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漫画版「遊星少年パピイ(井上英沖漫画 吉倉正一郎原作)」⑪不死身の薬

2020/06/23 19:00 投稿

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・(1965/昭和40年)「少年」お正月増刊号ふろく「少年マンガブック」

 栗原化学研究所で、栗原博士と息子のマサルが何やら新しい薬を作っている。第一段階完成だ、と喜ぶ父子。そこに来客らしくノック。息子は友だちのパピイくんでしょう、と迎えに出るがやって来たのは二人のギャング。
 博士がすごい薬を発明したと聞いて奪いに来たらしい。ギャングは抵抗するマサルを殴って気絶させて博士を縛り上げ、博士がまだ実験のすんでいない未完成品だというのもかまわず薬を取り上げるとボスと呼ばれている方の男が手下にこの薬を注射してもらう。そうするとボスは不死身になるらしい。
 注射が済むとボスは不死身になるのは俺一人で十分だ、と二度と薬が作れないように実験装置を壊してしまう。博士はその薬は未完成品だ、きみは不死身じゃない、と叫んでも騙されんぞ、と聞き入れない。
 意識を取り戻したマサルがガラスの破片を投げつけ、これがボスの顔に当たるが全く傷が無い。ボスはこれを薬が効いてきたのだと思う。
 そこにパピイが訪ねてきて変身。ギャングはパピイをピストルで撃つが効果が無く、ギャングは窓から逃げ出す。追うパピイだが見失ってしまう。
 栗原博士はパピイに事情を説明し、あの薬は未完成なので72時間しか効き目がないのだと話す。完成させようにも装置を壊されてしまったと。

 ボスはアジトに戻り、ガン鉄という子分に自分を狙って銃を撃て、と命じる。ガン鉄はおそるおそるボスを撃つが何ともない様子。ボスは俺は不死身になったぞ、今に日本を支配してやる、と意気込む。

 パピイ、マサル、栗原博士は世界ロボット展示会に来ている。同じ著者の「サンダー7」なども展示されている。そこにあのギャングが現れる。ギャングはロボットのデモンストレーション会場に乱入し、いちばん強そうなロボットの操縦機を奪って暴れさせる。
 そこに変身したパピイが飛び出してロボットを倒す。逃げ出すギャング。マサルが呼んだ警官隊も駆けつけてボスは追いつめられるが、マサルの隙をついて人質にとり警官隊やパピイを牽制する。

 だがここで突然ボスの顔にガラスで斬られたような傷が浮き出て、さらに身体に銃で撃たれたような穴が開いてボスはその場に倒れて死んでしまう。72時間が過ぎ、薬の効き目が消えたのだった。

 栗原博士は不死身の薬は人類には早すぎたか、とつぶやく。

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 今回のタイトルは正式なもの。

 悪人のボスは名前もわからない。自分の身体で人体実験とは勇気があるな。

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