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漫画版「遊星少年パピイ(井上英沖漫画 吉倉正一郎原作)」⑧宇宙人デトラ

2020/06/02 19:00 投稿

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  • 遊星少年パピイ
  • アニメ
  • SF


・連載17回(1966/昭和41年)3月号
 吹雪の中、雪まみれになった男が山小屋のドアをノックして「おれだ、3号だ」と声をかけると戸が開いて、中にいた二人の男がまっていたぞ、よく来られたなと迎え入れる。
 3号が「2号はどうしたんだ」と問いかけると二人は顔を曇らせる。三人は2号を案じる様子で、やつらにヤラレタかもしれん、なんてぶっそうなことを言っている。
 そこに窓の外に人影が見えたので三人は2号と思って安心するが、人影は二人いる。これはおかしい。ピストルを出して警戒するが、やって来たのはスキーに来て道に迷ったパピイとリコだった。三人はそう聞いて緊張を解き、パピイたちを迎え入れる、
 リコがちょっと怖がっている様子なので三人は我々は悪人じゃない、秘密情報局Rの者だと秘密をダダ洩れする。そう聞いて驚くパピイ。
 四人でやつらの秘密基地に乗り込んで秘密をつかんだんだ、と秘密って言葉をどう思っているのか行きずりの子供にペラペラ喋る秘密情報局員たち。
 そこにこんどこそ本物の2号がやって来る。負傷している。
 2号は小屋に飛び込むなり「みんな逃げろ」と叫ぶ。敵を味方のところまで連れてきてしまったのか、それとも攻撃されることを知らせに必死でやって来たのか。ロケット弾による攻撃がはじまり、全員小屋を飛び出すが、2号はこときれる。さらに3号が敵の光線で倒れてしまう。バッファローみたいな戦車が攻撃してきている模様。
 パピイはぼくは関係ないぞと出ていくが、Rと一緒にいたなら生かしてはおけぬと攻撃され、助けようと飛び出してきたリコは崖下に落ちてしまう。パピイも転落しそうになるが崖のへりになんとかしがみつく。
 かんけいないこどもたちを、と憤る1号も吹き飛ばされて死亡。残った多分4号も倒れてしまう。
 バッファロー戦車の中からスパイダーマンみたいなマスクをした男が出てきておろかなRたちめ、みたいなことを言う。
 パピイは両手で崖につかまっているのでメタライザーが使えない。少し下にはリコが倒れているが雪のおかげで怪我は無い様子。
 そこにセスナ機が飛んできてパピイを銃撃。パピイはこれをかわすが、その拍子にメタライザーが首からはずれて木の枝にひっかかってしまう。そこに戻ってきたセスナがまたしても銃撃。

連載18回(1966/昭和41年)4月号
結局パピイはリコの隣に落下して気を失ってしまうが、スパイダーマンに起こされてリコと一緒に連行される。Rは全滅した模様。
 パピイは木に引っかかったメタライザーを取ろうと手を伸ばすが高すぎて届かない。するとスパイダーマンはあんなおもちゃを欲しがるとは子供だな、と親切にジャンプして取ってくれる。
 このスパイダーマンはデトラというらしい。テトラは大規模な基地にパピイとリコを連れて行き、博士みたいな男に脳波ヘルメットみたいのをかぶせてRとの関係をチェックさせる。



 関係無いと出たので部屋に軟禁。
 パピイを銃撃した飛行機が帰って来て、中から青年が出てくる。デトラはごくろうピーターくん、と声をかける。デトラが去るとピーターは博士風の男におとうさん、ここはもともと僕らの家なのだからデトラを追い出しましょうと持ち掛けるが博士はためらっている様子。
 その相談が聞こえたらしく、見張りのロボットがピーターを殴り倒す。

 パピイはメタライザーで牢を破り、見張りのロボットも倒して脱出。そこで博士とピーターの会話を聞く。どうもこの基地兼研究所はもともと博士とピーター父子のものだったが資金援助を申し出たデトラに乗っ取られ、博士もピーターもいち使用人のような立場に追い込まれているらしい。
 そういう事情だったのか、と理解するパピイとリコだが透明な筒が落ちてきてつかまってしまう。手が動かせず変身できない。すっかり知られてしまったようだな、クリフトン星のパピイくん、とデトラの声がする。

連載19回(1966/昭和41年)5月号
姿を現したテトラはロボットに筒ごとパピイとリコを運ばせる。乱暴はよせとピーターが止めるが、俺の命令でパピイたちを襲ったお前が言うのかと一笑にふされてしまう。
 博士が実験のチャンスが来ましたと報告にくる。
 テレビに土星観測ロケット打ち上げの様子が映る。秒読みがはじまるが、ここでデトラが命令するとペンシルロケットのようなものが飛び出して土星観測ロケットを破壊する。
 デトラはわれわれの特殊爆弾さ、とパピイに説明する。これを大量生産して悪い事をするらしい。テトラは地球人ではなく宇宙から来たらしい。
 ピーターがそんな殺人兵器の量産なんてやめてくださいおとうさん、と訴えるが博士は聞き入れない。
 パピイとリコは筒のまま牢屋みたいな洞窟に入れられる。

 ピーターはこうなったら、と特殊爆弾の試作品を盗み出し、パピイを監禁した部屋へ。この時博士がピーターをかばってデトラに射殺される。ピーターは爆弾ロケットの噴射炎で鉄の扉を焼き切り、筒も破壊してパピイを救出。パピイは変身して見張りロボットを倒し、リコも救出する。

 パピイとデトラの対決になるが、デトラはあっさりロケットに乗って自分の星に引き上げる。また戻って来るからパピイ、その時が勝負だと言い残す(結局再登場は無い)。

 ピーターはパピイとリコを連れて基地の中を出口まで誘導する。彼らが脱出してすぐ基地は爆発。礼を言うパピイにピーターはきみたちをたすけるのがぼくの義務さ、と返し、握手する。

ーーーーーー

 サブタイトルは私が勝手につけました。

 結局冒頭の秘密諜報員Rって何だったの?という印象。おそらく特殊爆弾による世界征服計画を探っていたんだろうけど、4人もいたのにあっさり全滅して何の役にも立たなかった。
 子供相手に秘密をベラベラ喋るようでは全滅しても仕方ない。

 パピイとリコが捕まった透明の筒はテレビアニメ版の37話「秘密捜査員アラン」でアタック星人が使ったのと同じような感じ。

 デトラはパピイのメタライザーを親切に取ってくれるのだがこの時点ではパピイがクリフトン人であることもメタライザーのことも知らなかったみたい。その割には突然クリフトンのパピイ君、と話しかけたりで首尾一貫していない。

 ピーターもいい人っぽく終わるけど最初は飛行機からパピイを銃撃している。

 デトラが何星からやって来たのかはよくわからない。

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