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「キルジャーリ(プーシキン著)」

2018/12/12 19:00 投稿

  • タグ:
  • プーシキン
  • 新潮文庫
  • ロシア


・キルジャーリというのはトルコ語で勇者とか大胆な者とかいう意味だそうでこの小説の主人公の名前。ブルガリア生まれということになっている。
 ミハイラキというアルバニア人と組んで村を焼き打ちしたり、ギリシア独立運動に金儲けだけを目的に参加したりして負傷し、ロシアに拘禁されてトルコに引き渡される。
 彼は杭刺しの刑を宣告されるが牢番の7人のトルコ人に強盗時代に隠した金貨の隠し場所を告げ、お前らにやると言う。トルコ人たちはキルジャーリの両手を縛って道案内をさせ、指定の場所を掘り始めるが宝は見つからない。キルジャーリが俺に掘らせろというので縄を解く。
 土を掘るために半月刀も貸してやる。7対1だから安心している。突然キルジャーリは一人を刺し殺し、そのベルトからピストル2丁を奪って逃亡する。
 キルジャーリはいまもヤッスイ(現在でいうルーマニアにあった町)のあたりを荒らしまわっているという。

 比較的短くあっけない。解説によればプーシキンはこうした盗賊に関心を寄せていたという。

この本には他に「客は**家の別荘に」「エジプトの夜々」の2作が納められているけどどちらも未完作品ということで、舞台説明の途中で終わっていることもあって特に書くことを見出せない。どちらもクレオパトラに対する関心から執筆に至ったらしいがロシアの貴族たちの話になっているみたい。

これでようやく読み終わった。「スペードの女王」だけは有名ですぐ読めたけど、他は正直あまり読みやすくはない。ロシア文学上は非常に重要な人らしいけど。

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