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漫画版「遊星少年パピイ(井上英沖漫画 吉倉正一郎原作)」⑥パピイ対パピイ

2020/05/19 19:00 投稿

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  • 遊星少年パピイ
  • SF
  • 漫画本


・連載11回(1965/昭和40年)
 テレビでも人気絶頂!!

 牧場の近くらしい崖のそばで夜空を見上げるパピイ。リコがおかあさんの事を思い出していたの?と聞いて来るが、漫画版ではこれまでパピイの母のことが話題になったことは無い。
 そこに光る人影のようなものが飛んできて、パピイたちを牽制するような動きを見せて飛び去って行く。パピイたちはリコ父が心配していると帰ることに。ここにはパピイが運転する車で来た様子。
 帰宅すると来客が待っている。黒山と白川という二人はブラック・アンド・ホワイトというロボット会社を経営していたがロボットの製造ラインが襲われた上、近々開催されるロボット展示会ではロボットともども二人の命を狙うという脅迫状が舞い込んできたとのことで、展示会当日にパピイに展示場に来て守ってほしいという依頼に来たのだ。
 パピイは快く引き受ける。そこに窓を破って飛び込んでくる光る人影。崖で見たのと同じものらしい。黒山と白川はこいつがロボット製造ラインを襲ったのですと証言する。パピイは相手を家の外に誘導して変身、立ち向かう。だが相手も強くてパピイとほぼ互角。ロボットらしい。ロボットは黒山と白川のテダスケヲヤメロ、と警告して去っていく。パピイは相手が電波のようなものを発していたのに気付く。

 ロボットは科学者らしい男がいる研究所らしい建物に戻る。男はロボットにテック、と呼びかけてテックが撮影してきたパピイの写真を使ってテックの外見をパピイそっくりに改造する。男はパピイそっくりになったテックをトランクに仕舞うと壁に張った写真に話しかける。
「おとうさん、いよいよです」みたいな。テックを作ったのはこの男で、テックは彼の命令しか聞かない様子。

 ロボット展示会当日。来客も大勢で盛況である。その人ごみの中でパピイに接近し、背中に銃を突きつけたのはテックのマスターみたいな男。男はパピイを薬をしみこませたらしいハンカチで眠らせるとパピイを車に閉じ込めて、代わりにトランクからパピイそっくりのテックを出してロボット展示場を襲わせる。大混乱になる会場。リコはパピイにどうしちゃったの、と呼びかけてやめさせようとする。

 そこに男が現れて黒山と白川に父の仇だ、と呼びかける。彼は赤木三郎と名乗り、父の五郎が作った会社を乗っ取って父を殺したのは黒山と白川だというのだ。

・連載12回(1965/昭和40年 )
 テレビでも大躍進!!
 リコはパピイに必死でやめるように呼び掛けるが実はテックのパピイはかまわずに赤木の命令通り黒山と白川をさらって飛び去っていく。ようやく目覚めたパピイが会場に戻ってくる。リコに話を聞いてそれはぼくのニセモノだ、と変身。
 テックパピイは警備員と戦っている。赤木のそばに連れてこられた黒山と白川は誤解なんだ、と赤木に呼びかける。
 赤木は今更何を、と聞く耳を持たずに偽パピイのテックに二人を殺させようとするが、本物のパピイが割って入りパピイ対パピイの戦いに。どちらが本物かわからず黒山と白川は戸惑うが、リコはメタライザーを使っているのが本物よ、と教える。
 メタライザーの光線が偽パピイに命中すると、テックの本体が現れる。逃げようとする赤木を黒山と白川は引き止め、彼の父親の死の真相を話す。

これは全くの事故死だったこと、二人は赤木博士を敬愛していたようで、二人とも博士の助手だったこと、だが息子の存在は知らされていなかったこと。だが博士の息子が現れたなら喜んで会社の社長の座は譲るという。
 赤木も誤解していたことに気付き、黒山と白川、パピイに詫びる。
 だが話を聞いていたテックはそんな弱い人間なんてボクのマスターじゃない、みたいなことを言って飛び去ってしまう。
 怪しい覆面の男がいいロボットを見つけたぞ、と飛び去るテックを見送っている。
 
・連載13回(1965/昭和40年)11月号
 テレビでも大躍進!!

 飛び去るテックをパピイが追うが、テックはビルを壊しながら逃げ回る。赤木の言うことをきかなくなったのは知能回路がわるいほうへ発達したためらしい。
 パピイは街中では被害が増すばかりだとテックを人気のない山岳地帯に誘う出す。
 覆面の男は車で山の中の洞窟に入るとエレベーターで地下へ。そこには某国の秘密基地がある。覆面はターバンをした首領という男にテックの事を報告する。

 秘密基地からテックの発する電磁網と同じ波長を発射すると、テックはこれにひきつけられる。これを止めようとするパピイ。テックを誘導電波から引きはがすがエネルギーが切れ、変身が解けて墜落してしまう。テックも墜落する。

 テックは山奥で暮らす老夫婦に助けられ、実の子供のようにかわいがられて巻割りや洗濯などを手伝うようになる。そこに某国の工作員がやって来る。

・連載14回(1965/昭和40年)12月号
 テックは様々な機器を備えた某国の工作員たちにつかまり、連れ去られてしまう。テックを助けた老夫婦が抗議するが蹴散らされる。

 一方墜落して気を失っていたパピイは目を覚ますがエネルギーが無くて困っている。そこで漫画では初めてクリフトンのエネルギー係(アニメとはかなり顔が違う)がエネルギー切れをっチしてエネルギーを送ってくれる。
 変身したパピイは工作員に銃で脅かされて逃げてきた老夫婦と出会い、テックが某国工作員につかまったことを知る。老夫婦の話で後を追い、怪しい車を発見。その車から発砲を受けたのでやっつけるがこれはオトリで、その間にテックを乗せたトラックは走り去る。
 そこにリコや赤木が乗った車がやって来て、リコからトラックとすれ違ったと聞いたパピイはこれにテックが乗っていたのだと確信する。

 テックは某国のアジトで構造を調査されている。電磁網とかいうもので身動きできない様子。同じロボットを作って大量生産するらしい。ここにパピイが潜入。発見されるがいろいろぶち壊して首領も倒し、テックを拘束していた機械も壊す。
 テックは自分を助けたパピイに素直に感謝して一緒に引き上げる。
 テックは赤木に断って、あの老夫婦のところで暮らすつもりだとパピイに話す。
 
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 4カ月にわたる連載。漫画版では初めてクリフトンのエネルギー係が登場。これまではパピイがメタライザーを空にかざしてエネルギーを補給していた。

 漫画版ではパピイの母に関する描写はこれまで無かったけど、今回は夜空を見上げて母を想う描写がある。このへんテレビと足並みを揃えたのだろうか。

 父親が五郎で子供が三郎という命名は何なんだろう。

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