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DVD「タオの月」メモ(ネタバレ)

2017/07/02 19:00 投稿

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 20年前の作品なのでネタバレします。
・谷啓さん演じるとある領主が、阿部寛さん演じる剣の達人にある刀を見せる。達人がその刀で岩に斬り付けると、なんなく岩を両断し、刃こぼれするもののすぐに再生してしまう。また、達人によれば斬った、という手ごたえもないという。
 そんな話をしているところに永島敏行さん演じる坊主がやって来る。この坊主はもと領主の軍師だったが、勝手にその座を捨てて山篭りしていたという。彼は筆で文字を書いて、その字を使った術を使う。
 二人は領主の命により、その刀の出自を探ることに。なんでも野伏りが持っていたものだという。ジツカガという名前が度々話題に出るが、どんな字なのか、人名なのか集団名なのかわからない。二人は手掛かりを求めて野伏りが出没する山へ向うが、途中彼らの方が蜂蜜取りの少女に野伏りに間違えられてしまう。この少女が吉野紗香さん。

 二人が月を眺めて酒を飲んでいた頃、少女は3人の人影が空から降りてきて斬りあうのを目撃する。2対1で戦っているらしいが、1人の方が強く、2人組の1人は斬り伏せられ、もう一人は斬られて崖から落ちる。勝ったほうも怪我をしている様子。この空から降りてきた女は三人とも森山祐子さん。ゼイラムの人ですね。
 倒れた一人に駆け寄った少女は、その女からよくわからない道具を託され、崖から落ちた仲間が生きていたら渡してほしい、と言い残した女は光となって消える。

 翌日、少女が渡された道具をいじっていると道具は音を発し、崖から落ちた女がその音を聞く。その音は野伏りの刀とも共鳴して彼らを引き寄せてしまい、少女は捕まってしまうが坊主と達人が助ける。
 野伏りの頭は榎木孝明さんで、何か空から降ってきた球を大事にしており、その球を包んでいた鉄で作った刀が例の刀らしい。刀はたくさんある様子。

 坊主と達人は、少女が野伏りに盗まれた短刀を取り返すという約束で、野伏りの砦に案内させる。坊主と野伏りの頭とは旧知の間柄らしい。
 彼らは野伏りに囲まれるが、少女が天から来た女に授けられた刻印を見て、頭は三人を客人として迎え入れる。

  達人は頭に、領主に力を貸してほしいと申し入れるが、坊主は頭を倒そうと考えている様子で二人の意見は合わず、その件は明日改めて、ということになって達人と少女は退室する。
 残った坊主は先にここに来たはずの兄弟子らしいジツカガという男の消息を尋ねると、お前が今酒を飲んだ盃がジツカガの頭蓋骨だ、と頭は答え、二人は術による戦いをはじめる。
 一方達人の方もすんなり返してもらえるわけではなく殺されそうになるが、相手の刀を奪って切り抜ける。その間、少女は自分の刀を見つけて取り戻す。この刀を巡って達人と少女はお互いの身の上を話す。

 天から来た二人の女は争い、一方が勝つ。彼女はマカラガというものを封じようとしているようで、倒された方はマカラガを使って故郷で革命を起こそうとしているらしい。こちらも死んだわけではなく、勝った女は相棒みたいなゴキブリみたいなAIに倒された女を治療するよういいつけて去る。このマカラガというのが野伏りの頭が持っている球で、隕石らしい。

 勝ったほうの女は野伏りの砦にやって来る。少女は預かったものを彼女に返し、死んだ女を看取ったことを伝える。
 そこに野伏りたちが襲い掛かる。戦っていたはずの頭と坊主も現われ、女、達人、坊主、少女と野伏りたちの戦いとなる。やがて頭と坊主の一騎撃ちとなり、頭は怪我をして血を流す。その血を吸った球は怪獣となり、頭をはじめ野伏りたちを喰らって成長する。残った野伏りたちは逃げ、達人や坊主、女と少女が怪獣と戦うことになる。
 女が言うには怪獣は不死で、彼女の星の武器なのだという。彼女は怪我をしておりそう言い残して光となって消える。少女が託されていた道具の音が怪獣を封じると聞いて坊主は立ち向かうが、坊主がやっても音は出ない。女に託された少女でなければ音は出ないのだ。

 怪獣は酒を飲んで眠ってしまう。そこに生きていた最後の女が現われる。彼女は少女が死んだ女の遺志を継いだものと認め、少女と協力して怪獣を封じ込めようとするが道具が野伏りの生き残りに奪われ、怪獣に食われてしまう。

 女が戦って時間を稼ぐ間、三人は野伏りの武器庫から火薬を持ち出し、それを坊主の術でぶつけて爆破する。
 だが怪獣は不死だけあってバラバラになっても再生する。一方こちらは達人にかばわれた少女以外は全員爆風で飛ばされて身動きできなくなる。
 ガレキに埋まった坊主が術を尽くして怪獣のカケラの中にあった道具を怪獣に追い詰められた少女のもとに飛ばし、少女が道具を鳴らすと、女神のような存在が現われて怪獣を封じる。
刀も一緒に消えていく。だが少女をかばった達人は命を落としてしまう。この道具の名前がタオだった模様。

 怪獣にエネルギーを吸われてミイラのようになっていた頭が甦る。坊主は心臓に手裏剣を受けてしまうが、頭を倒す。ふところに入れておいた兄弟子の頭蓋骨が彼の命を救う。

 怪獣が封じられた球は、生き残った女が決して二度と悪用はさせぬ、と言い残して天にのぼっていく。
 坊主は少女を送り届け、山へ戻っていく。

 一貫してこの手の特撮作品で人気もある雨宮慶太監督作品。出演者に知名度の高い人が多く、オープンセットなんかもちゃんと組んでいる様子でお金がかかっている感じ。

 阿部寛さんも若い。若い頃の阿部さんはけっこうこの手の特撮ものに出ている。今回は主人公格なのに死んでしまうとは。ゴジラに潰されて死んだこともあったけど。

 主演の吉野紗香さんはこのあとすごく人気が出たり、いろいろあって嫌われたりしたらしいけど私はその頃を知らない。今も芸能活動中で結婚もしている様子。
 森山祐子さんはシードコンタクトのCMで目の大きい人だな、と記憶にある。
 クノイチ忍法帳みたいな映画で舞台挨拶で見た事あるけど綺麗な人だった。今は特に本人のHPなどはなく、引退しているみたいなことも書いてある。

 ラスト近くに登場する女神みたいな女性はバスト丸見えで、AV女優さんとのこと。
雨宮作品ではいつものこと。

 そんなに出来は悪くないと思うけど、雨宮ファンじゃない人には受けないのかもしれない。

 これは映画館に行こうと思って行きそこなって、その後DVDを買ったけどそのままになっていた作品。20年たってようやく見ました。

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