全国800万人のアーケードゲームファンのみなさま、こんにちは。「ゲーセンミカド」ブロマガ編集班です。
11月17日(土)開催するライブイベント「高田馬場ゲーセンミカド×シティコネクション プレゼンツ【“GIGS” CASE OF NO FUTURE】」に向けて行われたトークライブ【“GIGS” CASE OF NO FUTURE 前夜祭】。
BAD CONNECTION、FANTOM IRIS、そしてNO FUTUREといった出演バンド陣が「人生を変えた曲!」と題し、好きな曲を爆音で流しながら、思い思いのエピソードを語るという内容をお送りしましたが、各バンドのメンバーが挙げた「人生を変えた曲!」を複数回に分けてご紹介します!
第三回目はBAD CONNECTIONからピクニック吉川と宇宙のマーブル!
CAKE/『I Will Survive』
(アルバム『Fashion Nugget』収録)
もともとはグロリア・ゲイナーっていうR&Bソウル系のアーティストが歌ってた楽曲なんですけど、それをcakeがカヴァーしたんです。ベースにまったく興味がなかったんですけど、こんなにコード感を出してるベースラインがカッコよくて、コピーして弾いてたんですよ。
サブカル系の音楽をガンガン聴いてた時はこれを毎日のように聴いててましたね。当時は音楽探しをよくしてて、当時はオルタナティブ的なロックが流行ってる中、ブルース色が強くて、メキシコ的な感じの曲調で、ヒップホップっぽいアプローチをしたこの曲にすごいハマってました。
【エピソード】
ピクニック吉川、音楽キャリアのルーツ
母親の彼氏がブルースマンなんですけど、母親によく手をあげる人だったんですよね。で、逆にこっちがブルースマンに手をあげたら「俺のギターを聴いてくれ」って言い出して、じゃあ聴いてやるよということで聴いてみたら、ズキューンと「あれ?! ブルースってカッコいい!」みたいになってしまって(笑)。それでBCリッチの高いギターをもらったことで自分もギターを弾き始め、オリジナルバンドを組むんですよ。
自分は三重県鈴鹿市の出身なんですけど、当時ボーカルをやってたメンバーと同じ大学を受けたことで上京し、下北沢でもライブやるぞって意気込んだのが音楽キャリアのきっかけです。そのバンドはそこそこ人気があって、バイト先にファンの女の子が来るぐらいだったんですけど、ボーカルの奴が「吉川はギターがヘタクソだから、プロになったら印税はお前に払わねえ。もっと練習しろ」って言い出してから大喧嘩しちゃって。
それで俺はバンドもギターも辞めるんですけど、大学も辞めてしまって、けっこうボロボロでしたね。当時はTSUTAYAでバイトしてたんですけど、給料日に給料がなくなるほどパチンコに突っ込んでしまったり、どん底ですよね。
金がないと生活できないわけですけど、親に相談なく大学を辞めたから勘当されちゃったし、バイトに行くためにバイトしなきゃいけない状況になっちゃって。これは「やってない」って前置きしたうえで話すと、先輩から「オトナのおばさんを喜(悦)ばせるバイト」を紹介されて、面接に行くわけですよ。ものすごい太ったおばさんと新宿の喫茶店で会ったんですけど、5秒ぐらいで合格し、「ここに最初のお仕事があるから」って住所が書かれた紙をもらったんですけど、そこで泣いちゃったんですよ(笑)。自分はその紙を破り捨て、雨がザーザー降ってる中でCAKEの『I Will Survive』を聴きながら、交通量調査のバイトに向かうわけです。
音楽を聴くときってダウナーな時とかどうしようもない時が多いんですよ。根が暗いので(笑)、音楽を聴くことで吐き出したり、楽器を弾いて吐き出して発散してきたので、会社をやっててどうにもならない時、忙しくてもバンドやらないとダメなんですね。
自分はもともとギターだったんでベースはあんまり上手くなかったんですけど、TSUTAYAでバイトしてた同僚たちと「バンドやろうぜ」ってことでベースを本格的に始めたんです。
大槻マキ/『memories』
10年以上前は『ワンピース』のコスプレをよくやっててて、友達と集まった時に「バンドやりたいね」って話になり、 もともとギターとドラムができた友達もいて「弾きやすいよ」って勧められたのがこの曲なんです。 それで初めてギターボーカルやって。それもドラムとベース3ピースで。 「バンドっていいな!」と思えるきっかけになりましたね。
当時は違う会社で頑張ってたんですけど、給料が払われないことが続いてばかりで嫌になってしまい、「私は音楽をやるんだ!」って逃げ場というか居場所を見つけたかったんですよ。私は1980~1990年代のアニソンが好きなので、mixiでアニソンバンドのメンバー募集をかけたら、知り合った先のバンドメンバーにピクニック吉川がいたのが出会いなんですよ。
私はとにかくアニソンをやりたかったので、4歳から11歳までピアノを習ってたから「シンセって勝手は違うけど、ピアノがわかってたらいけんじゃね?」っていう勢いだけでシンセをやることになるんですけど、いきなり100人ぐらいの集客があるライブをやることになってしまって(笑)。その時にこれをやったんですよ。
ピクニック吉川:当時のセットリストの1曲目がこれで、2曲目が『重戦機エルガイム』の『風のノー・リプライ』、3曲目が『名探偵ホームズ』の『空からこぼれたSTORY』でしたね。
子門真人/『Aランクサンダーの歌』
(メガCD『Aランクサンダー』主題歌)
当時のバンドには「恋人たちを殺せ」的なオリジナルソングを作ってる21歳のメンバーがいたんですけど、子門真人と同じ声なんですよ。
ピクニック吉川:アニソンとゲームソングのコピーバンドをやってると「こんなの弾けるか!」みたいなのが多いんですけど、それでもちゃんと練習するんですよ。
【エピソード】
マーブル先生の『ときメモ』愛
中学2年生から『ときメモ』勢なんです。当時すごい遊んでみたかったんですけど、スーファミ版はソフトが高いし、プレステは本体を持ってないから買えなかったので、西日暮里のゲームショップに置いてあった『ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま』をプレイしながら「いつか遊んでみたいな……」って思いながら過ごしていたら、友達がスーファミ版を貸してくれて。それで春休みの間ずっと遊んでいたら、目は真っ赤になってかゆいし、くしゃみは止まらないし、友達に「花粉症じゃない?」って言われるほど遊んじゃって。だって(藤崎)詩織がぜんぜん落ちてくれないんですよ! あとは全員落としたんですけど(笑)。
11月17日開催【“GIGS” CASE OF NO FUTURE 】の情報と前売り券については以下をご参照ください!
■一般前売券
1枚3000円(※入場時に別途ドリンク代が掛かります)
ローソンチケット/ロッピーにて販売中!
Lコード:74590
http://l-tike.com/order/?gLcode=74590
■場所(※11月10日、会場都合により変更となりました)
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-4-1 新宿Qフラットビル 01 (B1F)
「ライブハウスFMV」
http://f-n-valve.com/
※駅からのアクセス
http://f-n-valve.com/access/
※20枚限定「NO FUTUREサポーターVIPチケット(1枚5000円)」を「高田馬場ゲーセンミカド」で販売中!
購入特典
・1ドリンク無料
・NO FUTUREサポーターVIPTシャツ支給
・NO FUTUREリハーサル時より優先入場可能
・搬入搬出手伝い可能
・当日出演者サイン入り軍手支給
・当日弁当支給(※やる気次第では物販も手伝えます!!)
・打ち上げ参加可能(別料金)
■時間
開場11時30分/開演12時00分(終演は14時45分頃を予定しています)。
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