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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION25 DJサンタモニカ&スペア・リブ

2017/02/13 00:34 投稿

コメント:3

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妖怪の山から、文に抱えられて人里へと飛ぶ狼サンタモニカは、後頭部に当たる柔らかいたわわと、わきの下が占められる痛みと格闘していた。

(ワキノシタガ痛イ、文チャンノ腕ガ思ッタヨリモ細イカラ食イコム……)
「そろそろ着きますよ、お仲間がいると良いですね」
(早イナア、マダカップ麺クライノ時間シカタッテナイヨ)

 おそらくかなりスピードを抑えていただろう、かなり加減しているのが感じられていた。それでも、ものの数分で付いてしまうあたり、全力で飛べばどれだけ速いのか、想像に難しくない。そうこうしないうちに、人里の出入り口に降りた。

(オオ、ハヤイハヤイ)
「さて、それでは早速人里の中へ行きましょうか!」

 文の後ろをついて行くサンちゃん、入った途端に里の人々から一斉に視線を浴びる。奇異の目で見られることは慣れっこだったが、この時ばかりは違った。何か待ち望んでいるかのような、期待に満ちた目をしているのが多かった。イベントやライブ以外でこんな視線を浴びることはあまりなかったのだ。

(アレ? ナンカ珍シイ目デ見ラレナイナ、ナンデダロ?)

 不思議に思っていると、気さくそうな一人の青年が語りかけてきた。

「よう、リブ! 今日は太鼓叩かないのかい?」
「? その方はサンタモニカさんですよ? 狼違いではないですか」

 訂正する文。しかしリブと間違えるということは、この人里にスペア・リブがいるということだ。

「え? そうなの?」

 頷くサンタ。

「なんだ、違うのか、じゃあお仲間か何かか?」

 もう一度頷くサンタ。

「サンタさんのお仲間さんを知っているんですか?」
「うん、太鼓の九十九神と殆んど毎日太鼓叩いてるよ」
「おお! 本当ですか!? これは耳よりな情報ですね!」

 確かに耳よりの情報だ。もしかしなくても今日中に合うことが出来る。再開したら何を話そう。何処から話そう。そう思っていると、文が更に聞き込みを続けた。

「因みにそのリブさんは普段どのあたりで演奏していますかね?」
「リブかい? リブは普段寺子屋の辺りで演奏してるよ。もしかしたら今日も見れるかもね」
「寺子屋ですか。ありがとうございます。ではサンタさん、早速向かいましょう!」
(Yes!)

 サムズアップをするサンタ。二人はそのまま寺子屋に向かって歩き出した――。

 その頃、寺子屋傍の慧音宅では、リブは数泊数食の恩義として、薪割りをしていた。鉈が薪を叩き割るこぎみ良い音が家の中に響き渡る。黙々と薪を割るリブのもとに慧音が歩み寄る。

「どうだリブ殿、薪割りは進んだか……、言うまでも無いな。これだけあれば2週間弱は持つな。本当にありがとう、助かったよ。おかげで仕事が捗ったよ」
(気ニシナクテイイニク。ソレヨリモ仕事ガ進ンダナラ良カッタニク)

 ハンドサインで軽く片手を振るとそのままサムズアップで答える。

「さあ、薪割りはその辺にして片付けようか。夕食の買い出しにも行かねばいけないからな」

 こくりと頷くと片付けを始めるリブ。取り合えず慧音の見よう見まねで、薪置き場に薪を重ねていく。二人で片付けたため、30分とかからずに全ての薪を片付け終えた。鉈も鞘に納めて慧音に渡すと、全ての作業が終わった。あとは晩飯を食べてお風呂に入ればおしまいだ。

