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東方WITH A MISSION~狼達が幻想入り~ MISSION13 狼と魔女

2016/05/27 03:04 投稿

コメント:1

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館の修繕をレミリアに言い渡されたカミカゼボーイだが、ものの数分で修繕は終わった。館のどこかにあるらしい図書館から、一人の女性がやってくると、ボロボロだった壁や床、フランの部屋に至るまで、綺麗に修繕されたのだ。

(「゚Д゚)「「サッキモ思ッタガ、ココノ世界ハファンタジックスギルゼ」
「あら、あなたもそのファンタジック側の生き物なのに、何を言っているのかしら」

 カミカゼの独り言に答えた少女の名はパチュリー・ノーレッジ。この館の主、レミリア・スカーレットの友人だそうだ。かなり病弱に見えるその容姿は、普段から日の光を浴びずに引きこもっていることが一目で見て取れた。

(「゚Д゚)「「チャント外ニ出テルノカ? 顔色ガヨロシクナイゾ」
「喘息であまり動けないのよ、それに髪が痛むわ」
(「゚Д゚)「「知リ合イニ喘息デ歌手ヲヤッテイル人ガイルゾ、ソレニ日光浴程度ジャハゲルワケガナイ」
「喘息で歌手ってすごいわね、って言うか、日光浴でハゲないことぐらいわかってるわよ、なんでハゲまで持って行ったのよ」
(「゚Д゚)「「ナントナクダ」
「質の悪い狼ねあんた」
(「゚Д゚)「「ソウカ? マア、気ニスルナ」
「まあいいわ。それで、あなたがレミィの言っていたお客さんね、カミカゼボーイと言ったかしら」
(「゚Д゚)「「アア、ソレデ合ッテイル」
「そう、さっきも言ったけど、私はパチュリー・ノーレッジ。パチュリーでいいわ」
(「゚Д゚)「「俺ノコトモカミカゼデイイゼ」
「わかったわ、それじゃあカミカゼ、いつまでかはわからないけど、これからよろしくね」
(「゚Д゚)「「アア、ヨロシクナ」

 互いに挨拶も終わったところで、館の修繕も終わったかと思いきや、どうやら綺麗になったのは壁や床の傷や汚れだけで、その辺に散っていた瓦礫や埃はそのままになっていた。

(「゚Д゚)「「アレ? ゴミハサッキノ魔法ミタイニ消サナイノカ?」
「ああ、これ以上やると喘息の発作が出そうだから、後はお願いね」
(「゚Д゚)「「……、コレノタメダケニ俺ハ呼ビ止メラレタノカ……」
「そういうこと、ああ、そうだ、図書館に戻る前にお願いがあったのよ」
(「゚Д゚)「「……? オ願イ? ナンダ?」
「その……、撫でてみてもいい? すごく気持ちよさそうで」
(「゚Д゚)「「……」
(「゚Д゚)b

 カミカゼは無言でサムズアップをした。そのサインを見た瞬間、魔女は天使のような笑顔を浮かべ、トテトテと小走りして近づくと、まるでペットショップの愛玩動物を愛でるかのように、カミカゼの頭を撫でに撫でた。

(「゚Д゚)「(アア、コイツハ気持チヨスギルゼ、コノ後ノ掃除モ頑張レルナ)

 20~30分程だろうか、頭の隅から隅まで撫で繰り回されたカミカゼはどこか満足げな表情をしていた、筈。表情が読み取りずらいが、撫でられていた頭をパチュリーに押し付けていたから、間違いなく満足していただろう。対するパチュリーは、大いに満足したのだろう。まるで温泉にでも入ったかのようにほっこりとした表情を浮かべていた。
 心の底から満足できたのだろう、図書館に戻っていく後姿は、どこかフワフワとしていた。いや、実際に浮かびながら戻っていったのだから、本当にフワフワしていた。

(「゚Д゚)「「サア、瓦礫撤去開始ト行コウカ」

 作業開始から一時間弱、門番の美鈴も手伝ってくれたからか、思っていたよりもかなり早く終わった。撤去後、美鈴からも頭を撫でまわされたことはまた別の話。


KAMIKAZE side MISSION COMPLETE... to be NEXT MISSION!!

コメント

デコイ二等兵 (著者)
No.1 (2016/05/27 03:11)
今回はチョット短いな……。まあいいや。
とにかくこれで三匹目。後はサンちゃんとおリブ。どこに行くんでしょうねあの二匹は。
てか、自分で書いておいてあれだけど、カミカゼいいなあ、パチェと美鈴に撫でられて、俺も撫でられたい!撫でられたいよう!特に美鈴に!美鈴、俺も撫でてくれ!ちょっとハゲてるけど……撫でてくれ!撫でてくれーーーーーーーー!!!!!!
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