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DVD スペイン製アニメ「キャプチャー・ザ・フラッグ」メモ(ネタバレ)

2017/06/11 19:00 投稿

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 紹介ページ。スペイン製のCGアニメで、NASAの宇宙飛行士が監修しているって書いてある。スペインでは高く評価され賞も取ったが日本では劇場公開されずDVDのみ発売。
 隠れた名作みたいに言われている様子。
http://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=25309

・エンジンとパラセールがついたサーフィンみたいのを操って(これの原理がよく理解できない。手で持ったパラセールをサーフィンに付いたエンジンの力で押しているように見えるのだが)、3対3で海上を走り回り、旗を奪い合う、という競技をやっている主人公。だが今日も負けて試合相手に馬鹿にされる。どうも連戦連敗中らしい。
 彼は家族と食事に行くが、彼の祖父と父はいがみあっており、祖父は決して同席しようとしない。父も祖父も宇宙飛行士だったのだ。だが現役の宇宙飛行士である父は宇宙開発計画の予算削減と延期でしばらく宇宙に出て行けてない様子。
 祖父はアポロ計画の一員で最後のミッションで月に行く予定だったが土壇場でクルーから外されたといい、祖父は家を出てしまう。その時から父と祖父はいがみあうようになったというが、父も祖父が何故メンバーから外されたか、家を出る事になったかは知らない様子。

 絶大な権力と巨大な財産を持つ、現大統領みたいな人物が、自分の父はエネルギー産業で大成功し、そのお金で月に行こうとしたがNASAに阻まれて月に行けなかったと逆恨みしており、父の代わりに月に行って無念を晴らす、と言い出したばかりか、NASAの月着陸はセットで撮影したニセモノだったと捏造した映像をテレビやネットで流し、当時を知らない世代にはそれが本当と思うものも少なからずいる様子。
 彼はその財力で宇宙船も完成させている様子。このまま彼の勝手を許せば、月面の月着陸の証拠を全部撤去した上で、自分が最初の月着陸者だ、月の資源・ヘリウム3は全て自分のものだ、と主張するのは明らか。
 これを聞いたアメリカ大統領とNASAはなんとしても防がねば、と計画を立てる。

 それは博物館のサターンVを突貫整備して宇宙に送り出す、というものだった。コマンダーは父だという。だがサターンVを動かせる現役パイロットはいない。NASAは引退した元宇宙飛行士たちに協力を求めるという。主人公はこの計画に祖父が参加してくれれば、父との和解のチャンスになるのでは、と祖父が暮らす引退宇宙飛行士シニアセンターへ。
 だが祖父はやはり気難しく、話をできずに引き上げる。

 だがNASAに祖父はやってくる。父の訓練教官として。

 一方大富豪は何をしてもいいので彼らを失敗させろ、と部下に命令を出す。
 着陸船の訓練中に妨害工作で燃料漏れが発生。脱出した父は足を負傷してしまう。計画は続行と決まるが父の月へ行くチャンスはついえる。父はこれを祖父のミスと考え、さらに仲が悪くなってしまう。

 大富豪はヘリウム3を使って新エネルギーを作り、そのエネルギーで世界を経済面から抑えると同時に武器としても使って軍事面からも支配しようとする。その武器のテスト中に側近の部下を間違って殺してしまうが、その下の人間に昇進おめでとう、と言うだけ。

 主人公は祖父も父も、月に行く予定が直前でだめになるのはうちの家系の呪いだ、これを僕の代で解かなくては、と宇宙船に密航すると決めて、冒頭のスポーツでチームを組んでいる友人二人に協力を求める。一人はちょっとデブのおたくっぽい男の子で、メカに強い。もう一人は口の悪い女の子。だが女の子は親が厳しくゴメンネとリタイア。