「よし、薪割りも教師としての仕事もひと段落したし、晩御飯の買い出しに行くか!」

 そう言い放ちリブを引き連れて玄関の戸を開ける慧音。開けると少し先に新聞記者がいた。

「何の用だ新聞記者? 内にネタになるようなものは無いぞ?」
「いえいえ、こちらに狼頭人身の外来者が住んでいるとか聞きましてね? 真実を確かめるために確認に来たんですよ」
「何だそんなことか、だとしたら何だ? 私はこれから夕食の買い出しに行くんだ取材なら又後日にしてもらえないか?」
「いやー、それがこちらも似たような方を見つけましてね? もしかしたらお仲間なんじゃないかな? と思いましてね?」
「似たような方?」
(似タヨウナ方? ヒョットシテジャンケンチャンニク? ソレトモタナ輩カサンチャンニクカナ? ボイタンカモシレナイニクネエ)

 慧音のすぐ後ろで話を聞いていたリブは、ひょっこりと顔を出すと、同じく文の後ろからひょっこりと顔を出したサンタと顔を合わせる形となった。

(オ、オオ、オリブ!!)
(ア! サンチャンダニク!)

 久々の再開? にはしゃぐ2匹。その姿にニコニコとほほ笑む文。最初は戸惑ったものの、直ぐに理解し、ニカッと笑顔を見せる慧音。

(ト言ウカ何処ニイタニク?)
(山ニアル神社デ三日三晩酒飲ンデタヨ。後モグラト熊ノモンスターモブッ倒シタヨ)
(マジニクカ。リブモ此処ニ来タ時ニヨクワカンナイ化ケ物倒シタニク)
(マジデ!? モシカシテ此処ッテデンジャーナ所ナノカナ?)
(多分デンジャーニクネ、デモ此処ガ一番安全ニク)
(ソウナノカ、他ノメンバーモ無事ダトイインダガ……)
(大丈夫ニク、僕タチハMAN WITH A MISSIONニク。ソンナ簡単ニハクタバラナイニク)
(ソレモソウダナw)

 何を話しているのかは分からなかったが、仲間にあえて安心していることだけは伝わり、ほほえましくなる慧音。嬉しそうなため息を吐きながら、つぶやいた。

「やれやれ、今日は4人分の夕食を用意せねばなるまいな」
「あや? 4人と言うことは私も入っていますね?」
「ああ、そうだが? 嬉しいことは共有した方がいいだろう、それともいらないのか?」
「いえいえ、滅相もございません。ありがたく頂かせてもらいます」

 その日の慧音宅での夕食は一層にぎやかだったそうな。そして、リブとサンタモニカの仲間が他に3人いること、紫からのMISSION?で幻想郷に来たこと、幻想入りする場所も日にちもバラバラであることが発覚し、その情報は文のおかげで人里に伝わった。

to be NEXT MISSION!!

コメント

デコイ二等兵 (著者)
No.1 (2017/02/13 00:47)
お久しぶりです。ウp主です。最終回の構想が出来ました。まだまだ先の話ではありますが……。そして途中は決まってません。しかし、最終回(ファイナルシーズン)の都合上、もう1バンド幻想入りさせる必要が出てきてしまいました。バンド自体は決まっているのですが、良いのでしょうか?重要なサブキャラ的なポジになってしまうのですが。叩かれないことを祈りましょう。まあ良いんだけどね叩かれても。へこむだけだし……。
最近、うp主の中でモンパチが熱いです。アルバムとシングル全部欲しいです。DVDも全部。ゆっくりそろえることにします。
      ついったあ@foolboyDECOY
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いささ
No.2 (2017/02/15 14:04)
ついに合流が始まりましたね
5人そろったら魔法の森でEmotions歌ってるところを魔理沙に見られたり小町と生死をかけてチェスしたり正邪とRaise your flagを歌ったりするんでしょうかwww
デコイ二等兵 (著者)
No.3 (2017/02/20 21:15)
いさささん>>コメントありがとうございます!
どうなんでしょうね、そこまで細かくは作っていないので、でも小町とチェスとか正邪と歌ったりするのは想像してなかったwww
でもありそうですねwww
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