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「ポッピンQ」紹介と感想

2017/01/07 19:00 投稿

  • タグ:
  • ポッピンQ
  • 東映
  • アニメ
公式サイト。
http://www.popin-q.com/

監督のツイッター。
https://twitter.com/naokin_q?lang=ja

・東映アニメーション60周年記念作品ということなのだが、ネットで検索すると「大コケ」
みたいな情報もある。
 客観的なデータを持ち合わせているわけではないので、そのへんはよくわからないけど、
自分で観に行った限りではそんなに出来が悪いとは思わなかった。

 これが既に知名度のある、セーラームーン(あまり観たことない)とかプリキュア(ほとんど名前しか知らない)とか、あるいはドラえもん(劇場版は全然観たことない)とかの劇場版であればこのストーリーでもそこそこのヒットはしたように思うのだが、オリジナルだから当然なんだけどキャラクターにも作品世界にも知名度が無いので、いちげんさんを引っ張り込む魅力には欠けていたのかな。
 
 映画館での予告は何度も見ていたのだけど、それでどんな話か、というイメージがさっぱり浮かばなかった。女の子たちが異世界に行って、ダンスで世界を救う?みたいな話らしいのだが。

 背景はしっかりしているし、モーションもよく動いているし、二頭身キャラはそこそこかわいいし、女の子キャラもそこそこ描き分けられているし、声優さんが下手なわけでもないし、とりたてて欠点も見当たらないのだが、その欠点の無さが欠点だ、と禅問答みたいに言われればそうかも、と同意してしまいそうな。なんとなく、どこかで見たものの寄せ集めっぽく感じてしまって、良くも悪くも個性が無いというか特徴が無いというか優等生すぎるというか。

 主人公の女の子たちは中学3年生という設定だが、実際の女子中学生が好む内容なのかよくわからない。小学3年生くらいの方がこの内容だと良かったように感じるが。見に来ているお客さんには結構女の子や親子連れもいたのだが、小学生低学年くらいの子が多かった。

 最終的にはスラリとした衣装になるのだが、途中で何故かボーリングのピンのような、あるいはペンギンのような、身体のラインがまったく見えない衣装に着替えたりする。こういう衣装も子供の方が喜ぶだろう、と思う。

 忙しい人のために簡単に説明すると、中学の卒業式を控えた女の子が5人いて、それぞれ鬱屈を抱えている。一番スポットが当たる主人公格の子は陸上選手だったが、ライバルに一度も勝てないまま卒業することに。最後の勝負にはレース中の怪我で負けたらしく、怪我さえ治れば、と思っているがもう在学中には勝負の機会は無い。
 ピアノが得意な子、合気道が得意な子は、いつの間にかプレッシャーの方が強くなって、レッスンや稽古が以前ほど楽しくなくなっている。成績が抜群にいい子は、人付き合いが苦手。そして艦これの初雪みたいな引きこもりっぽい子は、ダンスが大好きだったが今は誰とも打ち解けない暗い性格になっている。
 その子たちが何かガラスのカケラみたいなものを拾ったことをきっかけに異世界に迷い込む。そこにはポッピン族という二頭身キャラがいて、漢字はわからないけど「ドウイタイ」という一心同体みたいなガイドみたいなキャラが一人に一体ずついて、世界が壊れかけているのでおまいら5人が息を合わせて上手くダンスを踊れば世界はまた元通りになる、みたいなことを言われて、最初は反発するが(特に陸上の子と成績のいい子が反発する)わりと素直に仲良くなってダンスする。そこに至るまでに悪役ぽいキャラが何段階かにわたって登場、襲ってくるが、何人かさらわれたりはするものの特に誰かが犠牲になるとかいうこともなく倒していく。初雪みたいな子は最後までなかなか仲間にならないで途中で敵に回ったかのような動きもするのだが。

 タイトルの意味がよくわからないのもちょっとマイナスだったようにも思うけど、ポッピンという異世界の種族名に、クインテット(5人組)の頭文字、Qを足したものみたい。

 それぞれの子供たちが、自分たちを縛っているこだわりを克服しながら先に進む、という感じになっていて、「自分を変えられるのは自分だけ」というとても前向きなメッセージもあって、子供向け作品としては十分及第点だと思うんだけど、何で受けないのか、というと健全すぎるからなのかな。

 ポッピン族の女の子がいて、この子は何らかの理由で口がきけなくなっている、という設定なのだが終盤いきなし喋る。何故口がきけるようになったのか、そもそも何故口がきかなくなったのか、よくわからなかった。

 主役5人はエンドロールによれば一人一人モーションアクターをたてて、モーションキャプチャーしてダンスシーンを作ったようですごく良く動いているのだが。3DCGなのかもしれないけどそこまではよくわからなかった。

 中学校はみんな別々でもちろん互いに面識も無いのだけれど、これは高校生になって同級生として出会う、みたいなラストになるのかな、と思ったら特にそんなこともなくエンドロール終わって真っ暗になったので違ったか、と思ったらまさにそんな感じの予告がはじまりましたが、いつ公開とかは無かったのでこのままだと没になってしまうのかも。

 宣伝が不足しているわけでもなく、出来が極端に悪いわけでもなく、このまま低評価なのはなんだか気の毒のような気もするのだが。ちょっとしたきっかけで大化けしそうな雰囲気もあるんだけど。どんなきっかけか、と言われても具体的には思いつかないけど。
HP見るとイベントとかコラボ企画とか、本当にそちらの面もいろいろ工夫して頑張っている感じで不憫なのだが。

 こんな入場者プレゼントをもらいました。卓上カレンダーといっていいのかな。
 





 

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