 男の子二人はパラセール付サーフィンで発射場に忍び込む。ワニに襲われて危うし、というところで女の子が助けに来て危機を脱する。が今度はデブの子が金網に引っ掛かってリアイア。彼を捕まえたのは祖父で、彼はアポロ司令船に孫が乗り込んでいると察して様子を見に行くが、主人公と女の子がカプセルにいるところを見つけて連れ出そうとしたところ、カプセルのドアが勝手にロックされ、発射体勢に入ってしまう。これも大富豪の破壊工作で、無人のロケットを打ち上げて壊してしまおうというものだった。
 そういうわけで祖父と孫、孫の彼女(と祖父がいうと二人はただの友だちです、と声を合わせて否定する)と太った子のペットのトカゲが月に行く事になる。父は地上でバックアップ
要員に。無重力状態ではしゃぐ主人公と女の子は勢いでぶつかり、キスしてしまう(これは事故)。

 一方大富豪も宇宙へ。ためらわずにアポロを攻撃する。小型ドローンでアポロの外壁を溶かそうとする。祖父は船外に出てこれを除去。だが腕に怪我をしてしまう。勝手に祖父を助けようと船外に出た孫を叱るが、命を助けられたと礼も言う。
 主人公は祖父に何故父といがみあったのかと聞くが祖父は答えない。

 一足先に大富豪は月に到達。ロケットはロボットに変形し、ヘリウム3採掘基地の建造をはじめる。

 こちらは月着陸船を分離。だが起動を外れていく。祖父の怪我をした手ではコントロールがきかず、孫に交代。さらにコンピューターがおかしいということで手動に切り替え。無事着陸に成功する。祖父はついに何十年か前に来ていたはずの月面に立つ。3人は月面車を組み立て、大富豪に奪われる前にとアポロが立てた旗の下へ。だが既に旗は大富豪のものに変えられていた。それどころか月着陸の痕跡は次々に潰されている。彼らは大富豪のムーンバギーから旗を奪うが、アンテナが壊れ地球との連絡ができなくなる。さらに祖父が月面車から落ち、相手に捕まってしまう。
 NASAではなんとか連絡をつけられるようにと検討するが手段がない。ここでデブの子が女の子のスマホにメッセージを送る装置を組み上げる。
 主人公は祖父を返してほしければ旗を持って来い、という相手の要請に応じ、相手の基地へ。祖父は戻るが旗は取り返されてしまう。大富豪は主人公たちをもう用がない、と殺そうとし、世界中を騙したことを偉そうに自慢そうに話し続けるが、女の子のスマホで地球に生中継されていた。地球の人は大富豪のウソに気付く。
 大富豪はバレても3人の命を狙い、祖父は子供たちを逃がして基地の中に取り残される。ヘルメットにヒビが入り、酸素も残りすくない。祖父は自分が月へ行けなくなった理由を語る。それは父も知らない事実だった。祖父の月への道を断ったのは父の水ぼうそうだったのだ。
 子供に持ってはいけない、お前のせいで、という感情の芽生えを感じた祖父は、その感情をこれ以上大きくしないために自ら家を出て、父との会話も絶ったのだった。

 なんとか祖父を救出し、逃げようとする一同。大富豪が繰り出すマシンに追われ、祖父は月面車で、子供二人は月面をサーフボードで逃げる。二人は大富豪のヘリウム3採掘基地に飛込み、これを追ってきた大富豪を自滅させる形で基地を破壊する。この時二人はヘルメットごしにキスをする。これは事故ではなく約束。

 元通りに旗を月面に立て、アポロは地球へ帰還。主人公の父と祖父のわだかまりもようやく解けた。家に内緒で出て来てしまって家族に怒られる~と気にしていた女の子も家族が総出で迎えに来ている。軍人の家系らしい。


 悪役側はAIロボットやアンドロイド、自動工場まで月面で作り出す超科学を持つのに対し、主人公側はアポロの技術をリアルにCG化する技術ギャップでツッコミどころ満載なんだけど子供向けでもありそれを言っちゃあ、という感じ。
 そう思って見るとかなりよく出来ている。
 エンドロールあとの最後の映像は蛇足かな。

 宇宙好きな人はレンタルなどにあれば見る価値はあるかも。どうしてもキャラがディズニーの亜流に見えちゃうが、スペインも侮れないな、という感じ。
ユーチューブの予告ページ。
 https://www.youtube.com/watch?v=-aYVRHbA9P8

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