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TPPと著作権と非親告罪化

2015/11/07 01:19 投稿

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000060-zdn_n-sci

 著作権について マンガに広告をつけて無料で読めるようにし、著作者にも還元されるようにしたサイトを開設するなど、積極的な活動をしている漫画家の赤松健氏がツイッターで紹介していたのが上記リンク先の記事。一部引用させていただく。詳細は元記事のほうを。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で著作権侵害の一部を非親告罪とすることで合意したのを受け、文部科学相の諮問機関・文化審議会 著作権分科会の小委員会は11月4日、同人誌などに代表される2次創作は非親告罪化に含めない方向で議論を進めることでまとまった。

 赤松さんは法律としての文章がきちんとできるまでは安心できないと書いているが、こうした方向性が定まったのは明るいニュースだろう。
 私みたいに具体的には何もしないで、ネットに勝手な意見だけ書いている人間としては、こうしたニュースが出るまでの間に尽力している関係者の方々への感謝の気持ちくらいは表明したい。

 今はリアルタイムの情報が昔と違って格段に多い。日々目の前を通り過ぎるものをチェックするだけで終わってしまう。というかチェックしきれないのが現実。出版にしても映像にしても、点数が多すぎて、本来その作品を支持するであろう人の目にとまることなく、ごく一部のベストセラーを除けばどんどん埋もれていってしまう。ぬかみそだったら腐ってしまう。

 でもそれを元ネタにした二次創作が自由に作られれば、埋もれたものを掘り返してかき混ぜる事になり、目に触れる機会も増えて、そうしたものも腐らずに伝わっていって、過去に一度か二度だけヒット作があるけどいまは生活できないくらい困窮している、生活に追われて創作などできない、みたいな作家さんにも次回作に取り組める余裕ができるかもしれない。
 ぬかみそを毎日かき混ぜるみたいに、二次創作が掘り返していけば、作品の寿命も、作家の生活も、読者視聴者の利便もウィンウィンに持っていけると思ってる。

 作品中への文章、音楽や映像、画像の引用なども、ある程度寛容な方向での運用を願えればと思う。例えば昔のアニメ作品のファンクラブや、今は引退している漫画家の紹介サイトなんかを作りたい場合に、出典を明記してあれば元画像を使用してよい、みたいになるとありがたい。出典元が違法だったら・・・という問題もあるけど、結局行き着くところは公式資料になるわけだから、より源流に近いサイトから引用するようになっていって、学者の論文みたいに公式サイトからの引用数が何かの評価につながる、みたいになれば公式サイトの整備や運用もやりやすくなったりしないかなとも思う。公式サイトが整備されれば、公式サイトにも無い貴重な資料を持っている人が公式サイトに提供したり、維持に力を貸すこともできるようになるかもしれない。こんどは何が公式かって話になっちゃうけど、著作権を持っている人もしくは団体が作ったサイトみたいにしておくのがいいのかな。何ごとも例外はあるので原則として。
 
 国会図書館なんかの電子データがそうしたことに使えるようになれば、公共図書館の底上げにもなるかもしれない。

 私は昔のアニメ、宇宙パトロールホッパのレビューなんかも書いているけど、ほとんど見た人、記憶に残っている人がいないはずの作品なのでキャラクターなんかは絵で紹介したい。
 でも画像キャプチャーはまずかろうと思って上手くもないイラストをつけている。厳密にはイラストでも著作権上は駄目らしいけど、私くらい下手なら対象外だろう。でもできれば元画像を使いたい。そうすればもっとペースアップできるのだが。イラスト描くにはそれなりの時間的、精神的な余裕が必要なので、なかなかペースが上がらない。

 TPPの話題が無くても、そうした二次利用をもっと安心してできるようなルール整備は必要と思っていたので、これを契機に今後もそうした議論が深まっていけばと思う。
 一度決めたからもう変えちゃ駄目!ではなくて、常によりよい方向への見直しは続けていってほしい。

 私もまだしばらくは再現動画とか作れそうかな。
 

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