この曲は安産だった。
「なんかブルージーに行こう。最近三連符使ってないし!」みたいな感じで
冒頭部分( Bmaj7 G#sus4 G#m7 )を書いたらあとはスルッとできた。
sus4が入っているのはBメジャーにおけるレの音を伸ばしたかったからだが、
この動きが山崎まさよし「僕と君の最小公倍数」に似ていると思ったので(確かあちらはシの音を伸ばす)
なんとなく参考にしつつ作曲した。
その結果サビにクリシェが入ったわけだ。
Bメロがお気に入り。
このBメロは E7(IV7) B7(I7) を繰り返すのでブルージーなのだが、
サブドミナントのセブンスを使うのは、
最近やったライブで一緒に出演した人がIV7を使っているように見えたので真似をした。
音作り的には、
プリンスの曲によく入っている「カッ」がサイドスティックの音にリバーブをかけたものだと聞いて、
リバーブとコンプマシマシで作ったのが一つのトピック。
あとはアコギの音作りをちょっと頑張った。
今までアコギは中音くらいを意識していたが、今回(と前作Cool Cat Blues)はもうちょっと高音よりのあたりを目立たせている。
こちらのほうがボーカルにぶつからないでいいと思う。
歌詞はアレサ・フランクリンが亡くなったのもあって、
社会問題(黒人差別のような)に対する祈りの立ち位置の表明のようなことをしている。
祈りを神様が聞いてくれることはないが、祈らなければ始まらないだろう、くらいの意味合いだ。
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。