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漫画版「遊星少年パピイ(井上英沖漫画 吉倉正一郎原作)」⑤巨大ロボット・ガビラ3

2020/05/12 19:00 投稿

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・連載8回(1965/昭和40年 少年6月号)
 6月3日よりテレビに登場

 三矢研三という科学者が、ガビラ3という巨大ロボットを公開する。
博士の息子、フジオはパピイやリコの友人らしい。



 博士はガビラ3はエネルギーが永久に続くとか海の中に島を作るとか原始林を平野に変えるみたいなことができます、と説明して平和利用のために作ったというのだが、水爆の百倍は威力がある核爆弾でもあるという。
 これに憤って殺人兵器だ!と怒る人や悪人に奪われたらどうするんだ、という人が出て博士は責められて会見は切り上げられる。

 フジオは自分の父親が悪人になったような気がして落ち込むがパピイとリコがなぐさめる。家にも帰らないと意地を張るが、博士が車でやってきて帰るように言い、それでもフジオが動かないので用心棒のような秘書のような男・ストロングに無理やりフジオを車に連れ込ませようとする。止めようとするパピイ。ストロングはパピイと対峙。落ちていた石を握りつぶすなど並々ならぬ怪力を示す。その間に博士が車ごと怪しい連中に連れ去られてしまう。

 パピイは変身して車を追い、車を持ち上げて博士を救出。博士をさらおうとした怪しい二人はストロングがやっつける。ストロングはパピイに君はすごいねえ、と感心して好感を持った様子。パピイのすすめもあってフジオは博士とストロングと一緒に帰っていく。その様子を木の上から見ている男がいて、めんどうなことになったとつぶやいている。まだ名前が出ていないけどキリトビである。

 キリトビはフジオに接近し、名乗った上でガビラ3を君は殺人兵器だと嫌っているんだろう、君の願いをかなえて海底に沈めてあげるよ、とフジオを誘い出し、フジオが博士の息子であることを利用してガビラ3をトラックで運び出す。キリトビはフジオをこれで世界平和のためになりますよ、君は正しいことをしたんです、と持ち上げる。そこに変身したパピイがやってくる。パピイはフジオを説得しようとするがフジオは応じない。キリトビがパピイと戦いをはじめ、その隙にガビラ3を海に沈めるように部下に指図する。トラックはキリトビ、フジオもろとも海中へ。

・連載9回(1965/昭和40年 少年7月号)
 TVでも大活躍!!
 海底には球状の頭に足を持ったタコみたいな特殊潜航艇がいて、トラックはキリトビやフジオごとこの中に吸い込まれる。追いかけて海に飛び込んだパピイはこれを追う。特殊潜航艇の持ち主はロボット魚を大量に放ってパピイを足止めし、この隙に逃げてしまう。
 パピイはエネルギーが残り少ないこともあって追跡を断念。一度浮上してクリフトンの方向にパピイと叫んでエネルギーを受け取る。漫画版ではパピイが要求するとエネルギーが送られてる様子。

 タコ型潜航艇は海底基地に到着。キリトビは総統という男にガビラ3を渡し、フジオにこの人がガビラ3を正しく使ってくれるよ、これで君のお父さんは悪人にならなくてすんだんだ、と言い聞かせる。




 パピイは三矢博士のところに戻って、博士やストロングと一緒にガビラ3奪還に船を出す。リコも同行。パピイと博士は船底から特殊潜航艇を発進させて海底基地に向かう。
 海底基地の総統は三矢博士には用がある、と潜水艇を基地に迎え入れる。

 総統は博士に自分の計画を話す。ガビラ3を使って三千年前に沈んだ大陸を浮かび上がらせて新大陸とし、そこに自分の国を建設するというのだ。またそのために邪魔な海底火山をガビラ3の力で消すのだという。嫌ならフジオを、と言外に圧力をかけながら博士にガビラ3の操作をするよう要求する。そこに海底火山の活動が活発に。パピイは変身して博士を抱え、フジオを探しにいく。それを止めようとするキリトビ。

・連載10回(1965/昭和40年 少年8月号)
 TVでも大活躍!!
 キリトビにこのままでは海底火山が爆発するぞ、お前も逃げるんだとパピイが言うとキリトビは素直に勝負はおあずけだ、と退散。総統は部下を見捨てて一人だけで脱出しようとする。パピイが総統の前に立ちはだかると、パピイを倒した奴は潜航艇に乗せてやる、と今見捨てようとした部下をけしかける。パピイは部下をけちらしてフジオを救出。博士も助ける。だが海底基地はあちこちにヒビが入って浸水してくる。
 博士はガビラ3を使って海底火山が爆発するまでの時間を稼ごうとガビラ3を起動するが、悪人のナンバー2みたいで海底基地を作ったみたいな男が共に滅びるのだ、と銃を向ける。
 パピイが飛び掛かって銃を取り上げるが男は落ちてきた瓦礫に埋まって絶命。
 パピイ、博士、フジオの3人は残っていた敵潜水艦で脱出する。

 海上ではストロングとリコ、ストロングが呼んだ巡視船が待っている。
その前に浮上して小物の悪人は捕まってしまう。
 総統の潜水艦はパピイの潜水艦に魚雷を撃って来るが、海底火山の爆発に巻き込まれて死んでしまう。離れていて無事だったパピイの潜水艦は無事浮上。
リコとストロングが待っている。

 三か月にわたるエピソード。この間にテレビ放送がはじまった様子。

 ストロングが漫画版ではじめて登場するが、プロレスラーという設定ではない。

 ガビラ3って起動はしたけど何にもしていない。海底火山で壊れちゃったんだろうか。
核爆弾でもあるという設定も必然性がよくわからない。

 クエークと入れ替わるように登場する漫画版のキリトビはアニメ版のような金の亡者という感じやサモシサが無くてイケメン度が高い。科学忍者ということも言っておらず、後の話でX星から来た宇宙人であるとわかる。
 漫画版のキリトビはものわかりもよくてパピイの強力な味方になったりもする。
 
 漫画版に特にサブタイトルは無いので私が勝手につけました。

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