この曲はもともと
「ハンドクラップは右手が鳴ってるのか左手が鳴ってるのか」
という歌詞のテーマをぼんやり考えていたところに始まる。
(なので詞先といえばそうかもしれない。詞先変な曲ばっかだ…)
そこへ「J Dillaっぽいリズムやりたいな」という欲求が混じり、
さらになんとなくビートルズを弾き語っていたら
ストロベリーフィールズがとても気持ちいいことが分かったので、
「ハンドクラップ」「J Dilla」「ビートルズ風サイケ」
で三題噺のように出来上がった。
まずJ Dillaだが、これはポイントは「スネアが遅れて聞こえる」点だろうと思い、
素直にスネアを遅らせる方法と、
もう一つ「スネアの前のキックのタイミングをツッコミぎみにする」方法を取って
遅れて聞こえるビートにしてみた。
しかしながらタブラとかアコギとか入れていくうちに
スネアが遅れて聞こえる要素はちょっと減衰してしまった気がする。
(耳が慣れたのかも)
そしてビートルズ風サイケだが、
インド楽器を導入した(打ち込みで)。
タブラとハーモニウムがそれで、イントロとかかなりわけわからなくなってると思う。
そしてコード進行もストロベリーフィールズを参考にしつつ
「感性のままにかき鳴らした」っぽいコード進行にした。
で、歌詞のハンドクラップだが、ここが意外と難産だった。
思うに、前作のSF風もそうだが、
理屈っぽい内容には歌詞という媒体は向いてない気がする。
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