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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION16 狼と烏の珍道中?その2

2016/06/07 03:50 投稿

コメント:1

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モグラゾンビを倒して、さらに藪を歩き続けること10数分。ようやく守矢神社へと続く参道へ到着した。

「いやー、驚くほど何もなかったですね、非常にネタに困る移動時間でした……、さて、ここからは気を取り直して、ではサンタさん! インタビューを受けてもらいますからね!」
(ソウイエバソウダッタナ、ナニヲ聞カレルノカナ)

 当たり障りのないことを聞かれるのだろうとか、よくあるその頭は暑くないんですかとか、そんな質問を想定してか、特に身構えることなくテキトーに答えようと思っていたが、全くもって想定していない質問が飛んできた。

「ズバリ、幻想入りしたのは紫さんのスキマでしょうか? それとも外界から忘れ去られたとかですか?」
(……ドウイウコト? 幻想入リッテ何サ? ソウダ、ソウイエバ此処ハ何処ダヨ。タナカハ? ジャンケンハ? カミカゼニオリブハ何処ダヨ)
「ああ、喋ることができないんでしたっけ、どうぞ、紙とペンです」

 文から紙とペンを渡されたサンタモニカは、迷うことなくペンを走らせた。

『此処ハ何処ナノ? 幻想入リッテ何? 仲間ハ? スキマッテ何? ユカリッテ誰?』

 その文面を見せられた文はサンタモニカを落ち着かせるように話し始めた。若干得意げに説明を始めたのが少しウザかったが、気にしない。

「落ち着いてください。 現状を全く把握出来ていないようなので説明せていただきますね。 まず、ここは幻想郷と言って、結界で隔離された場所です。 そしてあなたのように幻想郷の外の世界から来た人や物を”幻想入り”というのです。 つまりあなたのような人を幻想入りといいます。 ここまでは理解できましたか?」
(海外旅行ミタイナモノカ)

サンタモニカは頷くと、再び紙とペンを拝借し、次の質問を書き連ねた。

『俺ノ他ニ仲間ガ四匹イルンダガ、行方ヲ知ラナイカ? ソレト、ユカリトスキマノ事ヲ知リタイ。 簡潔デイイカラ』
「仲間ですか、残念ですがお仲間のことは存じ上げていないですね、ですがまあ、そのうち会えるでしょう。 仲間がいると言う事は、もしかしたら一緒に幻想入りしているかもしれませんしね。 後は、紫さんとスキマについてですね、まずスキマとは、紫さんの能力で、境界線を操ったりどこか遠くに一瞬で行き来ができる、大変便利な能力のことですね。そしてその能力の使用者こそが、幻想郷の賢者にして現在の幻想郷を築き上げた張本人、八雲紫その人です。簡単に言うと胡散臭い人です」
(ト言ウ事ハ、ソノ紫ト言ウ奴ガ俺ノ昼寝ノ邪魔ヲシタノカ。ミンナニハ又会エルカモ知レナイカラ、ソッチハ大丈夫ダガ、面倒クサイ事ニナッタ)

 仲間に会えるかもしれない事が確証出来た訳ではないが、可能性があることが分かっただけでも良かった。その辺をほっつき歩いていればそのうち会えるだろう。第二次世界大戦の時もそんな感じだった。昔からそうだったMAN WITE A MISSIONとはそういうものだ。

「落ち着きましたか?」

 文が、サンタモニカのウルフフェイスを下から覗き込むように様子見た。かわいい。

(アア、大丈夫ダ)

 サンタモニカはもう大丈夫だと頷くと、文はならばよろしいと言わんばかりの笑顔で次の質問へと移った。

「では気を取り直して、次の質問です! あなたは外の世界でどのような活動をしていたのですか?」
『最初ハ色々ト悪サバカリシテイタヨ、ソレコソ窃盗ヤ人殺シナンカモ日常茶飯事ダッタ、怒ラレテ南極ノ氷ニ閉ジ込メラレタケド、ソノ後ハ今モダケド、音楽活動ヲシテイルヨ、コウ見エテモ人気アルンダゼ』
「ほうほう、外の世界でも人気の狼ですか、ていうか最初がやけに物騒ですね……」

 そんな感じで筆談交じりのインタビューはどんどん進み、あっという間に参道を登り、大きな鳥居の前で立ち止まった。

「あやや、もう着いてしまいましたか。では、インタビューは一旦お休みと言う事にしましょう」

 そう言うと、文は神社の方に走って行った。人を呼びに行ったのだろう、人が来るまでの間、少し小休止させてもらおう、そう思い、サンタモニカは石段に腰を掛け、ふう、と一息ついた。


to be NEXT MISSION!!

コメント

デコイ二等兵 (著者)
No.1 (2016/06/07 03:54)
転職したいでござるうううううううううう仕事辞めたいでござるうううううううううううううううううううう
そんなことはさておき、珍道中と言いつつ珍が一切ないまま終わっちゃいましたよ、珍が
MWAMを聞かずにローリングストーンズを聞きながらこの話を書いたのはここだけの秘密
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