しい」「寂しいな」という感情が芽生えたんだよね。今でもこの曲を聴くと、あの時の感情や通っていたゲームセンターと駄菓子屋の匂いまで思い出す。

 以来、ゲームのプレイとは別にゲームの音楽にも意識をするようになる。『ドルアーガの塔』『リブルラブル』『ドラゴンバスター』『テラクレスタ』『ツインビー』『グラディウス』……あの時代のゲームミュージックにどっぷりとハマり、衝撃を受ける。と同時に『ホッピングマッピー』『ディグダグ2』を遊んだ時は「このゲームは曲だけだな」と、ませた評価をする小学生になっていた(笑)。

94214a69130f760a3382b01c0a7a72fe254c3f0f『GMO コナミ・ゲーム・ミュージック vol.1』

最初に買ったゲームミュージックのレコード! ファミコン版の移植では物足りないキッズだったので「アーケード版『グラディウス』の楽曲が好きなだけ聞ける!」と、発売日に亀戸駅ビルの新星堂で買いました。「2ループ入ってない!」とか「SE被ってる!」などなど、今聞くと純粋なサントラとしての評価は低いみたいだけど、当時の俺は『グラディウス』の音楽が聞ければなんでも良かったから大満足です(笑)。

 『ツインビー』のネームエントリー曲がまた物悲しくてね……『ギャラガ』同様、ゲームセンターの帰り道にぴったりのBGMなんだよ(笑)。あと『ツインビー』のアレンジバージョンも秀逸! 最初は『グラディウス』目当てで買ったのに気がついたらツインビー曲ばっかりに針を落としてたね(笑)。

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『ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』

 次に買ったのがこれです。『ドルアーガの塔』やナムコのテレホンサービスの後ろで流れていた『メトロクロス』のネームエントリーアレンジ曲が聴きたくてね(笑)。B面はアレンジバージョンばっかりだったけど、後に『ホッピングマッピー』や『ケルナグール』で使用されていて嬉しかったなあ(笑)。『ドルアーガの塔』はファミコン版より重厚で、今聴いてもかっこいいよね。

 以後、リリースされたアーケードゲームミュージック関連のレコードは片っ端から買っています(1988年以降はCDになっちゃったけどね)。中学・高校に上ったら同じ趣味を持つつ友人もできたので、貸し借りすることでだいぶ負担が軽減されました。『ファンタジーゾーン』『アウトラン』『アフターバーナー』『スーパーハングオン』といったセガ系音楽や 『奇々怪界』『ダライアス』などZUNTATAさんの音楽にも当然ハマりましたが、あえて俺らしく、マニアックなやつを紹介します!

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『コナミゲームミュージックコレクションvol.0』

 コナミが80年代後半から90年代初頭にリリースしたマイナーゲーム楽曲集。『フラックアタック』『シティボンバー』『クレイジーコップ』が収録されたことに狂喜乱舞したのを覚えている。お気に入りは『フラックアタック』。1面の緊張感あるイントロから重厚なメロディ、そして泣きのサビ! 熱過ぎるじゃないか! 2面の哀愁漂う曲もまたいい。背景で事故ってるトレーラーを見ながら燃えてくる感じ、わかる?!

 そしてプログレッシブな3面! これはもう最強! コナミのシューティング曲で一番好きな楽曲はこれ!

 「悲しさを表現するなら曲はマイナー一辺倒じゃダメだ。マイナーから一瞬明るくなるとき、または明るい曲調が一瞬悲しくなるときが、一番悲しさを表現できるんだ(by柴田直人/ヘヴィメタルバンド「ANTHEM」ベーシスト)」。

 メジャーからマイナーへ、そしてまたメジャーへ、目まぐるしく曲が変化し感情を揺さぶるのは柴田直人に言われなくたってコナミゲームミュージックの十八番だが、ラス前にあるベースソロ! そしてこの緊張感たるや! 激カッコいい!

 ライナーノーツで作曲者が若干病んでいるのが気がかりだが「ゲームミュージックを作曲するならこういう曲を書きたい!」と俺に思わせた『フラックアタック』収録の名盤! ぜひ機会があれば手にとって欲しい。

ゲームミュージック編は以上です! 次回は「HEAVY METAL編」を書きます!