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「BAR来夢来人(池田文春)」心を映すカクテル編

2020/09/21 19:00 投稿

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  • 池田文春
  • 漫画本


第41夜 受け継がれてゆくもの
 来夢来人に留衣の祖父がやってくる。職業は杜氏で、いろいろな酒を混ぜてしまうカクテルは邪道だと主張する。留衣に俺を満足させられるカクテルを作れなければバーテンダーを辞めて杜氏を継げと言う。今は女性でもいいらしい。
 悩む留衣は祖父が働くあさ開き酒造を見学に行く。なぜか榊も同行。これで吟醸酒を使ったカクテルを作りたいと思った留衣は沙羅に相談。沙羅はヒントをつかめるようにと、デジャヴュというカクテルを作る。
 これで気付きを得た彼女は本醸爽風という日本酒を使ったリキュール・ド・レブリーというカクテルを祖父に飲んでもらう。

第42夜 緊縛愛
 仕事もできるが男遊びも激しい女性。ちょっとアブノーマルな趣味もある。何人とも同時に交際するが結婚する気は無い。来夢来人に女性の同僚と来店してセックス・オン・ザ・ビーチというカクテルを出される。
 彼女に無言電話やイタズラFAXが送られるようになり、エスカレートして部屋が荒らされたり猫の死骸が置かれたりするようになる。
 彼女は来夢来人でこんな時は守ってくれる男が欲しいとこぼすが、昔手ひどく男に裏切られた経験から一人の男を相手に決めるのが怖いらしい。沙羅はルネッサンスというカクテルをすすめる。

第43夜 星の残像
 プラネタリウム解説員の女性。同僚との結婚を控えていて、二人で来夢来人にやってくる。沙羅はお祝いにとアレキサンダーというカクテルを作る。
 翌日女性が死体で発見される。場所はホテルだという。彼女が風俗のバイトをしていたのでは、という噂が立つ。彼女の部屋には返事が来たはずの結婚式の招待状が捨てられており、同僚の男性は警察から彼女に少年院に入っていた過去があることを知らされ、何も信じられなくなったと来夢来人で荒れる。沙羅はデジャビュというカクテルを出す。

第44夜 定家葛
 鎌倉のとある寺を訪ねている沙羅。彼女は昔この寺の住持だったらしいが、そのことを話す当代の住持はかなりの年配で、沙羅がいたのはその年配の住持の先代が尼僧として沙羅に仕えていた時らしい。つまり沙羅は何十年も若い姿のまま生きている様子。
 沙羅が最初にこの寺に来たのは豊臣秀頼の娘が預けられていた頃だったという。沙羅は庭で舞の修業をしている若い能楽師を見かける。

 その能楽師は師匠の娘と交際しているが、定家という演目で式子(しょくし)内親王という役を演じることになり、この演技が師匠の合格を得られず娘との結婚も流れようとしている。
 二人は来夢来人にやって来て、内親王の心がわからない、と悩む。沙羅はホット・バタード・ラムというカクテルを出す。
 稽古は続くが師匠のOKは出ない。今度は能楽師は一人で来店し、どうしてもわからないと思い詰める。沙羅はソウルというカクテルを出す。

第45夜 放浪者
 時々来夢来人にやってきて、すぐに酔いつぶれて寝てしまう浮浪者風の客がいる。金も払わないので留衣が疑問に思うと、沙羅は一生分の飲み代をいただいているのでいいんです、と答える。
 留衣は街で偶然男がホームレスだと知るが、ひょんなことから彼と一緒に行動し、食事をおごってもらうことになる。彼はホームレスだが大金持ちらしい。
 彼は沙羅のリベンジというカクテルを何度も使っていて、今は4度目の人生らしく人生を達観してしまっている様子。その気になれば過去の記憶を使ってすぐに大金を作れる。
 沙羅に大金を二回目の人生の時に渡しているらしい。留衣を連れ歩いた彼は、ある女性と出会う。

第46夜 ヒーローの資格
 遊園地でヒーローショーの主役ヒーローの着ぐるみに入っている若者。劇団員だがなかなか芽が出ない様子。恋人もいるが結婚もできない。
 来夢来人にやってきた二人に沙羅はブラック・レインというカクテルを出す。恋人は職場の先輩にプロポーズされて迷っている。だが彼は子供のころからその主役ヒーローにあこがれていて、ヒーローショーからなんとかテレビシリーズに採用されたいと考えていて不安定な境遇をやめる様子はない。恋人は彼に見切りをつけて出て行ってしまう。
 沙羅はヒーローというカクテルを作る。

第47話 冤罪
 痴漢行為で警察に拘留された男性。無実だが警察に脅され、妻子のことも考えて罪を認めてしまうが、このことで会社をクビになり、近所の噂にさらされた妻子も出て行ってしまう。
 彼は俺は無実なんだ、と来夢来人で憤る。沙羅は追憶というカクテルを作る。

第48話 人情の息づく町
 建設会社に勤めて、町の再開発計画の責任者に抜擢された主任。だが住人は再開発に強く反対していて交渉は難航しそう。彼は競争入札の金額を決める立場だが、これに失敗すればリストラ対象になりかねない。他社の見積金額がわかればなあ、という彼に沙羅はスケルトンというカクテルを出す。

第49話 虎は死して皮を残す
 完璧主義の映画監督の助手をしている男性。撮影中の時代劇に印籠酒が必要だと言い出す監督を来夢来人に連れて行く。沙羅が出した印籠酒に監督は満足し、沙羅たちを撮影現場に招待する。監督に気迫が足りないとダメ出しされ続ける主演俳優を見かねて、沙羅はその場でアクトフォアというカクテルを作る。このため撮影は順調に進むが、最後に危険が伴う難題のシーンが残る。
 病気で余命いくばくもない監督は、このシーンを撮るために沙羅に代役を頼む。

第50夜 理想の伴侶
 区役所勤めの真面目で誠実な男性と結婚予定の女性。だがもっとふさわしい人がいるのでは、と思い結婚式が近付くにつれて憂鬱に。悩む彼女に沙羅はリヴァイヴというカクテルを出す。
 
第51夜 約束
 喧嘩で後ろからバットで殴られ怪我をしたプロボクサーと、難病で入院中だがいじめに遭っている小学生が同室になる。ボクサーはひ弱でいじめに逆らえないこの子にボクシングを教える。ボクサーは小学生に試合に招待すると約束して退院するが、彼は試合運びが荒々しくて敬遠され、相手が見つからない。
 なんとかして小学生に試合を見せてやりたいというボクサーは来夢来人でカミカゼというカクテルを教えられ、さらに沙羅がセトルというカクテルを作る。

特別読切 来夢来人
 週刊誌の連載を切られたばかりのフリーライター。何か新しいネタを、と思っているところで来夢来人の話を聞き、その店は大正時代から同一人物らしい女バーテンダーが経営していると聞く。そして客の願いをかなえるカクテルを出すとも。
 早速店にやってきた彼はブラッディ・メアリを出される。彼は試してやろうと俺を女にできるか、と沙羅に挑み、沙羅はレディ・ジョーカーというカクテルを作る。
 彼は女になり、沙羅は魔女だと確信し、さらに17世紀のフランスに沙羅らしい魔女がいたことを突き止める。彼は沙羅に記事にされたくなければカクテルの作り方を教えろと取引を持ちかけるのだが。

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