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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION4 狼と人とそーなのかー

2015/08/11 17:32 投稿

コメント:1

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 翌朝、ジャンケン・ジョニーと飼育好男は霊夢に見送られながら博麗神社を後にした。飼育メーンの背には大きなリュックが、ジャンケンちゃんの頭にはルーミアが、一匹と一人はそれぞれ荷物を抱えていた。

「もふもふなのか―」
「いや―、気に入られてるね、ジャンケンちゃん」
「イエス、メッチャモフモフサレテマース」

 ジャンケンちゃんは半ば諦めた様子で飼育メーンに返答した。対するルーミアはジャンケンちゃんの頭にしがみついて、うとうとと、気持ち良さそうにしていた。
 事の始まりは昨晩、昼間から酒を煽り、夜に目覚めてしまったジャンケンちゃんと飼育メーンが、縁側で季節外れの月見をしていたところから始まる。

――――――――

「そーなのかー」

――――――――

 と言った経緯である。
 それはさておき、これからメンバーを探しに行くに当たり、飼育メーンは人里で留守番してもらうことにした。MWAMのメンバーならまだしも、飼育は唯の人である。更にはMWAMの裏方として何があっても欠くことが出来ない親友でもある。何かあっては困る。勿論それ以外にも人里を目指す理由はある。

「マア、人里ニ行ケバ、大抵ノ情報ガ揃ウデショウシ」
「そうだね、もしかしたらもう、メンバーの内の一匹はいるかもしれないし」
「イエスイエス」
「なのかー……」

 常闇の妖怪は、朝はおねむの時間らしい、ジャンケンちゃんにしがみついたまま眠ってしまいそうだった。

「寝ちゃいそうだね―、静かにする?」
「歩イテ一日カカルソウデスシ、ソコマデ静カニシナクテモ良インジャナイ?」
「なーのーかー……」

 そうこうしているうちにルーミアは眠ってしまったようだ。その愛らしい寝顔からは、とても人食い妖怪だということを想像できない。

「妖怪っていろいろあるんだね、まず妖怪に見えないもん」
「人間ダッテ色々イルジャナイノ」
「それもそうか」

 他愛のない会話をしている最中、ルーミアの口が唐突に開かれた。

「むにゃ、いただ―きまーすー、なーのかー……」

 その大きく開かれた口は、何の躊躇も無くジャンケンちゃんの頭にかじりついた。

「オーウ!! Sit!! 痛ッタ!? 何ガ起キタノ!?」

 その様子に飼育メーンは腹を抱えていた。やたらとやかましい笑い声だった。

「ジャンケンちゃん、噛みつかれてるよ! 狼が少女に噛みつかれてるよ!!」
「ヘイ、ルーミア! 降リナサイ! 痛イヨ! スッゴク痛イ!!」

 その後、ルーミアは不機嫌そうに眼を覚まし、ぶつくさと文句をたれながら歩いたそうな。

janken side MISSION COMPLETE... to be NEXT MISSION!!

コメント

デコイ二等兵 (著者)
No.1 (2015/08/11 17:39)
という訳でジャンケンちゃんサイドは一旦終了。本当はもう一話かこうかと思ったんだけど、長くね?ってことで無理やり区切りました。さて、次回はだれが幻想入りするんでしょうねえ……。
夜勤つらいです……。特に夜勤明けの休日が……。それでも書くんやでえ! 気が向いたときに!!
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